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プレシーズンの大一番をモントバードアカデミーが制す

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全米から強豪8チームが集まるトーナメント、GEICO Top Flight Invite。 シーズンの行方を占うプレシーズンの注目イベントだ。 4回目の開催となったGEICO Top Flight Inviteには、モントバードアカデミー(フロリダ州)、AZコンパスプレップ(アリゾナ州)、プロリフィックプレップ(カリフォルニア州)、クリストファーコロンバスハイスクール(フロリダ州)等、今年も注目チームが参戦。 3日間に渡り激戦が繰り広げられたトーナメントはモントバードアカデミーの優勝で幕を閉じた。 決勝はモントバード対コロンバス 今年の決勝はモントバードアカデミー対クリストファーコロンバスハイスクールのフロリダ州勢同士の対戦。 モントバードは言わずと知れた全米屈指の強豪校。 今年もclass of 2024(日本の高3相当の学年)のNo1プレーヤーであるクーパー・フラッグを筆頭に、主力の6人全員がESPNの評価でclass of 2024のTOP50に入るという反則的なタレントが集まる。 例年、モントバードは複数の転校生が加入するが、今季の主力6人の内、1人を除いて昨季からモントバードに在籍。経験値も高く、チームとして例年以上の成熟度を有する。 対するコロンバスはclass of 2025(日本の高2相当の学年)のトッププレーヤーであり、キャメロン・ブーザーの息子であるキャメロン・ブーザーとケイデン・ブーザーのブーザーツインズを有する。 キャメロンは昨季ソフォモアにして複数の全米最優秀賞を受賞し、ESPNの評価でも学年2位の評価を得る高校トッププレーヤーの1人。ケイデンも攻守に優れる2wayガードで学年16位と高い評価を得ている。 また、今季からはジェイソン・リチャードソンの息子であるジェイス・リチャードソンとジャクソン・リチャードソンの2人が転校で加入し厚みを増している。 共に準決勝を余裕の点差で通過した両校の対戦は、コロンバスがキャメロンのジャンパーやジェイスの3PTシュートで幸先の良いスタートを見せる。 しかし、フラッグ、エイサ・ニューエル、リアム・マクニ―リー、デリク・クイーンと6フィート8インチ(203.2cm)以上のプレーヤーを4人も有し、サイズの利があるモントバードが逆転し、徐々に点差を広げる。 この試合、モン

2023-2024:今季気になる高校生プレーヤー

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10月に入り、もう間もなくバスケットボールシーズンも開幕。 という訳で、今季の高校注目プレーヤーを。(注目と言っておきながらただ僕が気になってる子を押売りするだけですが) 今回は特に学年を限定せず。class of~は高校の卒業年を現す数字。(今年の高校最上級生はclass of 2024) ランキングや身長はESPNランキングをベースに。いつにもまして内容薄め。気になった子がいれば、是非ご自身でも追いかけてみて頂ければと。 ※今回も例の如く、追記していくスタイルで行きます。 【Class of 2024】 クーパー・フラッグ 所属:モントバードアカデミー(フロリダ州) 学年:class of 2024 ESPNランキング:1位 生年月日:2006年12月21日 ポジション:SF 身長:205.7cm 主な受賞歴:USA Basketball Male Athlete of the Year (2022) ハイライト Z世代のアンドレイ・キリレンコ class of 2024の学年No1プレーヤー、クーパー・フラッグ。 当初はclass of 2025のプレーヤーだったが、高校卒業を1年早めclass of 2024に。 2022年の夏にはUSA代表としてU17W杯に出場。平均9.3得点10リバウンド2.9ブロック2.4スティールを記録し、当時15歳にして大会ベスト5に選出されている。 フラッグの最大の脅威は全てのポジションを抑え込むディフェンスと常に全力でプレーする強度の高さ。 長いウイングスパンと高い身体能力を有し、物凄いスピードでカバーに飛び込んではブロックショットやスティールを決める。 オフェンススキルは発展途上だが、シューティング、ハンドリング、パッシングと全てで一定以上の水準に。 所属校のモントバードアカデミーは多くのオールラウンダーをNBAに輩出している名門校で、今夏のAAUでも高い得点能力を披露している事から、今季は成長したオフェンスを見せてくれるだろう。 進学先は未定だがドリームスクールはデューク大とのこと。 確かにデュークのイメージにピッタリ合うけれど、訪問していたコネチカット大のジャージーも似合っていたし、そっちもアリなんじゃないかなぁと。 ディラン・ハーパー 所属:ドンボスコプレパ

