NBAドラフト2018:ドラフト上位候補の身体測定結果。

毎年楽しみにしているドラフトコンバインが遂に始まりました。 コンバインの中でも特に楽しみなのが、各選手の身体測定結果。 身体測定の結果はドラフトでの評価にも大きく影響し、昨年はドノバン・ミッチェルも身体測定結果で評価を上げました。

今年の身体測定結果では、注目のテキサス大のモハメド・バンバはコンバイン史に残る驚異的な数字を記録しました。
ドラフト上位候補の選手は身体測定を回避するケースも多々あり、今年もディアンドレ・エイトンとマービン・バグリーは身体測定を回避しました。

今年のビッグマンはやっぱり良い

氏名/身長(裸足)/体重/体脂肪率/ウイングスパン/スタンディングリーチ
モハメド・バンバ/211.5cm/102.3kg/6.2%/238.8cm/293.4cm
ジャレン・ジャクソンJr/207.6cm/107kg/7.2%/226.7cm/279.4cm
ウェンデル・カーターJr/205.1cm/114kg/7.85%/224.8cm/276.9cm
ルディ・ゴベール/213.5cm/107.8kg/4.4%/235cm/292.1cm
アンソニー・デイビス/206.4cm/100.6kg/7.9%/227.3cm/274.3cm

ビッグマンが豊作と言われる今年のドラフトですが、ビッグマン達の身体測定結果は期待のそぐわぬ素晴らしいモノでした。
今年のドラフト上位候補のビッグマンの中では、ディアンドレ・エイトンとマービン・バグリーは身体測定を回避し、モハメド・バンバ、ジャレン・ジャクソンJr、ウェンデル・カーターJrが参加。
バンバ、ジャクソン、カーター共にNBAのスター選手達の身体測定結果に劣らない素晴らしい結果を残しました。

カレッジでも圧倒的なウイングスパンを武器に多くのハイライトを残したバンバは、ウイングスパン、スタンディングリーチ共に、ルディ・ゴベールの持つコンバイン記録を更新。
規格外のポテンシャルを持つ選手であることを改めて見せつけました

MSUのジャクソン、デューク大のカーターもアンソニー・デイビスのドラフト時と遜色無い数値を残しており、オールラウンドな技術だけでなく、身体的にもNBAでスターになれる資質を備えていることを証明しました。

ガード陣の結果は?

氏名/身長(裸足)/体重/体脂肪率/ウイングスパン/スタンディングリーチ
コリン・セクストン/184.2cm/83kg/5.6%/201.3cm/250.2cm
トレー・ヤング/183cm/80.6kg/5.35%/190.5cm/242.6cm
シェイ・アレキサンダー/194.3cm/81.6kg/3.0%/212.1cm/264.2cm

今年の上位指名候補のガードはコリン・セクストン、トレー・ヤング、シェイ・アレキサンダーの3人。

セクストンは身長こそ小さいものの、ウイングスパンが優秀でスタンディングリーチもPGとしては十分な水準。
カレッジではスコアラー寄りのプレーも見られたセクストンですが、身長だけを見れば、コンボガードとしては小さい数字です。

ケンタッキー大のアレキサンダーもサイズ、ウイングスパン、スタンディングリーチの全てでSGとしても優秀な数値を残し、ビッグガードとしてのポテンシャルの高さを感じさせます。

ネクストカリーとも呼ばれるヤングですが、身体測定結果PGの平均を下回る結果となりました。
彼の身体測定結果は予想の範囲内の結果の為、指名順位には大きな影響は無いのではないでしょうか。

ウイングは概ね予想通り

氏名/身長(裸足)/体重/体脂肪率/ウイングスパン/スタンディングリーチ
マイケル・ポーターJr/207cm/95.7kg/6.4%/214cm/275.6cm
ケビン・ノックス/202.6cm/96.4kg/4.95%/212.7cm/274.3cm

ウイングの上位候補はマイケル・ポーターJrとケビン・ノックスの2人。
ウイングスパンはそこそこですが、揃ってサイズがあり、コンボフォワードとしてNBAでも十分にプレー出来る水準の高さがあります。
今回の身体測定結果は予想通りの結果で、指名順位への影響は無さそうです。

コメント