今年の新入生ってclass of 2021なんですって。

9月になり、アメリカの高校も新学年がスタート。
今年の新入生たちは2021年卒業のclass of 2021!!
ついこの前までclass of 2019が最下級生だったのに、時が経つのは本当に早いですね。

まだ高校シーズンが始まるまで時間はありますが、class of 2021で気になる選手達は何人かピックアップしてみます。


ザイオン・ハーモン

ポジション:PG
身長(裸足):177.8cm
体重:72.1kg
ウイングスパン:182.9cm


この学年を代表するプレーヤーがザイオン・ハーモン。
高校入学前にも関わらず、今夏のU16アメリカ代表に選出され、主力として活躍。
平均11.4得点3.2アシストを記録。
AAUではNikeのEYBLに参戦し、高校の上級生たちと対戦。
平均12得点3.9アシストを記録し、既に高校トップレベルの実力を備えていることを証明しました。

サイズは平凡。
身体能力も飛びぬけて高いという程では無いけれど、とにかくスキルが高い選手。
U16アメリカ選手権ではFG成功率52.5%、3PT47.8%、FT成功率100%と中学生とは思えぬシューティング精度の高さを披露。
ハンドリングやアシストに優れる下級生は多々おれど、ここまで精度の高いシューティングスキルを高校入学前に備える選手は稀。

既に大学からもオファーを受けており、将来が嘱望されるプレーヤー。

ジョナサン・ローソン

ポジション:SF/SG
身長:198cm
体重:74.8kg


長男・次男は名門カンザス大のプレーヤーで三男も全米トップレベルのプレーヤーというバスケ兄弟の末っ子。
所属校のMemphis East High Schoolは、元NBAオールスターのペニー・ハーダウェイがコーチを務める全米屈指の強豪校。
四男のジョナサンも兄たちに続いて、全米レベルの選手に期待されることが期待されています。

兄弟揃って素晴らしいウイングスパンを備えるローソン兄弟の末っ子らしく、ジョナサンも常人離れしたウイングスパンの持ち主。
兄たちはPFでプレーしていますが、ジョナサンは兄たち以上の器用さを見せ、ウイングでプレー。
将来性の高さは四兄弟の中でもジョナサンが一番かもしれません。

三男のチャンドラーを始め、厚い選手層を誇るMemphis Eastでどこまで出場時間を得られるかは分かりませんが、経験を積めば大きく成長する選手です。

パトリック・ボールドウィンJr

ポジション:SF/SG
身長:200.8cm
体重:74.8kg



ウィスコンシン大ミルウォーキー校でヘッドコーチを務める父を持つ、パトリック・ボールドウィンJr。
上の2人に比べると、高い評価を受ける選手ではありませんが、素晴らしいアウトサイドのシューティングタッチを持っている、この学年での私の推しメン。

何となく顔の雰囲気がステファン・カリー似っていうところもポイントかなと。
サイズがあって、シューティングタッチも良く、リリースも速く、ハンドリングと身体能力が向上すれば、評価がかなり上がってくるのではと期待しています。

高校のシーズン開幕前でまだまだ未知数な所も多いですが、早く推しメンを作っておくと後々の楽しみが増してくるので、早い内にちゃんとclass of 2021の子に目星をつけておきたい所。
また気になる子が見つかれば随時追記していきたいなと思います。



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