レブロン次男、ブライス・ジェームズがノートルダムハイスクールに転校へ

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NBAのスーパースター、レブロン・ジェームズの次男、ブライス・ジェームズ。 今季からジュニア(日本の高2相当の学年)となるブライスだが、昨季まで兄のブロニーと共にプレーしていたシエラキャニオンスクールから、同じカリフォルニア州内のノートルダムハイスクールに転校する事が報じられている。 ノートルダムは昨季のカリフォルニア州大会(ディビジョン1)の王者。プレーオフではシエラキャニオンとも対戦し勝利を上げた。 また、ラッパーのMaster Pの息子であり、ヒューストン大コミットのマーシー・ミラーもノートルダムに所属している。 ブライス・ジェームズ 所属:ノートルダムハイスクール(カリフォルニア州) 学年:class of 2025 生年月日:2007年6月14日 ポジション:SG/SF ハイライト 飛躍が期待されるスーパースターの次男 レブロンの次男、ブライス・ジェームズ。 兄のブロニーはガードとしてプレーしていたが、ブライスは兄よりも1回り大きく(ESPNに記載されている身長は198.1cm)、ウイングとしてプレーしている。 一方、兄のブロニーが全米屈指のタレント層を誇るシエラキャニオンでフレッシュマンからローテーションプレーヤーとして出場時間を獲得し、ESPNランキングでも上位にランクインしていたのに対し、ブライスはまでそこまでの評価を得るには至っていない。 過去2シーズンは兄と共にシエラキャニオンスクールでプレーしていたが、ブライスは兄の様に出場時間を獲得出来てはいなかった。 また、シエラキャニオンには元NBAプレーヤーを父に持つ所謂"NBA2世"が多く、知名度の高さは全米屈指であったが、2019年を最後にカリフォルニア州大会制覇を逃していた。 同年代時点での兄と比較するとまだまだ発展途上のブライスだが、身体能力の高さは父親譲りで、ハイライトプレーのスケールは大きい。 身体的にはブロニー以上に父に近いという声もあり、今回の転校が良い転機となるだろうか。 高校時代のブロニーには様々な評価があったが、最終的には学年トップレベルの実力を有している事を証明していた。兄同様に学年トップレベルの評価を得るには、そろそろ頭角を現しておきたい。上級生となる今季はそのポテンシャルを安定して発揮し、飛躍のシーズンとなる

