NBAドラフト2021:そろそろ来年のドラフトの話をしよう

まだまだ今年のドラフトも終わっていませんが、来年のドラフトの話を始めようかなと。来年のドラフトは前後数年で最高の当たり年になるだろうと言い続けておりますが、私的なポイントはこの3つ。
  1. 新型コロナの影響による2020年を回避した候補生がどれだけ出るか?
  2. 2022年のダブルドラフトを見越してclass of 2021からの学年変更がどれだけ出るか?
  3. Gリーグ挑戦者の評価は?
1と2次第ではただでさえ分厚い2021年のドラフトの選手層はより強固なものに。ちなみに、新型コロナの影響を受け、NCAAは2020年秋入学の要件を大分軽くした様で、それによりclass of 2021から2020への学年変更のハードルはかなり低くなった模様。

ジェイレン・グリーンとアイザイア・トッドはGリーグ経由という新しいキャリアパスを選んだけれど、この道はまだ確立されておらず、どの程度活躍をすれば評価が上下するのかはイマイチ不透明。とは言え、Gリーグのプレーヤー達はカレッジのスター揃いなので、流石に有望フレッシュマンがカレッジで見せる様なレベルの活躍とまでは行かないはず。

昨年は随時更新すると言いながら、ほぼ更新しなかったので、今年はある程度溜まってからに。

僕の個人的な偏った嗜好に基づく上に、2020年時点の話なので2021年のドラフト直前でこれを見ても大して参考にはならないのでご容赦を。

ケイド・カニングハム

大学:オクラホマ州立大
学年:フレッシュマン
ポジション:PG
身長:200.7cm
出身校:モントバーデアカデミー
主な個人賞:ネイスミス最優秀選手賞/MaxPreps最優秀選手賞/マクドナルドオールアメリカン/ジョーダンブランドクラシック/フープサミット
予想指名順位:3位以内

ハイライト

長所

  • NBAレベルでも稀な純正大型ガード
  • 穴の無いオフェンススキル
  • サイズを利したボールマンディフェンス

懸念事項

  • 強いて言えばクイックネスに欠ける
2019-2020シーズンの高校ベストプレーヤーの1人、ケイド・カニングハム。2m級のサイズを持つNBAレベルでも貴重な大型のピュアポイントガード。

カレッジやプロでプレーし、現在はオクラホマ州立大でコーチングスタッフの1員に名を連ねる兄を持ち、その兄の指導方針に従い、着々と大型ガードとしてのスキルを磨き、穴の無い選手に成長した。

高校最終学年はオールラウンダー製造機であるモントバーデアカデミーに転校。現時点では、ディアンジェロ・ラッセル、ベン・シモンズ、RJ・バレットに次ぐ、モントバーデアカデミー産のNBA上位指名選手になる事を疑う者はいないだろう。

NBAレベルでの懸念事項としてはクイックネスに欠けるとしたが、オフェンスではスキルと強靭なフィジカルがあり、ディフェンスでもサイズで圧倒し、高校トップレベルのガードをシャットダウンしてきた。

昨年はコール・アンソニーの完成度の高さを称賛したが、カニングハムはそこに更にサイズまでプラスした様な選手。オクラホマ州立大を勝利に導けるかは分からないが、近年だけでもベン・シモンズ、マーケル・フルツがNCAAトーナメント不出場でドラフト1位指名を受けており、彼も個人の活躍次第で1位指名を受ける事となるはずだ。

エバン・モーブリー

大学:USC
学年:フレッシュマン
ポジション:C/PF
身長:213.4cm
出身校:ランチョクリスチャンスクール
主な個人賞:モーガンウッテン最優秀選手賞/マクドナルドオールアメリカン/ジョーダンブランドクラシック/フープサミット
予想指名順位:5位以内

ハイライト

長所

  • サイズに似つかわしくない機動力と跳躍力
  • オールラウンドビッグマンの素養有

懸念事項

  • 華奢なフィジカル
  • オフェンスのスキルセットは全体的にブラッシュアップが必要
ビッグマンが比較的手薄な2021年のドラフト候補生で、最も将来有望なのがUSCのエバン・モーブリー。USCのアシスタントコーチ、エリック・モーブリーを父に持ち、1学年上の兄、アイザイアもUSCでプレー。親子3人でUSCファンの期待を受ける。

