NBAドラフト2021:class of 2020はタレント揃い。次の当たり年は2021年!?
豊作と言われた昨年のドラフトに続き、ディアンドレ・エイトンやマービン・バグリー等上位指名候補に大物が連ねる今年のドラフト。
翌年2019年のドラフト候補にはウイングに逸材が並び、2020年のドラフト候補には素材型のビッグマンが揃いますが、2017、2018に比べると少し小粒な印象は拭えない。
2021年にカレッジのフレッシュマンとしてドラフト候補となるのが、高校のclass of 2020の選手達(この秋から日本の高2)。class of 2020には有望な選手が揃っており、この学年の選手がが中心となった昨年のU16 FIBA Americasでは、USA代表が決勝でカナダ代表に51点差を付け優勝を飾った。
下級生にして完成度の高い選手が多く、2021年は次なるドラフトの当たり年となりそうだ。
2021年のドラフトについてはこちらの方で更新していますので是非。
フィリピン系アメリカ人のジェイレン・グリーン。現時点では学年NO1の評価を受ける選手で、class of 2020からは唯一Naismith Trophy High School Boys All-America teamのHONORABLE MENTIONに選出された。
身体的にも恵まれた、オールラウンドタイプのウイングで、抜群の跳躍力から繰り出されるランニングプレーは圧巻。自身のプレーの比較対象としてはペニー・ハーダウェイを上げている。より完成された選手に成長する為には、華奢な身体のビルドアップとアウトサイドシュートの精度向上が課題。
高い爆発力を誇る一方で、好不調の波も大きく、まだまだ伸びしろを感じさせる選手。ちなみにショーツは短めが好きみたい。
ビッグマンとしては高いシューティングセンスを備え、プレーヤーとしてのスケール感は大きいが、大成する為にはハンドリング等の基礎技術を磨く必要が有るだろう。
現状はインサイドがメインの選手だが、アウトサイドシュートの精度が向上すれば、更に厄介な選手に成長する。
中々癖の強い髪型をしており、ルックス面でもインパクトの強い選手。
父と同等まで身長が伸びれば、親子2代でのNBA入りもほぼ確実で親子でのオールスター選出も狙えるだろう。
プレーが絵になる好きなタイプの選手だが、ここから更に成長を期待したい。
※2018年12月24日追記
ランク外にはマービン・バグリーの弟のマーカス・バグリーや、マイケル・ポーターJrの弟のコーバン・ポーターも控えている。
翌年2019年のドラフト候補にはウイングに逸材が並び、2020年のドラフト候補には素材型のビッグマンが揃いますが、2017、2018に比べると少し小粒な印象は拭えない。
2021年にカレッジのフレッシュマンとしてドラフト候補となるのが、高校のclass of 2020の選手達(この秋から日本の高2)。class of 2020には有望な選手が揃っており、この学年の選手がが中心となった昨年のU16 FIBA Americasでは、USA代表が決勝でカナダ代表に51点差を付け優勝を飾った。
下級生にして完成度の高い選手が多く、2021年は次なるドラフトの当たり年となりそうだ。
2021年のドラフトについてはこちらの方で更新していますので是非。
ジェイレン・グリーン
ポジション:SG/SF
ESPNランキング:1位
フィリピン系アメリカ人のジェイレン・グリーン。現時点では学年NO1の評価を受ける選手で、class of 2020からは唯一Naismith Trophy High School Boys All-America teamのHONORABLE MENTIONに選出された。
身体的にも恵まれた、オールラウンドタイプのウイングで、抜群の跳躍力から繰り出されるランニングプレーは圧巻。自身のプレーの比較対象としてはペニー・ハーダウェイを上げている。より完成された選手に成長する為には、華奢な身体のビルドアップとアウトサイドシュートの精度向上が課題。
高い爆発力を誇る一方で、好不調の波も大きく、まだまだ伸びしろを感じさせる選手。ちなみにショーツは短めが好きみたい。
R.J・ハンプトン
ポジション:PG
ESPNランキング:2位
ウイングでプレーの出来るサイズと跳び抜けた跳躍力やフィジカルの強さが魅力のコンボガード。彼の父親はSMUでプレーし、海外でプロとしても活躍した選手。彼もオールラウンドタイプのプレーヤーで自身の比較対象としてはディアンジェロ・ラッセルの名前を挙げている。
得点能力が非常に高く、今季は平均30得点以上、シーズン合計1000得点以上を達成。レベルの高いテキサス州でチームを州大会3回戦まで導いた。ハンドリングやパスに関しても高いレベルのスキルを備えている選手であり、リバウンドやディフェンスにも穴は無い。順調に成長すれば、高校バスケ界のMr.トリプルダブルとなってくれるだろう。