2023-2024シーズン注目のNBA2世プレーヤー

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最近更新サボってますが... 今回は当ブログの定番、2世プレーヤーネタを。 最近、元NBAプレーヤーを父に持つ所謂2世プレーヤーの活躍が顕著。(レブロンの所は父もまだ現役だけれど) いつにもまして内容の薄い回ですが予めご容赦を。身長はESPN等に記載されている身長をそのままで。class of ~は高校の卒業年を表すものでドラフト年を現すものではありません。誕生日が出てる子は誕生日も記載。 例の如くちょくちょく追記していければなと。 ディラン・ハーパー 父:ロン・ハーパー 学年:class of 2024 生年月日:2006年3月2日 ポジション:SG/PG 身長:193cm 所属:ドンボスコプレップハイスクール(ニュージャージー州) ハイライト 父は元NBAプレーヤーのロン・ハーパーで、兄も現役のNBAプレーヤーであるロン・ハーパーJr。 そして自身はclass of 2024のESPNランキングで学年No1にランクされるコンボガードだ。 今夏のPeach Jamでは平均21.2得点5.7リバウンド3.3アシストで1stチームに選出。U19ワールドカップのメンバーにも選出され、平均9.3得点に加えチームトップの3.0アシストを記録した。 父や兄よりも1回り小柄で、爆発的な身体能力も無いが、フィジカルコンタクトを苦にしないタフさとオールラウンドなスキルを備える現代風のコンボガード。 父や兄に続きNBA入りを果たすのもそう遠くはないだろう。 ジェイス・リチャードソン 父:ジェイソン・リチャードソンjace 学年:class of 2024 生年月日:2005年10月15日 ポジション:SG/PG 身長:190.5cm 所属:クリストファーコロンバスハイスクール(フロリダ州) ハイライト 元ダンクコンテスト王者のジェイソン・リチャードソンを父に持つジェイス・リチャードソン。父より1回り小さいコンボガードだが、父譲りの豪快なダンクを叩き込む事も。 弟でclass of 2026のジャクソン・リチャードソンも有望プレーヤーと目されている。 今夏大きく評価を上げたプレーヤーの1人で、全米の有望高校生が集うPangos All-American Campでは16.8得点3.2アシストを記録し、キャンプの2nd

ちょっと先の話。今から覚えておいてほしい次代のスター候補。

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タイトル通り、ちょっと未来のお話。 class of 2025、class of 2026に中々に有望なオールラウンダーが揃っているので、是非今から抑えておいてほしいなと。 サイズがあり、攻守に支配力を見せる彼等の台頭は"新時代"の到来を予感させる。 ちなみに高校バスケファン的な"class of ~"は高校を卒業する年を意味し、NBAドラフトにエントリーが可能な年では無いのでご了承を。(現行の ドラフトルールでは、年齢以外にも高校卒業後1年経過という要項有り) クーパー・フラッグ 所属:モントバードアカデミー(フロリダ州) 学年:class of 2025 生年月日:2006年12月21日 ポジション:SF/PF ハイライト Z世代のアンドレイ・キリレンコ 全米屈指の強豪、モントバードアカデミーでプレーするクーパー・フラッグ。 未来のNBA候補ひしめくモントバードアカデミーの中で、下級生ながらに看板プレーヤーの1人としてチームを牽引した。 昨年のU17ワールドカップでは、15歳にして平均9.3得点10リバウンド2.4スティール2.9ブロックという驚異的な数字を叩き出し、大会ベスト5に選出された。 そのディフェンス力は既に学年を問わず高校No1と呼んで過言では無いレベルに有り、機動力とサイズで全てのポジションをカバー。長い腕を槍の様に伸ばし、カバーポジションからスティールをもぎ取り、ブロックショットを叩き出す。 身体的な資質も去ることながら、常軌を逸した程にしつこく激しいプレーは圧巻だ。 今夏のAAUシーズンでは、トップカテゴリーから1つ下のE16カテゴリーでプレーし、スコアリングに特化。ハンドリングやハーフコートでのスコアリングスキルは発展途上だが、オープンコートではサイズと身体能力で理不尽なまでの決定力を見せた。 スコアリングスキルに磨きを掛けているが、オフェンスではスコアラーというより、ゲームメイクもこなすセカンドハンドラー向き。パスの視野は有るので、ハンドリングスキルとアウトサイドシュートの成長に期待したい。腕が長すぎる故、ちょっとハンドリングには危なっかしさを感じるので。 デイビッド・ロビンソン以来となるクアドラプルダブルを達成するのはクーパー・フラッグかもしれない。

