NBAドラフト2019:そろそろ来年のドラフトの話をしよう。
The 2018 #NBADraft presented by @statefarm tips off at 7pm/et @ESPN! #ThisIsWhyWePlay pic.twitter.com/fZVSxGNRD6— NBA (@NBA) 2018年6月21日
今年のドラフトが終わったばかりですが、大手スポーツサイトからも既に来年のドラフト予想が出ています。
ビッグマンが豊作だった今年に対して、来年は上位候補にウイングが揃う年。
全体的な層の厚さは今年程ではないかなという予想。
来年のドラフト候補生を紹介していこうと思いますが、私的な嗜好がかなり反映されているので、ご容赦を。
R.J・バレット
大学:デューク大
学年:フレッシュマン
ポジション:SF/SG
予想指名順位:3位以内
カナダ出身のウイングプレーヤー、R.J・バレット。
昨夏にはU19カナダ代表を世界選手権制覇に導き、自身は大会MVPを受賞。
所属校のMontverde Academyを全米招待優勝に導いた名実ともに世界最高の高校生プレーヤー。
得点、リバウンド、アシストと何でもこなすオールラウンダーで、フィジカルコンタクトにも強く、ランニングプレーや速攻での破壊力は絶大。
ここぞという所で得点を上げる勝負強さも魅力です。
ハンドリングやアウトサイドの精度はそこまでで、現代的かと言われるとそうでもないタイプ。
進学先のデューク大では同期にドラフト上位候補がひしめきますが、チームのエースはバレットとなるでしょう。
キャメロン・レディッシュ
大学:デューク大
学年:フレッシュマン
ポジション:SG/SF
予想指名順位:5位以内
バレットと同じくデューク大進学予定のバレット。
昨夏のU19世界選手権には高校生ながらメンバーに選出され、活躍を見せました。
身長201.9cm、ウイングスパン213.4cmの恵まれた身体に加え、キレの良いハンドリング、精度の高いアウトサイドシュートを備える現代的な選手。
高校で身長を伸ばした選手の為、ガードとしてのスキルも備えています。
カレッジでアウトサイドの精度、PG~SFまでこなせる万能性を証明すれば、来年のドラフトではバレット以上に良い順位で指名される可能性も十分にあると予想しています。
ジャー・モラント※2019年1月14日追記
大学:マレー州立大
学年:ソフォモア
ポジション:PG
予想指名順位:5位前後
マレー州立大の2年生ガードのジャー・モラント。
高校時代は無名でマレー州立大以外からは奨学金のオファーも無かった選手ですが、卓越したスキルと爆発的な身体能力を武器に今季大ブレークを果たし、ここまで23.1得点6.3リバウンド10.7アシストというモンスター級のスタッツを残しています。
身体能力の高い選手ながら、FT成功率も77.4%と中々。
最大の懸念事項は1試合平均5.3TOというミスの多さでしょうか。
所属校がミッドメジャーということもあり、NCAAトーナメントに出場しない限り強豪校との対戦が無く、彼が高いレベルでどこまで通用するかというのは未知数な部分も。
いずれにしろ、カレッジのD1でここまでのスタッツを残すことは容易では無く、今年のドラフトのPGの中では間違いなく上位候補の1人です。
ジャー・モラント※2019年1月14日追記
大学:マレー州立大
学年:ソフォモア
ポジション:PG
予想指名順位:5位前後
マレー州立大の2年生ガードのジャー・モラント。
高校時代は無名でマレー州立大以外からは奨学金のオファーも無かった選手ですが、卓越したスキルと爆発的な身体能力を武器に今季大ブレークを果たし、ここまで23.1得点6.3リバウンド10.7アシストというモンスター級のスタッツを残しています。
身体能力の高い選手ながら、FT成功率も77.4%と中々。
最大の懸念事項は1試合平均5.3TOというミスの多さでしょうか。
所属校がミッドメジャーということもあり、NCAAトーナメントに出場しない限り強豪校との対戦が無く、彼が高いレベルでどこまで通用するかというのは未知数な部分も。
いずれにしろ、カレッジのD1でここまでのスタッツを残すことは容易では無く、今年のドラフトのPGの中では間違いなく上位候補の1人です。
ロミオ・ラングフォード
大学:インディアナ大
学年:フレッシュマン
ポジション:SG/SF
予想指名順位:5位以内
当たりだしたら止まらないアウトサイドを持ち、飄々と得点を重ねる点取り屋。
シニアとなった今季は力強さも増し、スコアラーとしては学年NO1の逸材です。
身長195.6cm、ウイングスパン210.8cmとSGとしては恵まれた身体を持ち、エリートディフェンダーへの成長も期待され、常に余力を残している様に見える彼のプレーは底知れぬポテンシャルを感じさせます。