オールラウンダーの素養も魅力的と言われるが、現時点で最大の魅力は身体的な面だろう。公式な計測結果が出ていないので定かではないが、ウイングスパンが226.1cmに加え、助走有の垂直跳びが101.6cmとの噂も。ウイングスパンと反応の良さを持ち、守備範囲の広さはNBAでも重宝されるだろう。

華奢なフィジカルは懸念事項で、オフェンスでも器用な所を見せているので、PFでプレー出来ればベストな気がしているが、まだまだスキルは安定せず。

しかしながら、身体的な魅力は努力で習得できるものではなく、彼がドラフト上位候補であるという事実は揺るがない。

ジェイレン・グリーン

所属チーム:未定(Gリーグ)
ポジション:SG
身長:195.6cm
出身校:プロリフィックプレップ
主な個人賞:U17ワールドカップ最優秀選手賞/SI最優秀選手賞/マクドナルドオールアメリカン/ジョーダンブランドクラシック/フープサミット
予想指名順位:5位以内

ハイライト

長所

  • 爆発的な跳躍力と抜群の空中でのバランス感覚
  • 当たり出したら止まらないアウトサイドシュート力
  • 終盤での圧巻の勝負強さ 

懸念事項

  • ボールを預けて貰えないと存在感ゼロ
2021年のドラフト候補の中で、僕の1番の推しメンがこのジェイレン・グリーン。カレッジをスキップしてGリーグ経由でのNBA挑戦という事で、カレッジをチェックしないNBAファンにも既に名前が売れているのではないだろうか。

カニングハムの売りが完成度、モーブリーの売りが将来性ならば、グリーンの最大の売りはそのスター性。チームが苦境に立たされた時にグリーンが見せる爆発力は、高校レベルでは群を抜いている。

Gリーグでは彼よりもずっと年上で成熟したプレーヤーを相手にする事になるが、カレッジではディビジョン1であってもマッチアップのレベルはピンキリとなる為、グリーンのバスケットボールスキルの向上という点においては、Gリーグ入りは賢い判断かもしれない。

Gリーグ経由でのNBA入りは過去に例がなく、どの程度活躍すれば評価が上下するかは不明瞭。グリーンが評価を上げ、2021年に1位指名を受ける事になれば、Gリーグ入りは高卒ドラフトが解禁されるまでの間、有望高校生の選択肢の1つとなるだろう。

テレンス・クラーク

大学:ケンタッキー大
学年:フレッシュマン
ポジション:SG/SF 身長:200.7cm 出身校:ブリュースターアカデミー 主な個人賞:マクドナルドオールアメリカン/ジョーダンブランドクラシック 予想指名順位:5位前後

ハイライト

長所

  • ウイングとして恵まれたサイズとウイングスパン
  • 器用なハンドリングと広い視野
  • リバウンドにも積極的に飛ぶ

懸念事項

  • 判断力は改善の余地有り
  • アウトサイドシュートの安定感
class of 2021から2020に学年変更をしたテレンス・クラーク。学年を上げた選手だが、スキルもプレーも洗練された選手だ。過去2シーズンをプレップの名門、ブリュースターアカデミーでプレーしただけあって、利己的なプレーをしないチームプレーヤー、その一方で彼個人としてはまだまだ余力を感じさせる。

ウイングの選手ながらキレの良いハンドリングを持ち、長いストライドから繰り出されるドライブからのキックアウトでチームメイトにワイドオープンのシュートを打たせる事が出来る。

恵まれたサイズとウイングスパンはディフェンスやリバウンドでも効力を発揮している。

バスケットボールのセンスは抜群で、NBA選手養成所のケンタッキー大でカリパリの指導の下、化ける期待を感じさせる。 期待値込みで1巡目5位前後に食い込んでくると予想。

スコッティ・バーンズ

大学:フロリダ州立大
学年:フレッシュマン
ポジション:PF/SF
身長:203.2cm
出身校:モントバーデアカデミー
主な個人賞:マクドナルドオールアメリカン/ジョーダンブランドクラシック/フープサミット
予想指名順位:10位以内

