激戦のPAC-12トーナメントをアリゾナ大が制する。NBA注目のマルカネンもベスト5の活躍。
オレゴン大、アリゾナ大、UCLAにUSCと強豪ひしめくPAC-12。
今季のPAC-12はACCに並び、NCAAでも最もレベルの高いカンファレンス。
PAC-12トーナメントの決勝戦は準決勝でロンゾ・ボール擁するUCLAを退けたアリゾナ大とアイヴァン・ラブ擁するカリフォルニア大との激戦を制したオレゴン大の対決に。
前半にリードを奪い、タイラー・ドーシーやジョーダン・ベルの活躍で粘るオレゴン大をエースのアロンゾ・トリアーが確実に試合終盤のフリースローを決めたアリゾナ大がオレゴン大を振り切り83-80で勝利。
激戦のPAC-12トーナメントを制しました。
この試合でチームハイの23得点を記録し、試合終盤に4本連続でフリースローを成功させたトリアーがトーナメントの最優秀選手に選出されました。
また、今大会好調を維持したフィンランド出身のフレッシュマン、ラウリ・マルカネンもトーナメントのベスト5に当たるオールトーナメントチームに選出されました。
ラウリ・マルカネンがPAC-12トーナメントで本領発揮。
ラウリ・マルカネン
ポジション:PF/C
身長:213.4cm
体重:104.3kg
今大会ではシーズン平均の15.8得点を上回る3試合平均20得点を記録し、大会ベスト5に選出。
3試合で3PT成功率8/17と彼の持ち味である精度の高い外角シュートを披露しました。
準決勝ではAPランキング3位とランキングでは格上のUCLAと対戦。
その試合でマルカネンはゲームハイの29得点を記録し、チームの勝利に大きく貢献しました。
開幕当初はNBAドラフトでは1巡目中位~下位辺りの指名を受けるだろうとの評価だったマルカネンですが、シーズンが進むにつれて徐々に評価を上げ、今は立派なTOP10指名候補の1人。
リバウンドやディフェンス面ではまだまだ課題の多い選手ですが、得意の3PTシュートはシーズン通して成功率43.2%とポジション問わず今年のドラフト屈指のシューターです。
今年のアリゾナ大はNCAAトーナメントでも上位進出の期待されるチーム。
マルカネンがトーナメントで活躍し、チームが上位に食い込めば、ドラフトでの彼の指名順位は更に上がってくるでしょう。
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