進学先は地元インディアナ大。
地元出身のスターとして、フレッシュマンながらチームを牽引してくれることでしょう。
クエンティン・グライムス
大学:カンザス大
学年:フレッシュマン
ポジション:SG/PG
予想指名順位:5位前後
キレ味鋭いドライブを武器とするコンボガード。
先日のU18アメリカ大陸選手権でも、チーム2位となる平均14.7得点を記録し、大会MVPを獲得しています。
身長193cm、ウイングスパン200.7cmとコンボガードとしてサイズも十分。
ドライブで縦の推進力に加え、緩急や横の動きも上手く使える様になれば、更にアンストッパブルな選手に成長するでしょう。
進学は名門カンザス大。
近年、優秀なガードを輩出し続けているカンザス大で鍛えられれば、5位以内での指名も十分あると予想。
単に推しメンってのもあるんですけどね...。
※2018年12月24日追記
開幕戦の対ミシガン州立大戦では21得点の活躍を見せましたが、その後低調が続きます。
彼の魅力であるドライブの切れ味はカレッジでも通用するので、少しずつ持ち味を発揮できる様にしていきたい所。
アウトサイドが安定すれば、一皮剥けてくれるでしょう。
現状では2019年のアーリーエントリーは無さそうです...。
※2018年12月24日追記
開幕戦の対ミシガン州立大戦では21得点の活躍を見せましたが、その後低調が続きます。
彼の魅力であるドライブの切れ味はカレッジでも通用するので、少しずつ持ち味を発揮できる様にしていきたい所。
アウトサイドが安定すれば、一皮剥けてくれるでしょう。
現状では2019年のアーリーエントリーは無さそうです...。
ナズ・リード
大学:LSU
学年:フレッシュマン
ポジション:PF/C
予想指名順位:5位前後
インサイドプレーヤーとは思えない巧みなハンドリングと多彩なステップワークが魅力の選手。
アウトサイドだけでなく、インサイドを制圧するパワーを備えている点も好印象。
215.9cmのウイングスパン、274.3cmのスタンディングリーチがあり、PFとしてはNBAでも十分にやれる高さ。
ちょっとプヨっと感のある身体を絞れば、機動力と爆発力も更に上がり、ディフェンスでの貢献も期待出来そう。
進学先は今年多くの有力新入生を獲得し、一躍注目校の1つとなったLSU。
ベン・シモンズがLSUをNCAAトーナメントに導くことが出来ませんでしたが、来季こそはきっとNCAAトーナメントに進出してくれるはず。
新時代のビッグマンの1人としてオールラウンドなプレーを見せてくれるでしょう。
ボル・ボル
大学:オレゴン大
学年:フレッシュマン
ポジション:C/PF
予想指名順位:10位以内
身長218.4cm、ウイングスパン233.7cm、スタンディングリーチ292.1cmを誇るビッグセンター。
このサイズに加え、正確無比なアウトサイドを武器とし、インサイドでのパワープレーよりもアウトサイドやペリメーターを好む傾向有。
ソフトなプレーヤーとの懸念もありますが、Hoop Summitでは力強いプレーでインサイドでの存在感を見せつけました。
ビルドアップが必要な身体ですが、あんまり増量したくないと公言しているので、そこは期待薄。
体重は増やさなくともフィジカルコンタクトに強くなれば、それはそれで良いかなと。
リバウンドとリムプロテクトで存在感を発揮出来れば、10位以内まで評価を上げてきてくれると予想。
この学年でTOP3に入る推しメンです。
靴込で204.5cmの身長と214.9cmのウイングスパンを持ち、カレッジではSF/PFの両ポジションを難なくこなすでしょう。
ユーロ出身選手らしいスムースなスキルと、機動力を武器にリバウンドも量産する献身的なプレーヤー。
Hoop Summitでも15リバウンドを記録しており、マービン・バグリーやジャレッド・バンダービルト同様クイックネスを武器としたリバウンダーとなりそう。
アウトサイドの精度次第では、上位5位以内に食い込む可能性もある素材だと思います。
身長218.4cm、ウイングスパン233.7cm、スタンディングリーチ292.1cmを誇るビッグセンター。
このサイズに加え、正確無比なアウトサイドを武器とし、インサイドでのパワープレーよりもアウトサイドやペリメーターを好む傾向有。
ソフトなプレーヤーとの懸念もありますが、Hoop Summitでは力強いプレーでインサイドでの存在感を見せつけました。
ビルドアップが必要な身体ですが、あんまり増量したくないと公言しているので、そこは期待薄。
体重は増やさなくともフィジカルコンタクトに強くなれば、それはそれで良いかなと。
リバウンドとリムプロテクトで存在感を発揮出来れば、10位以内まで評価を上げてきてくれると予想。
この学年でTOP3に入る推しメンです。
ジェイレン・ホード
大学:ウェイクフォレスト大