ハイライト

長所

  • チームを鼓舞するエネルギッシュなプレー
  • PFながら広い視野とオールラウンドなスキルセットを持つ
  • アンダーサイズだが、ウイングスパンは長い

懸念事項

  • アウトサイドシュートの安定感
ケイド・カニングハムと共にモントバーデアカデミーをシーズン無敗に牽引したスコッティ・バーンズ。下級生の頃はデューク大のバーノン・キャリーJrと共に、ユニバーシティスクールを全米招待準優勝に導いた。世代別USA代表の常連で、U19ワールドカップでも主力の1人としてチームの世界制覇に貢献している。

タフなプレーヤーでリバウンドには抜群の強さを見せ、広い視野とパスセンスで多くの速攻を演出した。アウトサイドシュートは安定感に欠けるが、改善すれば世代屈指のオールラウンダーとしてNBAからも高い評価を得るだろう。

進学先のフロリダ州立大はタフなプレーが魅力のチームで、バーンズはチームのスタイルにフィットするだろう。エモーショナルなキャラクターも含め、ドレイモンド・グリーンの様なタイプに成長することが期待される。

ジェイレン・ジョンソン

大学:デューク大
学年:フレッシュマン
ポジション:SF/PF
身長:203.2cm
出身校:ニコレットハイスクール
主な個人賞:ジョーダンブランドクラシック
予想指名順位:10位内

ハイライト

長所

  • 広い視野とパスセンス
  • 複数のポジションでプレー出来る万能なスキルと恵まれた身体

懸念事項

  • アウトサイドシュートの安定感
スコッティ・バーンズがインサイド寄りのオールラウンダーなら、ジェイレン・ジョンソンはウイング寄りのオールラウンダー。バーンズ程タフでエナジー溢れるプレーヤーではないが、クイックネスや跳躍力ではジョンソンの方が上。

昨季はIMGアカデミーに転校し、全米の強豪校を相手にした活躍が楽しみだったが、ジョンソンは公式戦に出場しないままIMGアカデミーを去った。

進学先はNBA養成所のデューク大。同級生には得点力の高いプレーヤーが揃い、ジョンソンのゲームメークとパスセンスが存分に発揮されるはず。アウトサイドシュートの安定感には不安があり、この手のタイプの選手にはありがちな課題。センス溢れるパスを出せるが、その分もミスも多く改善が必要だ。

注目を集めるデューク大で活躍すれば、5位以内に食い込んで来ることも十分考えられる。

シャリーフ・クーパー

大学:オーバーン大
学年:フレッシュマン
ポジション:PG
身長:182.9cm
出身校:マッキーチャンハイスクール
主な個人賞:USA Today最優秀選手賞/Max Preps最優秀選手賞/マクドナルドオールアメリカン/ジョーダンブランドクラシック/ジョージア州Mrバスケットボール
予想指名順位:10位以内

ハイライト

長所

  • クイック且つスムースなプレー
  • どこからでも点を取れる高い得点スキル
  • 広い視野と的確なパススキル

懸念事項

  • サイズ不足
ジュニア(日本の高2相当)のシーズンには、1学年上のアイザック・オコロと共にマッキーチャンスクールをシーズン無敗に牽引し、自身はUSA Today誌選出の年間最優秀選手賞も受賞しているシャリーフ・クーパー。サイズこそNBA水準を下回るが、学年屈指の正統派ポイントガードだ。

抜きんでたスキルとクイックネスでディフェンスを翻弄し、いとも簡単に得点を重ねる。昨季はスコアリング能力が際立ったが、フロアリーダーとしてのゲームメイクや視野の広さも抜群で、周囲のプレーヤーのレベルも上がるカレッジでは、高校以上に彼のアシストが冴えわたるはずだ。

比類なきバスケットボールセンスは、スタイルこそ違うがオクラホマ大で鮮烈なシーズンを過ごしたトレー・ヤングを思い出させる。

クーパーもヤング同様にシーズン前の評価を上書きし、ドラフト上位指名に食い込んでくることを予想している。

ザイアー・ウィリアムス

大学:スタンフォード大
学年:フレッシュマン
ポジション:SF/PF
身長:203.2cm
出身校:シエラキャニオンスクール
主な個人賞:マクドナルドオールアメリカン/ジョーダンブランドクラシック/フープサミット
予想指名順位:10位以内

