ボル・ボル対シャリーフ・オニール。マヌート・ボル息子とシャック息子の対決はボル・ボルに軍配。


日本でも知名度が上がっているシャックの息子、シャリーフ・オニール。
現在ジュニア(日本の高2)のclass of 2018の選手で、ESPNでは学年19位にランクされる有望選手でカリフォルニアのCrossroads Schoolに所属しています。

マヌート・ボルの息子ボル・ボルもオニールと同じくclass of 2018の選手でこちらも学年41位と高い評価を得ています。
昨季まではカンザスの高校でプレーしていましたが、今季からはカリフォルニアの強豪Mater Dei High Schoolでプレー。

2人の所属するCrossroadsとMater DeiがSouthern Sectionのプレーオフ初戦で激突。
オニールはチームハイの20得点を記録する奮闘を見せたが、自力で勝るMater Deiが80-44で圧勝し、初戦を突破しました。



ボル・ボル

学年:class of 2018
ポジション:PF/C
身長(靴込):218.4cm
体重:93kg
ウイングスパン:233.7cm

シャリーフ・オニール

学年:class of 2018
ポジション:PF
身長(裸足):203.2cm
体重:97.5kg
ウイングスパン:213.4cm

シャリーフの奮闘も全米屈指の強豪Mater Deiには及ばず。


赤のユニフォームの23番のシャリーフ・オニール。
シャリーフだけでなく11番のアイラ・リーもアリゾナ大に進学するclass of 2017の有望選手。

対するMater Deiは背番号1番のボル・ボルを除き飛びぬけた選手はいないものの、背番号12番でボルと同学年のPGスペンサー・フリードマンをはじめ、全てのポジションに実力のある選手を揃える選手層の非常に厚いチームです。

この試合でオニールはチームハイの20得点を記録する活躍を見せましたが、チーム力の差は大きく、80-44で完敗。
ボル・ボルは12得点と無難にプレーし、チームの勝利に貢献しました。

ボル、オニール共に学年上位の有望選手ですが、どちらもまだまだ発展途上の素材型選手。
オニールはリーの卒業する来季はエースとして独り立ちすることとなり、活躍次第では大きく評価を上げるチャンスとなるでしょう。
ボルもフリードマンとデュオは非常に相性が良く、来季も高校バスケ界で猛威を振るうことは間違いないでしょう。

共に元NBAのビッグマンを父に持つ2人。
父ほどのサイズは無いものの、オニールは父に勝る万能なスキル、ボルは現代バスケに対応できる機動力を持ち、両者ともに現代バスケへの適正が非常に高い選手。
今後の成長次第ではNBA入りの可能性も十分にあり、2人の今後の成長には大きな注目が集まっています。


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