レブロンとカーメロ、20年の時を経て息子同士の対戦が実現。

NBAのスーパースター、レブロン・ジェームスとカーメロ・アンソニー。

高校時代から名を馳せた2人は2002年の2月に対戦をしている。

それから20年以上の時を経て、レブロンの息子であるブロニー・ジェームスとブライス・ジェームスを擁するシエラキャニオンスクールが、カーメロの息子カイヤン・アンソニー擁するクライストザキングスクールと対戦。

ESPNにより全米放送をされた注目の一戦は、17得点をあげたアイザイア・エロヒムの活躍でシエラキャニオンスクールが62-51で勝利を収めた。


2世プレーヤー達も存在感を示す


レブロンとカーメロの息子達に注目が集まったが、実はシエラキャニオンには、ペニーの息子でメンフィス大にコミットしているアシュトン・ハーダウェイ、スコッティ・ピッペンの息子であるジャスティン・ピッペンも在籍。

多くの2世プレーヤーがコートに立ち、さながら2世だらけの大運動会の様であった。

今季、最上級生となったブロニー・ジェームスは12得点6リバウンド3アシストの活躍で勝利に貢献。

速攻からのパワフルなダンクや、アシストを受けてのアリウープダンクを叩き込み、数字以上にインパクトのある活躍を見せた。

一方のカイヤン・アンソニーは、2025年に高校卒業予定しているclass of 2025のプレーヤーで、日本の高1相当の学年。

ベンチからの出場ではあったが、父親譲りの滑らかなシューティングから、3PT2本を含む8得点を決め存在感を示した。

フィジカル、スキル共に成長著しく、今後の飛躍も期待される。

ブロニー、カイヤン共に、当時の父達とは異なり、チームの絶対的なエースという訳ではないが、過度な注目を背負いながらも着実に活躍を残すメンタルの強さは相当な物だろう。

また、カイヤンが所属するクライストザキングスクールのスターティング5には、中国人フォワードのキンファン・パンも名を連ねている事は覚えておいてほしい。

2024年に高校卒業を予定しているパンは、ミシガン大、イリノイ大、オレゴン大といった強豪を含め、多くのカレッジからオファーを受ける注目株だ。

レブロンの二男である、ブライス・ジェームスは、カイヤンと同じくclass of 2025のプレーヤーであり、彼等2人が最上級生となる2024-2025シーズンにも同カードが組まれる可能性は高そうだ。


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