ハイライト

長所

  • コンボフォワードをこなすサイズ
  • スムースな身のこなし
  • 柔らかいシュートタッチ

懸念事項

  • 華奢なフィジカル
  • ディフェンスでの存在感
全米屈指のセレブチーム、シエラキャニオンスクールでエースの一角を担ったザイアー・ウィリアムス。シエラキャニオンスクールはブロニー・ジェームスが在籍している事で注目度が高く、ウィリアムスを見たことがあるという方も少なくないかもしれない。

コンボフォワード系の選手で恵まれたサイズと柔らかいシュートタッチが魅力。昨年夏のAAUリーグでのFT成功率は13試合で88%を記録し、素材型の選手の数字としては特筆に値する。ハンドリングが向上すれば、彼のシュート精度は更に威力を増すだろう。

高校時点でのイメージはケビン・ノックスをスムースに洗練させ、フィジカルを弱くした様な所だろうか。

スムースなスコアラーとしてNBAでもオールスター級に成長するポテンシャルのある選手だろう。

BJ・ボストン

大学:ケンタッキー大
学年:フレッシュマン
ポジション:SG/SF
身長:198.1cm
出身校:シエラキャニオンスクール
主な個人賞:マクドナルドオールアメリカン/ジョーダンブランドクラシック/カリフォルニア州Mr.バスケットボール
予想指名順位:10位以内

ハイライト

長所

  • ウイングとして理想的なサイズ
  • スムースで洗練されたスキルセット

懸念事項

  • 華奢なフィジカル
  • タフショットを選びがち
ザイアー・ウィリアムスと共にシエラキャニオンスクールのエースを担ったBJ・ボストン。スムースなプレーが売りのウイングプレーヤーで高校時代のブランドン・イングラムを彷彿とさせる。身体的な魅力はイングラムと比較すると薄いが、高校時点での完成度ではボストンが上回る。

巧みなハンドリングを持ち、高校生プレーヤーとしては上手にステップを使いこなす。3PTラインの遥か後方からステップバックを沈めるシュート力はあるが、技術が傑出している故にタフショットを選ぶ傾向も。

シュートセレクションを改善する事で、より効率的な選手として1段上のプレーヤーに成長することが出来るだろう。

ジェイレン・サッグス

大学:ゴンザガ大
学年:フレッシュマン
ポジション:PG/SG
身長:193cm
出身校:ミネハハアカデミー
主な個人賞:マクドナルドオールアメリカン/ジョーダンブランドクラシック/フープサミット/ミネソタ州Mrバスケットボール
予想指名順位:10位前後

ハイライト

長所

  • 電光石火のクイックネス
  • 堅実なゲームメイク
  • ハイレベルな2wayプレーヤー

懸念事項

  • ウイングスパンは平凡
  • アウトサイドシュートを磨く必要有
世代別USA代表常連のエリートプレーヤーであるジェイレン・サッグス。昨年のU19ワールドカップでは高校生ながらスターティング5に名を連ね、2wayプレーヤーとしてチームの世界制覇に貢献した。アメリカンフットボールのQBとしても有望選手として名を馳せていた。

創造性には欠けるが堅実なゲームメイクの出来るガード。クイックネスや跳躍力にも優れ、ウイングスパンは平凡だが、PGとしてはサイズもある為、ディフェンスでも期待が出来る。アウトサイドシュートの精度が向上すれば、より完成された選手となるはずだ。

進学先のゴンザガ大は今季も充実のタレントが揃い、プレシーズンの時点ではNCAAトーナメントFinal4進出の有力校。サッグスには重要なピースとして活躍が期待される。

アイザイア・トッド

所属チーム:未定
ポジション:PF
身長:205.7cm
出身校:ワードオブゴッドクリスチャンアカデミー
主な個人賞:マクドナルドオールアメリカン/ジョーダンブランドクラシック
予想指名順位:10位前後

ハイライト

長所

  • 柔らかいシュートタッチ
  • 高い機動力と跳躍力
  • 現代的なスキルセット

懸念事項

  • ウイングスパンは平凡でディフェンスでのポテンシャルには疑問符
  • スキルは全体的にブラッシュアップが必要
  • 華奢なフィジカル
ジェイレン・グリーンに続き、高卒でのGリーグを選択したアイザイア・トッド。下級生の頃は学年TOP3に入り、プロ向きのプレーヤーとしてポテンシャルの高さを評価されてきた。思う様に完成度を上げる事が出来なかったトッドの評価は学年が上がるに連れ徐々に後退し、現在はESPNランキングで学年13位まで落ち込んだ。

