2018-2019シーズン注目フレッシュマン:ビラノバ大ジャボン・クイナリー

ドラフトも終わったので、カレッジシーズンに向けて注目フレッシュマンの予習に移ろうと思います。
まず1人目はビラノバ大に進学するPGのジャボン・クイナリー。
この学年のPGでは1番の推しメンです。

全米最優秀選手ジェイレン・ブランソンを擁し、今年のNCAAトーナメントを制したビラノバ大。
クイナリーはブランソンの後継者として、強豪ビラノバ大の司令塔を務めることとなります。


ジャボン・クイナリー

大学:ビラノバ大
学年:フレッシュマン
ポジション:PG
身長(裸足):182.9cm
体重:76.2kg
ウイングスパン:193cm
スタンディングリーチ:243.8cm



ニュージャージー州のHudson Catholic Regional High School出身のPG、ジャボン・クイナリー。
高校ではJunior、Seniorと2年連続でニュージャージー州のGatorade Boys Basketball Player of the Yearに選出され、マクドナルドオールアメリカンにも出場した世代を代表する選手。
Jelly Famの一員として、高校生ながら高い知名度を誇ります。

当初はアリゾナ大にコミットしていましたが、アリゾナ大のコーチングスタッフとの贈収賄疑惑を受けて、アリゾナ大への進学を撤回。
2018年2月にビラノバ大へのコミットを表明しました。

身体的には平凡な選手ですが、切れ味鋭いハンドリングと華やかなレイアップのパッケージを持ち、難しいシュートを軽々沈めてきます。
彼の多彩なシュートパッケージとバックボード使いの上手さは必見。
私的にはレイアップの時の手首の使い方が本当に魅力的だなと。
また、意外と跳躍力も高く、マクドナルドオールアメリカンのダンクコンテストでは、ダブルパンプリバースでのダンクも披露しました。
ビラノバ大では、昨季のカレッジ最優秀選手のジェイレン・ブランソンの後継者として司令塔を務めることとなります。

ビラノバは個人の能力に頼るチームではなく、チームルールの徹底や鍛え上げられたディフェンスを武器とするチーム。
華やかなスキルセットを持つクイナリーが、OBのブランソン、カイル・ロウリーと同様のタフさを身に付けることが出来れば、プレーヤーとしての評価を1ランク上げることとなるでしょう。
ビラノバ大では、圧倒的な個人スタッツを残すことは考えにくいですが、強豪校の司令塔として堅実なプレーを披露し、アウトサイドシュートを安定して決めることが出来れば、One-and-DoneでのNBA入りも見えてきます。

昨季のカレッジバスケで、下馬評を大きく上回る活躍を見せたのが、オクラホマ大のトレー・ヤングでした。
今年はクイナリーが昨季のヤング同様に、シーズンで大きく評価を上げてくると予想しています。

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