NBAドラフト2018:名門UNCのマルチプレイヤー、ティオ・ピンソン。
In the history of @UNC_Basketball here is the entire list of players who averaged 10+ points, 5+ rebounds and 5+ assists for a season:— Carolina Basketball (@UNC_Basketball) 2018年3月27日
Theo
Let’s look at that list again:@tpinsonn
10.3 points, 6.5 rebounds and 5.1 assists#GoHeels #SomeoneHadToBeFirst pic.twitter.com/dLLMZJwCNH
今年のNCAAトーナメントでは2回戦でテキサスA&M大に敗退したノースカロライナ大(UNC)。
3年連続でのFinal4進出こそ逃しましたが、今年も魅力な選手の揃う良いチームでした。
UNCの中での一番の推しメンが4年生だったウイングのティオ・ピンソン。
得点面で突出した選手ではありませんが、多才でセンス溢れるプレーを見せてくれる選手です。
今季は平均10.3得点6.5リバウンド5.1アシストを記録し、カレッジ屈指のオールラウンダーであることを証明してくれました。
ティオ・ピンソン
高校時代には世代別アメリカ代表やマクドナルドオールアメリカンにも選出されているピンソン。
class of 2014の中ではESPNランキングで10位にランクされました。(ちなみに9位がカール・アンソニー=タウンズ、11位がケリー・ウブレでした。)
鳴り物入りでカレッジ入りを果たしましたが、キャリアを通じて怪我に悩まされたピンソン。
昨季も怪我で出遅れましたが、スターターの一角として、献身的なプレーでNCAAトーナメント制覇に大きく貢献。
今季は全試合に出場し、持ち前のオールラウンドなスキルを遺憾なく発揮してくれました。
身体能力が高く、器用なハンドリングとガードの様な広い視野を備えるピンソン。
特にウイングの選手ながら1試合平均5.1本を記録したアシストは特筆に値します。
これだけのスキルと能力を持っていれば、セルフィッシュでオフェンス偏重なプレーヤーのなりそうなところですが、ピンソンはとてもアンセルフィッシュでディフェンスや泥くさいプレーでも貢献するチームプレーヤー。
スコアラータイプの選手ではありませんが、ここぞという時にはドライブから得点を奪い、ディフェンスではガードからインサイドプレーヤーまで抑え込む汎用性の高さを見せます。
唯一の弱点はカレッジの4年間で1度も成功率3割を超えることの無かった3PTですが、FT成功率は1年目の61.1%から81.8%まで向上させたので、3PTも今後改善を見せるかもしれません。
予想指名順位は2巡目
正直ドラフトにかかるかどうかは微妙な位置の選手ですが、推しメンなので2巡目予想にしておきます。
もし3PT成功率が4割弱程あれば、1巡目中位で指名を受けてもおかしくない選手だと思っています。
飛びぬけた能力を得点以外で発揮出来る献身的なプレーヤー。
アウトサイドシュートに目を瞑れば、本当に多才で優秀なプレーヤーです。
今のご時世3PTを打てる選手はゴロゴロいるので、チームにピンソンの様なプレーヤーが1人いれば重宝するのではないでしょうか。
カレッジでは目立った個人賞などを受賞した選手ではありませんが、彼の多才さがNBAで開花し、スタープレーヤーに成長してくれることを期待しています。
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