ビッグマンながら柔らかいシュートタッチとガードの様な機動力や跳躍力を有し、スキルのブラッシュアップに成功すれば、プレーヤーとして大化けするだろう。個人スキルの向上に重点を置くのであれば、Gリーグという選択はカレッジに進学するよりもベターな選択肢となる可能性が高い。

ウイングスパンは平凡なので、オフェンス重視のプレーヤーとなるだろう。

ウェンデル・ムーア

大学:デューク大
学年:ソフォモア
ポジション:SF/SG
身長:198.1cm
出身校:コックスミルハイスクール
主な個人賞:マクドナルドオールアメリカン/ジョーダンブランドクラシック/フープサミット/ノースカロライナ州Mrバスケットボール
予想指名順位:1巡目中位~下位

スタッツ


ウェンデル・ムーア
出場時間(分)FG%3PT%FT%OFF RebDEF RebREB
2441.621.180.61.62.64.2
ASTBLKSTLPFTOPTS
1.90.20.92.12.47.4

ハイライト


長所

  • カレッジ屈指の2wayプレーヤーに成長するポテンシャル
  • 恵まれたウイングスパン

懸念事項

  • 好不調の波が激しい
  • 3PTシュートは並以下
U17ワールドカップ優勝も経験しているエリートプレーヤー。攻守に優れる2wayプレーヤーで、完成度も高い。

昨季は好不調の波が激しかったが、レギュラーシーズンの大一番、対ノースカロライナ大戦では延長戦で勝利を決めるブザービーターを決め、ビッグゲームで抜群の輝きを放った。今季は昨季以上にオフェンスでの役割が大きくなるはず。3PTシュートの安定が得点力の向上に繋がるだろう。

2年目もデューク大に残る事になったが、9月に19歳になる若い選手で、成長を示すことが出来れば、2021年のドラフトでも1巡目指名が狙えるプレーヤー。

スコッティ・ルイス

大学:フロリダ大
学年:ソフォモア
ポジション:SG/SF
身長:195.6cm
出身校:レニースクール
主な個人賞:SECオールフレッシュマンチーム/マクドナルドオールアメリカン/フープサミット
予想指名順位:1巡目中位~下位

スタッツ


スコッティ・ルイス
出場時間(分)FG%3PT%FT%OFF RebDEF RebREB
29.144.136.181.712.63.6
ASTBLKSTLPFTOPTS
0.81.21.22.21.18.5

ハイライト

ハイライトは高校時代

長所

  • 抜群のクイックネスと跳躍力
  • 2wayプレーヤーのポテンシシャル

懸念事項

  • 稚拙なオフェンススキル
  • 華奢なフィジカル
フロリダ大のウイング、スコッティ・ルイス。昨季も主にディフェンスで存在感を発揮。アーリーエントリーの可能性が噂されたが、もう1年フロリダ大でプレーする事を選択した。

NBAレベルでも2wayプレーヤーとして活躍するポテンシャルがあるが、現時点ではディフェンスの選手。シュート自体は下手では無いので、バリエーションの少ない単調なオフェンススキルを磨けば、得点力も大幅に向上するだろう。クイックネスはカレッジレベルでは群を抜いており、ドライブの切れ味は抜群。フィニッシュのバリエーションを増やしたいところだ。

昨季の時点でも瞬間的には多くのビッグプレーを見せていたが、それが安定して発揮出来るようになれば、ロッタリーに食い込んでくるだろう。

ジェレマイア・ロビンソン-アール

大学:ビラノバ大
学年:ソフォモア
ポジション:PF/C
身長:205.7cm
出身校:IMGアカデミー
主な個人賞:Big East最優秀フレッシュマン賞/Big Eastオールフレッシュマンチーム/マクドナルドオールアメリカン/フープサミット
予想指名順位:1巡目下位~2巡目上位

スタッツ

出場時間(分)FG%3PT%FT%OFF RebDEF RebREB
32.745.432.881.42.56.89.4
ASTBLKSTLPFTOPTS
1.90.51.12.32.210.5

