高校バスケ:今季注目の2世選手まとめ


マヌート・ボルの息子ボル・ボルやシャックの息子シャリーフ・オニール等が2世選手として注目を集めていますが、高校バスケ界でも多くの2世選手が活躍中。
特に今季は例年以上に2世選手の活躍が目立ちます。

class of 2019のトップガードで、グレッグ・アンソニーの息子であるコール・アンソニーを筆頭に、注目の2世選手をまとめます。

コール・アンソニー

学年:class of 2019
ポジション:PG


10年以上NBAでプレーし、現在はCBSでアナリストを務めるグレッグ・アンソニーの息子、コール・アンソニー。
ESPNランキングで学年2位にランクされる学年NO1ガード。
身体能力の高さと無類の1対1の強さが魅力のガードで、今夏はU18USA代表としてアメリカ選手権にも出場しています。

今季からは全米屈指の強豪校であるOak Hill Academyに転校し、全国大会の無いアメリカ高校バスケで最高レベルの大会であるGEICO Nationalsでの優勝も期待されます。
進学先は未定ですが、多くの強豪校からオファーを受けており、2020年のNBAドラフトでも上位指名が予想される逸材です。

スコッティ・ピッペンJr

学年:class of 2019
ポジション:PG


NBA史に残るオールラウンダーであるスコッティ・ピッペンの息子、スコッティ・ピッペンJr。
身長はまだ180台中盤でPGを務めています。
最近では身体能力も伸びてきており、豪快なダンクも披露。

所属校はマービン・バグリーの出身校であるSierra Canyon School。
現状では、NBAに行く可能性は決して高いとは言えませんが、父同様に大学で身長を伸ばせば、面白いプレーヤーに成長しそうです。

KJ・マーティン

学年:class of 2019
ポジション:PF


ニュージャージーネッツ等で活躍したケニオン・マーティンの息子、KJ・マーティン。
父同様のアスレティックなプレーが売りで、高校バスケ界屈指のゲームタイムダンカーです。
技術的には粗削りですが、身体能力の高さは父親譲り。
強豪校からもオファーを受けており、カレッジで成長を遂げれば、NBA入りもあるかもしれません。

所属校はピッペンJrと同じくSierra Canyon School。
昨季に続き、2年連続でのカリフォルニア州大会制覇が期待されます。

ジャブリ・アブドゥル-ラヒーム

学年:class of 2020
ポジション:SF


オールスターにも選出されたシャリーフ・アブドゥル-ラヒームの息子、ジャブリ・アブドゥル-ラヒーム。
学年屈指のオールラウンダーであり、世代別のUSA代表候補合宿にも度々選出されています。

今季からはルオル・デンやチャーリー・ビラヌエヴァを輩出したBlair Academyに転校。
父親に比べると一回り小さめ。
彼もまた父親並にサイズが伸びれば、ドラフト1巡目でのNBA入りも十分にあるでしょう。

ジャマール・マシュバーンJr

学年:class of 2020
ポジション:PG


オールスタープレーヤーのジャマール・マシュバーンの息子、ジャマール・マシュバーンJr。
高い評価を受けるスコアリングガードですが、身長は180cm台前半辺りでしょうか。
父親と比較すると15cm程度サイズが小さく、まだまだ身体的な成長が期待出来ます。

今季からは全米屈指の強豪プレップで、日本人選手シェーファー・アヴィ幸樹の出身校でもあるBrewster Academyに転校。
大化けも期待される将来の楽しみな選手です。

2世選手はパパより小さめ?

上記選手の他にも、ショーン・ケンプの息子であるジェイモン・ケンプ等、多くの2世選手が高校バスケで活躍していますが、総じてサイズはパパより小さめ。
皆十分にレベルの高い選手達ですが、NBA入りの可否は身長の伸び次第となりそうですね。
上記で挙げた選手の中でも、NBAが確実視されるのはコール・アンソニーくらいかなと。
ピッペンJr、マシュバーンJrの身長が伸びてくると面白い選手になりそうです。


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