カルロス・ブーザーの息子、ブーザーツインズはデューク大へ

NBAで2度のオールスターに輝いたカルロス・ブーザーの双子の息子、キャメロン・ブーザーとケイデン・ブーザー。

オールラウンドなインサイドプレーヤーのキャメロン、攻守に優れる2wayのコンボガードのケイデンとサイズ、プレースタイルは大きく異なるが、共に世代屈指のプレーヤーとして下級生の頃から活躍を見せて来た。

兼ねてから進路に注目が集まっていたブーザーツインズが遂に進路を公表。

進学先の最終候補として地元マイアミ大と父の母校デューク大が残る中、ブーザーツインズは大方の予想通りデューク大への進学を公表した。



父の母校デューク大へ

キャメロン・ブーザー

ESPNランキング:2位
生年月日:2007年7月18日
ポジション:PF
身長:205.7cm
ハイライト

ケイデン・ブーザー

ESPNランキング:17位
生年月日:2007年7月18日
ポジション:PG
身長:193cm

ハイライト


カルロス・ブーザーの双子の息子、キャメロン・ブーザーとケイデン・ブーザー、通商ブーザーツインズはフロリダのクリストファーコロンバスハイスクールに通い、今年高校の最上級生となったclass of 2025のプレーヤー。

フレッシュマンのシーズンから目下フロリダ州大会3連覇中で元NBAプレーヤーを父に持つNBA2世としてだけでなく、その実力で全米に名前を轟かせている。

共に世代トップレベルのプレーヤーとしてU16、U17USA代表に選出されており、今夏のU17W杯でもUSA代表の世界制覇に大きく貢献している。

キャメロンは2人の中でも特に評価が高く、ESPNによる評価は学年全体で2位。オールラウンドに完成度の高いPFで2023年には当時15歳にして全米最優秀選手賞を受賞し、今夏のU17W杯でも平均20.1得点9.9リバウンドを記録し大会MVPに選出されている。

ケイデンはキャメロンと比べるとサイズの小さい司令塔。ゲームメイクに優れU17W杯では大会No1の平均6.4アシストを記録。身体能力とフィジカルコンタクトに優れ、リング周りでも高い決定力を有する。ここぞというビッグゲームでステップアップする勝負強さもケイデンの魅力だ。

ブーザーツインズの最終進学候補には地元フロリダのマイアミ大、父の母校デューク大が残されたが、大方の予想通りデューク大への進学を選択した。

デューク大の2025年入学組としてはブーザーツインズが初のコミット。

近年、多くのプレーヤーをNBAに輩出しているデューク大には例年NBA候補の有望株が集まり、今年もクーパー・フラッグ、カマン・マルアチ、アイザイア・エヴァンス等、最高評価である5星プレーヤーが多数デューク大に入学している。

ブーザーツインズのコミットにより、デューク大は一挙に内外の核となるプレーヤーを獲得。2025年組のリクルートにおいても幸先の良いスタートを切った。

父のカルロスは2001年にデューク大を全米制覇に導いており、ブーザーツインズにも親子2代でデューク大での全米制覇を期待したい。


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