ハイライト


長所

  • インサイドプレーヤーとしては多彩なスキル
  • 高い機動力を持ち、リバウンドに抜群の強さを誇る

短所

  • クイックネスに欠ける
IMGアカデミー出身のビッグマン、ジェレマイア・ロビンソン-アール。2019年にはIMGを全米招待トーナメント優勝に導いた。田中力のチームメイトとして彼を知っている方も少なくないかもしれない。

2018年にはUSA代表としてU18アメリカ選手権に出場し、チームのリバウンドリーダーとして大会制覇に貢献した。

IMGアカデミーがスター揃いのチームだったということも有り、オールラウンドに優れたスキルを持つチームプレーヤー。アウトサイドシュートも得意でFT成功率は80%を超え、インサイドプレーヤーとしては超優秀。

機動力は高いが、クイックネスとウイングスパンには欠け、ショットブロッカーとしては物足りない。

2020-2021シーズンのビラノバ大はメンバーが充実しており、Final4進出の有力候補。NCAAトーナメントでの活躍次第ではロッタリー辺りまで評価を上げてくるかもしれない。

クエンティン・グライムス

大学:ヒューストン大
学年:ジュニア
ポジション:SG/PG
身長:195.7cm
出身校:ウッドランドカレッジパークハイスクール
主な個人賞:U18アメリカ選手権MVP/マクドナルドオールアメリカン/ジョーダンブランドクラシック/フープサミット
予想指名順位:1巡目下位~2巡目中位

スタッツ


クエンティン・グライムス
出場時間(分)FG%3PT%FT%OFF RebDEF RebREB
27.944.332.6660.733.7
ASTBLKSTLPFTOPTS
2.60.20.82.32.312.1

ハイライト

※ハイライトはカンザス大時代のもの

長所

  • NBAでコンボガードとしてプレーするサイズ
  • 切れ味鋭いドライブ

懸念事項

  • アウトサイドシュートの安定感
  • プレーの判断力
U18アメリカ選手権MVPとして鳴り物入りでカンザス大に入学したクエンティン・グライムス。class of 2018屈指のコンボガードだったが、カンザス大ではその輝きを見せる事は出来ず。シーズン終了後にはNBAドラフトにアーリーエントリーしたが撤回し、ヒューストン大に転校した。

ヒューストン大でも、瞬間的に爆発力を披露することはあったが、シーズンを通じて安定した活躍することは出来ず。縦のドライブが切れ味抜群だが、アウトサイドシュートには波が大きく、ここが安定してくれば評価は自ずとついて来るだろう。

高校卒業後は期待通りの活躍を見せる事は出来ていないが、世代屈指のコンボガードと評されたポテンシャルは健在。今季でカレッジ3シーズン目、そろそろフィットしても良い頃だろう。

チャールズ・バッシ―

大学:ウェスタンケンタッキー大
学年:ジュニア
ポジション:C/PF
身長:210.8cm
出身校:セントアンソニーハイスクール
主な個人賞:1stチームオールカンファレンスUSA/カンファレンスUSA最優秀ディフェンス選手賞/カンファレンスUSA最優秀新人賞
予想指名順位:2巡目上位~中位

スタッツ


チャールズ・バッシ―
出場時間(分)FG%3PT%FT%OFF RebDEF RebREB
28.153.316.778.72.86.49.2
ASTBLKSTLPFTOPTS
1.31.60.82.72.315.3

ハイライト

長所

  • 恵まれたサイズとウイングスパン
  • スムースな身のこなし

懸念事項

  • 粗削りなオフェンススキル
  • 経験不足で成長に時間が必要
ナイジェリア出身のビッグマン、チャールズ・バッシ―。ナイジェリアの路上でフライドチキンを売っている所をスカウトされたというストーリーも。

フレッシュマンのシーズン終了後にアーリーエントリーを表明したが、撤回しカレッジに残る道を選んだ。ソフォモアのシーズンは脛骨の骨折により、残念ながら僅か10試合の出場に留まった。

恵まれた身体を持ち、動きもスムース。シュートタッチも悪くは無いが、オフェンスのスキル不足は否めない。ドラフトコンバインでの体力測定の結果も期待された程の数字ではなく、ドラフトでの評価を上げる為には、スキルの成長を示す必要がある。

