マービン・バグリーの学年変更でclass of 2018の学年1位の座はザイオン・ウィリアムソンへ。
class of 2018で常に学年1位の座を守り続けたマービン・バグリー。
彼がデューク大への進学と共にclass of 2017への学年変更を公表したことで、2位にランクされていたザイオン・ウィリアムソンがESPNランクングでのclass of 2018の1位の座を獲得しました。
しかし、ウィリアムソンの1位は決して安泰ではありません。
U19世界選手権でMVPを獲得したR.J・バレットも、class of 2019からclass of 2018へ学年変更し、2位にランクイン。
マヌート・ボルの息子、ボル・ボルも夏のAAUシーズンで評価を上げ、学年4位までランキングを押し上げました。
他を寄せ付けず1位を守り続けたバグリーが去ったことで、class of 2018の学年1位の争いは激しさを増しています。
ザイオン・ウィリアムソン
ポジション:PF
身長(靴有):200.7cm
体重:104.3kg
ウイングスパン:208.3cm
高校バスケ界のベストダンカー。
近年の高校バスケ界で、最もエキサイティングなバスケットボールプレイヤーです。
SNSの普及もあって、全世界で知名度の高い高校生プレーヤーでもあります。
身体能力の高さは間違いなく高校バスケ界屈指で、インサイドプレーヤーとしてはハンドリングにもセンスを見せます。
身長はNBAのインサイドとしては並以下で、ウイングスパンもサイズ不足を補う程ではありません。
ウイングでプレーするためには、不安定なアウトサイドシュートを向上させる必要があるでしょう。
R.J・バレット
ポジション:SG/SF身長(靴有):199.4cm
体重:87.5kg
ウイングスパン:208.3cm
所属校のMontverde Academyでは下級生からエースを務め、昨季は全米中の強豪校が集めるトーナメント、Dick's Nationalsでチームを準優勝に導きました。
重要な試合では必ず活躍を見せる勝負強さを持っており、U19世界選手権でも対アメリカ戦の活躍で実力を証明しました。
フィジカルコンタクトに強く、スムースで力強いドライブはアンストッパブル。
課題はアウトサイドのシューティングで、外角シュートが安定してくれば、オフェンスでは手が付けられない選手となるでしょう。
ボル・ボル
ポジション:C身長(裸足):218.4cm
体重:99.8kg
ウイングスパン:233.7cm
父ほどではありませんが、素晴らしい身長と傑出したウイングスパンを持つ高校バスケ界屈指タレント。
昨季カンザス州の高校からカリフォルニア州のMater Dei High Schoolに転校し、知名度とメディア露出が上がり、一躍高校バスケ界のトッププレーヤーの仲間入りを果たしました。
ビッグマンながら、外角シュートが卓越しており、3PT成功率4割越えFT成功率8割越えのシューター。
持ち前のシュート力を活かすためには、インサイドでの力強さを身に付けることが必要でしょう。
所属校の実力に劣るザイオン・ウィリアムソン
ランキング1位にランクされるザイオン・ウィリアムソンですが、所属校のSpartanburg Day Schoolはサウスカロライナ州大会を2年連続で制していますが、州外の強豪相手では良い結果を残すことが出来ていません。
バレットのMontverde、ボルのMater Deiと比較すると所属校の力は数段劣ってしまいます。
Spartanburag Dayは今季Beach Ball Classicというトーナメントに出場予定。
このトーナメントにはバレットのいるMontverdeも出場予定で、両校が勝ち上がれば直接対決が実現します。
このトーナメントの結果次第では、バレットがウィリアムソンを抜きランキング1位の座を掴む可能性も十分にあるでしょう。
※追記
現地8月22日時点で既にバレットが1位に。
チームの戦力を鑑みるとこのままバレットが1位を突き進みそうですね。
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