UCLAがケンタッキー大に敗れる。ロンゾ・ボールはアーリーエントリーへ。
南地区第3シードでNCAAトーナメントに出場しているUCLA。
昨季はNCAAトーナメント進出を逃したUCLAでしたが、今季加入のフレッシュマン、ロンゾ・ボールとT.J・リーフの活躍もあり、今シーズンは快調に勝ち星を重ね、上位シードでのNCAAトーナメント出場を果たしました。
UCLAはELITE8進出をかけてケンタッキー大(UK)と対戦。
UKはディアーロン・フォックス、マリック・モンク、バム・アデバヨとフレッシュマン主体のチーム。
レギュラーシーズン序盤に行われた同カードでは97-92のハイスコアリングゲームの末にUCLAが勝利していました。
この試合ではUKのフレッシュマンガード、ディアーロン・フォックスが躍動。
ドライブでUCLAディフェンスを切り裂き、39得点を記録。
同じくUKのフレッシュマンウイング、マリック・モンクも21得点を記録し、UCLAディフェンスを粉砕しました。
一方のUCLAはUKの激しいディフェンスを攻略できず。
FG成功率こそ52.7%と高い数字を記録しましたが、TOがUKの6本に対して13本とミスも目立ち、勢いに乗ることは出来ませんでした。
シーズン平均90得点を超えるUCLAを抑え込んだUKが86-75で勝利し、ELITE8進出を果たしました。
UCLAのロンゾ・ボールは試合後にNBAドラフトへのアーリーエントリーを表明したと伝えられています。
ディアーロン・フォックスがロンゾ・ボールを凌駕する
試合結果ど同様に注目を集めたUCLAのロンゾ・ボールとUKのディアーロン・フォックスのマッチアップ。
共に今夏のNBAドラフトで上位指名が予想されるPG。
現段階の評価ではボールがフォックスを上回る評価を得ています。
この試合ではフォックスが大爆発。
ドライブでUCLAディフェンスを切り裂き、キャリアハイの39得点を記録。
UKのオフェンスを牽引し、勝利に大きく貢献しました。
一方のボールはチームハイの8アシストこそ記録したものの、10得点4TOと沈黙。
ディフェンスではスピードのあるフォックスに対応できず、オフェンスでも3PTメインでドライブに飛び込むことが少なく、この試合ではマッチアップのフォックスに完敗。
速攻のコントロールでは比類なきセンスを見せるボールですが、ディフェンスやプレーの激しさという面ではまだまだ課題があることをこの試合で露呈しました。
既にアーリーエントリーを表明しているとされるロンゾ・ボール。
この試合の結果がドラフトの指名順位にどう影響してくるでしょうか。
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