アイザイア・トッド
ポジション:PF
ESPNランキング:3位
着実に成長を続ける素材型のビッグマン。上記の2人と共に昨夏のU16アメリカ選手権でチームUSAのメンバーとして、優勝に貢献。アウトサイドからのシュートを得意とする現代型のインサイドプレーヤーだ。
昨季はパワー不足が目立ちましたが、今季は強さを身に付け、チームのヴァージニア州大会優勝に貢献した。身体をビルドアップし、インサイドでの存在感を増せば、ここから更に大化けが期待できる選手。
ビッグマンとしては高いシューティングセンスを備え、プレーヤーとしてのスケール感は大きいが、大成する為にはハンドリング等の基礎技術を磨く必要が有るだろう。
スコッティ・バーンズ
ポジション:PF/SF
ESPNランキング:5位
この学年で最も成功している選手の1人で、今季は主力としてチーム全米招待の決勝まで導いた。決勝では高校NO1選手のR.J・バレット擁するモントバーデアカデミーに敗れたものの、バーンズは24得点10リバウンドと奮闘を見せた。インサイドでのパワーとガードのスキルを併せ持ち、高校レベルでは何でもこなすことの出来る選手である。常にエネルギッシュなプレーを見せてくれるのも彼の魅力だ。
現状はインサイドがメインの選手だが、アウトサイドシュートの精度が向上すれば、更に厄介な選手に成長する。
中々癖の強い髪型をしており、ルックス面でもインパクトの強い選手。
ヌファリ・ダンテ
ポジション:C
ESPNランキング:9位
マリ出身のビッグマン、ヌファリ・ダンテ。今年のHOOP SUMMITの世界選抜の一員にも選出された身体能力に恵まれたビッグマン。技術は粗削りですが、高校屈指のビッグマンであるボル・ボル擁するフィンどれープレップ戦で19得点10リバウンドを記録し、チームを勝利に導いた。
高い機動力と226センチのウイングスパン、280センチ越えのスタンディングリーチを持ち、身体的にはスターになれる素質十分。プレーエリアはインサイドに限られ、ハンドリングを磨きプレーエリアを広げたい所。
ジャブリ・アブドゥル-ラヒム
ポジション:SF/SG
ESPNランキング:14位
オールスター選手のシャリーフ・アブドゥル-ラヒムを父に持つジャブリ。父はインサイドの選手だったが、ジャブリはウイングプレーヤーで、ハンドリングや視野の広さに非凡さを見せる。
まだ能力を発揮しきれていないが、身体的にも成長を続けており、来季辺りにはブレイクが期待出来そう。跳躍力やクイックネスは中の上辺りだが、スムースな身のこなしとアウトサイドシュートが魅力的。
父と同等まで身長が伸びれば、親子2代でのNBA入りもほぼ確実で親子でのオールスター選出も狙えるだろう。
ノア・ファラカン
ポジション:PG
ESPNランキング:18位
田中力君の進学先と言われているIMGアカデミーのスターティングPGであるノア・ファラカン(背番号1)。サイズやウイングスパンは平凡だが、爆発的な跳躍力を持ち、1対1では圧倒的な強さを誇る。
アウトサイドシュートの精度と司令塔としてのゲームコントロール力が向上すれば、更に評価を上げて来そうな選手。私的にはスコアラーという印象を持っているので、もう少しサイズが伸びてくれば面白いかなと。
プレーが絵になる好きなタイプの選手だが、ここから更に成長を期待したい。
ニコ・マニオン
ポジション:PG
ESPNランキング:20位
イタリア生まれのPG、ニコ・マニオン。"Red Mamba"の愛称で知られ、タフなメンタルと得点能力を持つスコアリングガード。昨夏のU16ヨーロッパ選手権ではイタリア代表として出場し、ロシア代表相手に42得点を叩き出している。
スコアラーとしての完成度は高く、アウトサイドシュートやランナー系のシュートが得意今季はエースとしてチームをアリゾナ州大会制覇に導いた。
※2018年12月24日追記
class of 2020に所属していたマニオンですが、class of 2019に学年変更。
2019年からアリゾナ大に進学予定です。
2019年からアリゾナ大に進学予定です。
まだまだタレント揃いのclass of 2020
上記で紹介した選手に加え、ベテラン顔のカイリー・ウォーカーや、U16アメリカ代表メンバーのジェイレン・サッグスや強豪Huntington Prepのジェイミン・ブレイクフィールドなど、完成度の高い選手が揃うclass of 2020。
ランク外にはマービン・バグリーの弟のマーカス・バグリーや、マイケル・ポーターJrの弟のコーバン・ポーターも控えている。
ここから遅咲きの選手が頭角現すこと期待され、非常に楽しみな学年であることは間違いない。
コメント
コメントを投稿