ウィル・リチャードソン

大学:オレゴン大
学年:ジュニア
ポジション:PG
身長:195.6cm
出身校:オークヒルアカデミー
主な個人賞:ジョーダンブランドクラシック
予想指名順位:2巡目上位~中位

スタッツ



ウィル・リチャードソン
出場時間(分)FG%3PT%FT%OFF RebDEF RebREB
30.347.946.984.81.22.53.7
ASTBLKSTLPFTOPTS
2.30.21.42.21.611

長所

  • センス溢れる大型ガード
  • 高精度のシュート力

懸念事項

  • 華奢なフィジカル
オレゴン大のビッグガード、ウィル・リチャードソン。過去2シーズンは絶対的エース、ペイトン・プリチャードの存在があったが、今季は彼にとって飛躍のシーズンとなるはずだ。

名門オークヒルアカデミー出身の彼は、コンボガードとしてプレー出来るサイズと純粋なPGの技術と創造性を備えている。課題と見られていた3PTとFTの成功率も信頼できるレベルまで大きく改善させた。

今季の成長度合いでは、予想より遥かに高い順位で指名を受ける可能性も。

マシュー・ハート

大学:デューク大
学年:ソフォモア
ポジション:PF
身長:205.7cm
出身校:ジョンマーシャルハイスクール
主な個人賞:ミネソタ州Mrバスケットボール/マクドナルドオールアメリカン/フープサミット
予想指名順位:2巡目上位~中位

スタッツ


マシュー・ハート
出場時間(分)FG%3PT%FT%OFF RebDEF RebREB
20.548.739.374.11.52.23.8
ASTBLKSTLPFTOPTS
0.90.70.51.90.89.7

ハイライト

長所

  • 高精度のアウトサイドシュート
  • オールラウンドなオフェンススキル

懸念事項

  • 平凡なサイズとウイングスパン
  • リバウンドやディフェンスは弱い
デューク大のパワーフォワード、マシュー・ハート。昨季はスタッツ上は平凡な選手だったが、デューク大の主力選手の中ではベストのオフェンスレーティングを記録した。高精度のアウトサイドを持つ彼がコートに立つことで、他のプレーヤーがコートを広く使う事が可能となり、遺憾なく実力を発揮することが出来た。

今季は昨季以上に洗練されたオフェンスを見せてくれることは間違いないだろう。彼の評価を上げる上で重要なのはディフェンス面。彼の身体を考えると、ショットブロッカーとして成長することは望み薄。せめてリバウンドで一定以上の強さを見せたい所だ。

スキルセットは現代的で、NBAでも彼の様なスタイルのプレーヤーの需要はあるだろう。

ギャリソン・ブルックス

大学:ノースカロライナ大
学年:シニア
ポジション:C/PF
身長:205.7cm
出身校:オーバーンハイスクール
主な個人賞:ACC最成長選手賞/2ndチームオールACC
予想指名順位:2巡目中位

スタッツ


ギャリソン・ブルックス
出場時間(分)FG%3PT%FT%OFF RebDEF RebREB
34.953.528.664.13.25.38.5
ASTBLKSTLPFTOPTS
2.00.50.52.62.116.8

ハイライト


長所

  • ゴール下周辺のフィニッシュ力
  • リバウンドの反応は良好

懸念事項

  • 狭いプレーエリア
  • NBAレベルではクイックネスや跳躍力は並
ノースカロライナ大のインサイドを支えるギャリソン・ブルックス。2019-2020シーズンは苦境に立たされたノースカロライナ大だったが、ブルックスの成長は数少ない明るい話題の1つだった。

オールドスクールなビッグマンでリング周辺では強さを見せるが、プレーエリアは狭い。クイックネスや跳躍力はカレッジでも平均程度でディフェンスでの影響力は限定的。評価を上げる為に、オフェンスではミッドレンジ、FTの向上、ディフェンスではリムプロテクトの向上が必須。

ハードワーカーではあるが、武骨な選手で伸びしろは大きくないだろう。今季のノースカロライナ大はインサイドのタレントが渋滞。大幅なスタッツの伸びも期待できない。どんなに大きな成長を見せたとしても指名は2巡目中位以降と予想。