UCLAの快進撃を支えるもう1人のフレッシュマン、T.J・リーフ。
(washtimes.com) |
平均アシスト数はNCAA全体で1位、平均得点も2位とハイスコアでエキサイティングなゲームを展開。
昨年NCAAトーナメントを逃したUCLAの快進撃の立役者とされるのがフレッシュマンポイントガードのロンゾ・ボール。
高い身体能力と創造性溢れるパスセンスを持ち、多くの速攻を演出。
NCAA2位の平均アシスト数を記録しており、NBAからも高い評価を獲得。
来年のNCAAドラフト上位指名候補に名前が上がる。
ボールと同じくUCLAのスターティングラインナップに名前を連ねるフレッシュマンが、パワーフォワードのT.J・リーフ。
ボールが華やかでプレーでチームを牽引する一方で、リーフはオールラウンドなスキルで“痒い所に手が届く”献身的なプレーでチームを支えている。
T.J・リーフ
ポジション:PF/C
身長(裸足):205.1cm
体重:99.8kg
ウイングスパン:210.8cm
スタンディングリーチ:273.7cm
高校4年次には平均28.4得点12.4リバウンド5.3アシスト3.2スティールを記録。
マクドナルドオールアメリカンにも選出。
高い身体能力とオールラウンドなスキルを持ち、ESPNランキングでも全体13位の評価を得る全米有数のプレーヤーとしてその名を轟かせた。
ロンゾ・ボールとの直接対決となった対Chino Hills高校戦では44得点を記録している。
父は彼の所属したFoothills Christian高校でHCを務め、兄のトロイもNCAAD2のAzusa Pacific大でプレーし、現在はMaster's大でACを務めておりリーフ家はバスケ一家でもある。
献身的なプレーでUCLAを支える。
UCLAでは同じくフレッシュマンのロンゾ・ボールの活躍に注目が集まる。
元々ブライス・アルフォード、アイザック・ハミルトンといった得点能力の高い選手が揃っていたUCLA。
そこにボールという適切なパスを供給できる選手が現れたことでチームのオフェンス効率が大幅に向上。
それがUCLAの快進撃の要因となっていることに疑いの余地はない。
注目度こそボールには劣るものの、リーフもチーム1位の平均17.8得点に同2位の9.3リバウンド、それに加えてインサイドの選手としては非常に優秀な3.0アシストを記録。
3PTも成功率50%と多彩なオフェンスを披露している。
ここまでの試合の中でリーフのベストゲームとなったのが2016年12月4日の対ケンタッキー大戦。
当時ケンタッキー大もUCLA同様開幕から無敗を維持し、全米ランキング1位にランクされていた。
その試合でリーフは17得点13リバウンド5アシストを記録。
タレント揃いのケンタッキー大のインサイドに対し、積極的にゴール下に飛び込みリバウンドをもぎ取った。
また、ボール運びでのつなぎ等、数字に表れないプレーでも大きく貢献。
試合を決めたのは終盤でのボールの活躍だったかもしれないが、リーフの献身的な活躍も97-92の大金星を挙げる試合の勝因となった。
2016年12月19日現在12勝0敗と連勝街道を突き進むUCLA。
このままUCLAが勝ち続け、トーナメントを駆け上がることになれば、そこには間違いなくチームを支えるリーフの活躍があるだろう。
このままUCLAが勝ち続け、トーナメントを駆け上がることになれば、そこには間違いなくチームを支えるリーフの活躍があるだろう。
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