2018-2019シーズン高校バスケ注目校

昨季の高校バスケは世代NO1プレーヤーを擁したMontverde Academy(MVA)の全米招待優勝で幕を閉じました。
MVAはシーズン開幕前から、全米招待制覇の最有力候補に挙げられ、無敗のままシーズンを締めくくりました。

2018-2019シーズンの開幕を前に、多くの有力選手が転校。
有力選手の獲得に成功したOak Hill Academy(OHA)、IMG Academy(IMG)、昨季の全米招待優勝校のMVA辺りが2018-2019シーズンの注目校となりそうです。

高校NO1ガードを獲得したOak Hill


カーメロ・アンソニーを始め、多くのNBA選手を輩出してきた高校バスケ界屈指の強豪校であるOHA。
昨季の主力の多くは卒業でチームを去りましたが、今夏転校で多くの有力選手を獲得しました。

その中でも最注目の選手は、高校NO1ガードで元NBA選手のグレッグ・アンソニーの息子のコール・アンソニー。
アンソニーの周囲をHoop Summitにも選出されたコフィ・コックバーン、IMGからの転校生ジャミウス・ラムジー、恵まれた身体を持つチャンドラー・ローソン等が固めます。

スーパースターのアンソニーにタフな選手達が加わったOHAは今季最注目のチームとなるでしょう。

全米屈指のタレント集団IMG


昨季の主力のジョッシュ・グリーン、ノア・ファラカンが残留するIMG。
U18USA代表のアルマンド・ベイコット、ジェレマイア・ロビンソン-アール、class of 2020のTOP10プレーヤーのジェイデン・スプリンガー、注目フレッシュマンのジャレス・ウォーカー、ディオール、ディオール・ジョンソンが加入し、タレント層は全米屈指。

上手くまとまればどのチームにも引けを取らないスター軍団ですが、昨季からの主力であるラムジーのOHAへの転校は大きな痛手。
日本人選手の田中力君が出場時間を獲得できるかどうかも注目です。

タレントの補充に成功したMVA


世代NO1プレーヤーのR.J・バレットが卒業したMVAですが、バレットの穴を埋めるタレントの補充に成功。

class of 2019のTOP10プレーヤーのプレシャス・アチュワ、身体能力に優れるオマール・ペイン、class of 2020の有力選手のケイド・カニンガムとモーゼス・ムーディが転校で加入。
昨季の主力であるセルビア出身のバルサ・コプリビチャも残留し、層の厚いフロントコートが完成。

HCのケビン・ボイルはカイリー・アービング、ジョエル・エンビード、ベン・シモンズ等を育てた名将。
全米招待2連覇を十分に狙えるタレントが揃い、MVAは今年も注目校となりそうです。

高校バスケも有力校に注目選手が集中

シーズンを前に今夏も多くの注目選手が新たなチームへ転校。
注目選手の有力校への転校が目立ち、有力校への戦力の集中が目に付きます。
数年後には高校からの直接アーリーエントリーが可能になることもあり、今後も知名度の高い有力校への戦力集中の流れが続きそうです。


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