USA代表がU16アメリカ選手権で猛威を振るう

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現在メキシコのユカタンで開催されているU16アメリカ選手権。 今大会でも絶対王者のUSAが圧倒的な強さを見せている。 初戦の対プエルトリコ戦はまだギアも入らず、96-61と控えめな試合だったが、続くアルゼンチン戦を61点差、メキシコ戦を69点差で大勝。 ベンチ層も厚く、他を寄せ付けない強さで予選リーグを終えた。 サイズを利したフルコートプレスで他国を圧倒 今朝の対ウルグアイ戦も123-45の78点差で圧勝を収めたUSA。 全試合で異なるプレーヤーがリーディンスコアラーとなる選手層の厚さは流石という所だが、今大会のチーム最大の特徴は機動力の高いウイング陣によるフルコートプレスだろう。 例年、USA代表はフルコートプレスで他国を圧倒してきたが、今大会のチームのプレスは一味違う。 AJ・ディバンツァ、コア・ピートという2m級のサイズ、長いウイングスパン、高い身体能力を有したウイング陣がフルコートプレスの一線目を務め、その圧力たるや、U16世代のプレーヤーにはひとたまりも無い。 一線目を突破し、パスを出しても、その長さと機動力の高さで軽々とボールを絡め取ってしまう。 スターティング5が引っ込んでも、ベンチからタイラン・ストークス、ケイレブ・ホルト、アイザイア・ハーウェルとスターティング5と遜色の無いウイング陣が控えているのだから、対戦相手からしたら厄介な事、この上なく。 対メキシコ戦では1試合で計32スティールとそのディフェンスの破壊力は計り知れず、今大会平均で見ても24.5スティールという驚異的な数字を叩き出している。 次戦の準決勝では、今大会の初戦で対戦したプエルトリコ代表と対戦。そこで勝ち抜けば、アルゼンチン対カナダの勝者と決勝で対戦。 恐らく、USAがこの先もその強さを見せつける事が予想されるが、一泡吹かせるチームが出て来てくれる事に期待したい。

U16USA代表が決まったよ!!

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世間はドラフトプロセス真っ盛りだけれど、間もなくU16アメリカ選手権も開幕。 2023年6月5日から6月11日にかけて、メキシコのユカタンで開催され、上位4チームが2024年の6月にトルコで開催されるU17ワールドカップへの切符を勝ち取る事が出来る。 間もなく開幕するU16アメリカ選手権に向け、絶対王者チームUSAも代表メンバーを公表。 今回のメンバーは中々に豪華なメンバーが揃っているので、その中から僕の推しメンを。 フルロスターは こちら からご確認を。 The squad going for gold at @FIBA U16 Americas 🤩 🇺🇸 #USABMU16 pic.twitter.com/nlo3f9fPuj — USABJNT (@usabjnt) June 2, 2023 ブーザーツインズが遂に世界デビュー 元NBAオールスターのカルロスブーザーを父に持つ双子の兄弟、キャメロン・ブーザーとケイデン・ブーザー。 オールラウンドなインサイドプレーヤーであるキャメロンと、タフで堅実なコンボガードのケイデン。 日本でも知名度の上がって来ているブーザーツインズが遂にUSA代表デビューを飾った。 ツインズ共にESPNによる有望高校生ランキングで学年トップ25にランクインする超有望株だが、より評価が高いのがキャメロン。 ESPNランキングでは学年No1の評価を受け、今年はソフォモア(日本の高1相当)にも関わらず、複数の全米最優秀選手賞を受賞した。 タレント揃いの今回のU16USA代表の中でも、再注目のプレーヤーがキャメロン・ブーザーだろう。 世界No1のウイング陣が揃う 今回のU16USA代表メンバーで最も層が厚いのがウイングポジション。 class of 2025(2025年卒業の学年)でESPNランキング5位にランクされるダリン・ピーターソンと同10位のアイザイア・ハーウェル、class of 2026(2026年卒業の学年)でESPNランキング1位にランクされるAJ・ディバンツァに同2位のタイラン・ストークスと世代屈指のウイングが名を連ねる。 中でも注目は昨年のU17ワールドカップにも出場し、大会ベスト5にも選出されたコア・ピートだろう。 屈強なフィジカルを武器にゴリゴリ得点を狙いに

キャメロン・ブーザーが史上2人目となるソフォモアでのゲータレード賞を受賞!!

