カーメロ・アンソニーの息子、カイヤン・アンソニーは父の母校へ

元NBAスタープレーヤーであるカーメロ・アンソニーの息子、カイヤン・アンソニー。

ESPNによる高校生プレーヤーランキングでは、2025年に高校を卒業するclass of 2025の中で全米36位と高い評価を受けるSGだ。

進学先の最終候補としてシラキュース大、オーバーン大、USCの3校を挙げていたアンソニーだったが、父カーメロ・アンソニーの番組、"7PM in Brooklyn"の中で進学先を発表。

父の母校であるシラキュース大に進学する事を明らかにした。



父の母校シラキュース大へ

カイヤン・アンソニー

ESPNランキング:36位
所属:ロングアイランドルスランハイスクール(ニューヨーク州)
生年月日:2007年3月7日
ポジション:SG
身長:195.6cm

ハイライト



元NBAプレーヤーのカーメロ・アンソニーを父に持ち、下級生の頃から注目を浴びて来たカイヤン・アンソニー。

身長は195.6cmと父のカーメロより1回り小さく、爆発的な身体能力も無いが、スムースでレンジの広いアウトサイドシュート、巧みなステップワークで得点を量産するスコアラー。

学年が上がるに連れ、フィジカル、スキル共に順調に成長を見せ、スムースなシューティングを武器に世代屈指のSGの1人として高い評価を得ている。

昨季からは全米屈指の強豪校であるロングアイランドルスランハイスクールでプレーし、ローテションプレーヤーの1人として活躍を見せた。

ロングアイランドルスランは全米屈指の強豪14校によるリーグ、"EYBL Scholastic"に所属しており、今季のアンソニーには全米屈指の強豪達を相手にエースとして渡り合う事が期待される。

高い評価を得るアンソニーは20校以上のカレッジからオファーを受け、その中から父の母校であるシラキュース大を進学先に選んだ。

シラキュース大は、ノースカロライナ大、デューク大といった名門ひしめくカンファレンスのAtlantic Coast Conference (ACC)に所属する強豪校。カーメロを擁して全米制覇を達成した2003年以降でも、2013年、2016年とFinal4進出を果たしている。

47シーズンに渡りシラキュース大を指揮してきた名将、ジム・ベーハイムが2023年で退任し、昨季からは後任としてエイドリアン・オウトリーがヘッドコーチを務める。就任初シーズンの昨季はNCAAトーナメント進出を逃したものの、カンファレンスゲームを11勝9敗で勝ち越し、上々の成績を残した。

2025年入学組では、ESPNランキングで全米15位にはいるPFのサディク・ホワイトもコミット済。新ヘッドコーチであるオウトリーの下に有望な新入生が集まってきており、カイヤンにもシラキュース大の新時代を作るプレーヤーの1人として活躍し、父に続いて親子2代でのNBA入りが期待される。


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