学年:フレッシュマン
ポジション:SF/PF
予想指名順位:10位以内
フランス出身のコンボフォワード。靴込で204.5cmの身長と214.9cmのウイングスパンを持ち、カレッジではSF/PFの両ポジションを難なくこなすでしょう。
ユーロ出身選手らしいスムースなスキルと、機動力を武器にリバウンドも量産する献身的なプレーヤー。
Hoop Summitでも15リバウンドを記録しており、マービン・バグリーやジャレッド・バンダービルト同様クイックネスを武器としたリバウンダーとなりそう。
アウトサイドの精度次第では、上位5位以内に食い込む可能性もある素材だと思います。
ザイオン・ウィリアムソン
大学:デューク大
学年:フレッシュマン
ポジション:PF
予想指名順位:10位前後
学年:フレッシュマン
ポジション:PF
予想指名順位:10位前後
言わずと知れた世界屈指の知名度を誇るダンカー。
レブロン2世との評価も聞きますが、目指すところはチャールズ・バークレー2世かなと。
進学先のデューク大にはバレット、レディッシュと点の取れるウィングが揃っているので、リバウンドやインサイドでのディフェンスで存在感を発揮したい所です。
アンダーサイズのPFで、身長は裸足で195.6cmでスタンディングリーチはSFの水準にも満たない261.6cm。
アウトサイドシュートが得意でない点も不安要素。
その知名度故に前評判の高い選手ですが、ドラフトでは10位前後に落ち着くと予想します。
※2018年12月24日追記
シーズン開始から私の想像を遥かに上回る活躍。
跳躍力、クイックネス、パワーのコンビネーションは規格外。
ルーズボールに飛び込む献身性も彼の魅力。
ドラフト5位以内での指名が確実視されています。
ジャボン・クイナリー
大学:ビラノバ大学年:フレッシュマン
ポジション:PG
予想指名順位:10位前後
多彩なハンドリングと華麗なレイアップのパッケージを持つJelly Famのメンバー。
身体的には平凡ですが、ガンガンインサイドに切り込んでいくハートの強さも好印象なこの学年のPGではイチオシの選手。
昨季はトレー・ヤングが前評判を遥かに上回る活躍を見せてくれましたが、今年はクイナリーがそうなってくれると期待。
進学先は今年のNCAAトーナメントを制したビラノバ大。
強豪校故に圧倒的な個人スタッツを残すことは考えにくいですが、大舞台でも大きな仕事をしてくれるでしょう。
前評判はそれほど高く無い選手ですが、1巡目10位内まで評価を上げてきてくれると期待しています。
※2018年12月24日追記
チームルールを徹底してるビラノバ大で出場時間に恵まれず、ベンチに長く座る日々が続きます。
現状のプレーでは、2019年のドラフトへのアーリーエントリーの可能性はほぼゼロでしょう。
八村塁
大学:ゴンザガ大学年:ジュニア
ポジション:SF/PF
予想指名順位:10位前後
日本期待のコンボフォワード、八村塁。
NCAAトーナメント2回戦の対オハイオ州立大戦では25得点4ブロックを記録。
今年のドラフトで指名を受けたケイタ・ベイツ-ジョップを相手に互角以上のパフォーマンスを見せました。
ゴンザガ大のインサイドには新入生のフィリップ・ペトリュセフの加入、サンノゼ州立大からの転校生ブランドン・クラークが今季からプレー可能となり、出場時間争いは今季も熾烈。
出場時間確保、NBAからの評価向上の為にも、アウトサイドのプレーを磨くことは必須。
特に昨季成功率19.2%だった3PTは要改善。
オフェンスでのプレーの幅を広げ、今季が飛躍のシーズンとなることを期待しています。
※2018年12月24日追記
シーズン開幕から、エースとして活躍しカレッジ屈指のプレーヤーであることを証明。
一方でディフェンスでの経験不足を露呈し、オフェンスでもプレーエリアが限られた状況。
2019年のドラフト1巡目指名はほぼ確実で、上記の予想指名順位辺りでの指名となりそうです。
上位の狙いはウイングプレーヤー
来年の上位指名候補はウイングプレーヤーが占めることとなりそうです。
レディッシュ、ラングフォードはオールラウンドなスキルセットを持つ現代風のプレーヤーで、現在1位指名最有力のバレットを脅かす存在となりそうです。
UNC進学予定のナシール・リトルも高い評価を受けていますが、近年のUNCはOne-and-Done校では無いし、フレッシュマンがいきなり活躍するタイプのチームでも無いので、2年ぐらいはカレッジにいるんじゃないかなーと思ってます。
今回の予想指名順位は自分の嗜好がかなり出ているので、是非是非皆さんのコメントをコメント欄にもらえると嬉しいです。
一気に10人書いて少々息切れしたので、余裕ある時に追記していこうと思います。
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