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元NBAオールスターであるカルロス・ブーザーを父に持つキャメロン・ブーザー。 近年、元NBAプレーヤーを父に持つ所謂"2世プレーヤー"の活躍が顕著な中、ESPNによる評価でclass of 2025(2025年に高校を卒業する学年)のNo1プレーヤーにランクされる次代のスター候補だ。 今季も所属校のコロンバスハイスクールを州大会制覇に導いたブーザーは、上級生のトッププレーヤー達を差し置き、ゲーターレード社選出の全米最優秀選手賞(ゲーターレード賞)を受賞。 ソフォモア(日本の高1相当の学年)での受賞は2020年のイマニ・ベイツ以来、史上2人目の快挙だ。 キャメロン・ブーザー 所属:クリストファーコロンバスハイスクール(フロリダ州) 学年:class of 2025 生年月日:2007年7月18日 ポジション:PF/C 身長:205.7cm ハイライト 高いレベルでスキルを揃えるオールラウンダー フロリダ州のコロンバスハイスクールでプレーするキャメロン・ブーザー。 昨季はフレッシュマン(日本の中3相当の学年)ながら、双子の兄弟であるケイデン・ブーザーと共にチームをフロリダ州大会制覇に牽引した。 今季もフロリダ州大会制覇を達成し、ソフォモアにして既に州大会を2連覇中だ。 キャメロンは父同様にインサイドプレーヤーながら、プレースタイルは現代的。 ペイントエリアで攻守に存在感を見せるのは勿論、リバウンドやブロックからそのままボールをブッシュし、速攻を演出。 ハーフコートオフェンスではキャッチ&シュートでもプルアップでも、3PTを高確率に決めるシュート精度を誇り、ドライブからフィニッシュにもアシストにも持ちこめるハンドリングスキルとパスの視野とセンスを有する。 現代バスケのオールラウンド化の流れを受け、高校レベルでもオールラウンドなスキルを見せるインサイドプレーヤーは少なくないが、ブーザーの様に高校トップレベルでそのスキルを効果的に発揮できるプレーヤーは稀有な存在だ。 2007年7月生まれのブーザーは、今後身体的にも成長する可能性は十分にあるが、現時点では身長や身体能力に突出するタイプでは無く、ディフェンスでのポテンシャルは限られる。 その分、オフェンスではハンドラーとしてのプレーを向上させ、プレ

レブロンとカーメロ、20年の時を経て息子同士の対戦が実現。

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NBAのスーパースター、レブロン・ジェームスとカーメロ・アンソニー。 高校時代から名を馳せた2人は2002年の2月に対戦をしている。 それから20年以上の時を経て、レブロンの息子であるブロニー・ジェームスとブライス・ジェームスを擁するシエラキャニオンスクールが、カーメロの息子カイヤン・アンソニー擁するクライストザキングスクールと対戦。 ESPNにより全米放送をされた注目の一戦は、17得点をあげたアイザイア・エロヒムの活躍でシエラキャニオンスクールが62-51で勝利を収めた。

モントバードアカデミーがGEICO Top Flight Inviteを制覇

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アメリカ高校バスケも間もなくシーズンイン。 シーズン開幕を前に、全米から有力校8校が招待され開催されたトーナメント、GEICO Top Flight Inviteの決勝でフロリダイーグルス(=モントバードアカデミー)とアリゾナコンパスプレップが対戦。 モントバードは実質的な全米高校No1決定戦であるGEICOナショナルズを2連覇中。対するアリゾナコンパスも2年連続でGEICOナショナルズに出場しており、全米トップレベル同士の対決は、今季の行方を占う上でも注目の試合だ。 延長戦にもつれ込んだ激戦を、クーパー・フラッグのビッグプレーにより、モントバードが勝利し、GEICO Top Flight Inviteを制した。

