2017NBAドラフト1位指名候補マーケル・フルツ。開幕戦で30得点もチームは敗退。
ノースカロライナ州立大のデニス・スミスJR、カンザス大のジョッシュ・ジャクソン等と並び、来年のドラフト1位指名の有力候補に挙げられているワシントン大のマーケル・フルツ。
ワシントン大は開幕戦でイェール大と対戦。
下馬評ではワシントン大の有利だったが、3PTが続けて決まったイェールが10-4とリードを奪う。
そのままリードを広げられ前半終わりで49-35。
後半も中々リードが縮まらない中、フルツが6連続得点を含む猛攻を見せ残り5:32には77-73の4点差に追いつくが、それ以上点差を縮めることが出来ず、98-90で試合終了。
最後まで攻撃の手を緩めなかったフルツは30得点の活躍を見せたが、チームの勝利には繋がらなかった。
SNSではベン・シモンズの二の舞との声も。
フルツ個人のスタッツを見れば30得点7リバウンド6アシストと文句の付けようの無い活躍。
フルツがカレッジのトップレベルの選手であることに疑いの余地はない。
しかし、チームではイェールがリバウンドを42-29と制圧しTOもたったの7本。
バックドアやスクリーンプレーが綺麗に決まり、アシストでも20-10と差がついた。
58.9%と高いFG成功率を残したが、シュート本数で71-56で劣り、FT本数も34-26ではワシントン大の完敗だった。
今年のドラフト1位指名だったベン・シモンズも個人としては圧倒的な成績を残したが、チームの勝利には繋がらず、NCAAトーナメント進出を逃した。
SNSでは、フルツもシモンズに続き、NCAAトーナメントに出場せずにドラフト1位指名を受けるのではないかとの声も上がっている。
ワシントン大は今年のドラフトでも2名の1巡目指名選手を輩出。
近年リクルートに成功しており、来年もドラフト上位指名候補のマイケル・ポーターJRが入学予定。
この辺りで結果を出さなければリクルートへの影響も懸念される。
余談だが、番狂わせを演じたイェールのキャプテン、アンソニー・ダリアーはテーブス・海の所属校、ノースフィールドマウントハーモン(NMH)の出身。
NMHは現在全米で最も多くの選手をアイビーリーグに輩出している文武両道の超名門校。
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