class of 2025のトップ3がちょっと凄い件

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2025年に高校を卒業する学年、class of 2025。 タイトル通りにその学年トップ3が中々に凄いよ、というお話。 ESPNによる有望高校生ランキングで、この学年3位にランクされるクーパー・フラッグ、2位にランクされるコア・ピートの2人は、共に先日のU17W杯で15歳ながらに大会ベスト5に選出された逸材。 その2人を抑え、学年No1にランクされるキャメロン・ブーザーは、元NBAプレーヤーのカルロス・ブーザーを父に持つ2世プレーヤーだ。

レブロン息子擁するシエラキャニオンのヨーロッパツアーは黒星スタートに

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近年、多くのNBAプレーヤーを輩出しているカリフォルニア州の強豪、シエラキャニオンスクール。 過去にはケニオン・マーティン、ドウェイン・ウェイドの息子等も在籍し、セレブ校としても知られる同校には、今季もレブロン・ジェームズの息子であるブロニー・ジェームズとブライス・ジェームズ、スコッティ・ピッペンの息子であるジャスティン・ピッペン、アンフェニー・ハーダウェイの息子であるアシュトン・ハーダウェイ、デレク・フィッシャーの息子であるドリュー・フィッシャーが在籍する。 ブロニーの高校ラストシーズンという事もあり、例年以上に注目を集めるシエラキャニオンは、シーズン開始を前にヨーロッパツアーを敢行。 ロンドンで、ヨーロッパ出身プレーヤーで構成されるHOOPSFIX Eliteと対戦。74-81で惜敗し、黒星スタートとなった。 London’s got some HOOPERS! The home team fends off California Basketball Club for the 81-74 win 🇬🇧 Quinn Ellis had a game high 17 for Hoopsfix. #AxeEuroTour pic.twitter.com/KfJ2WatNMm — SportsCenter NEXT (@SCNext) August 11, 2022

"Z世代のキリレンコ"クーパー・フラッグの名前は覚えておいた方が良い

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ESPNによる有望高校生ランキングでclass of 2025(2025年に高校を卒業。現日本の高1相当の学年。)の学年3位にランクされるクーパー・フラッグ。 2006年12月21日生まれのフラッグは、若干15歳ながらにU17のUSA代表に選出。 スペインのマラガで開催されたU17ワールドカップ(FIBA U17 Basketball World Cup 2022)でUSA代表の世界制覇に貢献し、大会ベスト5にも選出された。 まだ15歳だが、U17の世界トップレベルを相手にスターの片鱗を見せたフラッグは、今から覚えておいて損は無いプレーヤーだろう。 八面六臂のディフェンスでゲームを支配 今夏のU17ワールドカップでは、タレント溢れるUSA、しかも先輩だらけの中でローテーションの一角に。 オフェンスにおいては年齢通りの粗さを残すものの、9.3得点1.9アシストとオールラウンドな才能を見せた。 フラッグの特筆すべき点はディフェンスでの存在感。 平均10リバウンド、2.4スティール、2.9ブロックは全てにおいてチーム首位。どこにでも顔を出す圧倒的な運動量とボールへの嗅覚、常にハードなディフェンスを続けるモーターの高さでUSAのディフェンスをリードした。 ブロックやスティール等、数字に残る面は勿論の事、常にオフェンスにプレッシャーを掛け続け、ボディーブローの様にジワジワとマッチアップを削る地味なディフェンスも出来る事がフラッグの強み。 派手なプレーだけでなく、チームの為のダーティーワークまで手を抜かず出来てしまう15歳というのは、当然稀有。そのインテンシティの高さには狂気すら覚える。 15歳のフラッグはまだ華奢で身体的には発展途上にあるが、ウイングスパンとプレー強度の高さ、高いバスケットボールIQを武器に対人、チームディフェンス共に優秀。ガードからビッグマンまで全てのポジションをカバーしてしまう現代バスケの申し子の様な万能性を見せた。 ディフェンスでのオールラウンド性や強度の高さはユタジャズ等で活躍したアンドレ・キリレンコをも彷彿とさせる逸材だ。 今年からはモントバードアカデミーに フレッシュマンのシーズンを、メイン州のノコミスリージョナルハイスクールでプレーしたフラッグ。 チームを州大会制覇に導き、フレッシュマンとしては史上初と

チームUSA:セルビアを退けU17W杯ベスト4に進出

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スペインのマラガで開催されているU17ワールドカップ(FIBA U17 Basketball World Cup 2022)。 予選ラウンドでグループCを首位で通過したUSAは、ベスト4進出をかけ、グループA2位のセルビア代表と対戦。 立ち上がりこそセルビアがリードを奪ったが、流れを掴んだUSAがすぐに逆転。 そのまま試合を優位に進め、106-80で勝利しベスト4にコマを進めた。

チームUSA:U17W杯初戦を快勝で飾る

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スペインのマラガで開催されているU17ワールドカップ(FIBA U17 Basketball World Cup 2022)。 予選ラウンドでグループCに属するチームUSAは初戦でレバノン代表と対戦。 大会初戦という事もあり、序盤は散漫なプレーも見られたが、徐々に集中力とギアを上げ、120-44で勝利。 見事初戦を快勝で飾った。 W in our opener! 🤗 @22_captainjack 21 pts, 5 reb @ohyeadave 21 pts, 3 reb @ron2kholland 16 pts, 6 reb 🇺🇸 #USABMU17 x #FIBAU17 pic.twitter.com/YDt34JkF0c — USABJNT (@usabjnt) July 2, 2022

この夏気になるNBA2世プレーヤーまとめ

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昨今活躍の目立つのが、NBAプレーヤーを父に持つ所謂"2世プレーヤー"。 今年のドラフトでも元NBAプレーヤーであるジャバリ・スミスの息子、ジャバリ・スミスJr、現在はトロントラプターズでコーチを務めるエイドリアン・グリフィンの息子、AJ・グリフィンの上位指名が予想されている。 今回は、この夏のAAUシーズンで注目されるであろう高校生2世プレーヤーのまとめを。 ちなみに、class of ~は高校の卒業年を表しており、今年高校の最上級生となるのがclass of 2023です。

カルロス・ブーザーの息子、ブーザーツインズが高校バスケデビュー

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2001年にデューク大でNCAAトーナメント制覇を経験し、NBAでも2度のオールスターに選出されたカルロス・ブーザー。 その息子であり、双子のキャメロン・ブーザーとカイデン・ブーザーが今年高校に入学。(カタカナ表記は仮で) マイアミで開催されたKT Fall Classicで高校バスケデビューを果たした。 近年、元NBAプレーヤーの父を持つ、2世プレーヤーの活躍が顕著だが、ブーザーツインズもご多聞に漏れず、活躍が期待される2世プレーヤーだ。

世界最高の中学1年生?class of 2025のジャマール・ブラウン

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最近インターネット上で話題のプレーヤー、ジャマール・ブラウンをご存じだろうか?彼はclass of 2025(2025年に高校を卒業する学年)で、今年8年生(日本の中2相当)となる選手だ。 ブラウンはまだ高校に入学してもいないのにも関わらず、その規格外のプレーで話題を呼び、既に多くのハイライトがYouTube上にアップロードされている。 ブラウンの様な早熟のタイプはよく現れるが、ブラウンと同様に高校入学前から注目を浴びたイモニ・ベイツはソフォモアにして高校バスケ界のベストプレーヤーの1人成長し、レブロン以来最高の高校生とも評されている。 ブラウンの今後も成長次第ではあるが、今から注目しておくべき選手だろう。