ミシガン大がノースカロライナ大に快勝!!

ACCとBig Tenのチームが対戦する"ACC–Big Ten Challenge"。
ACCに所属するAPランキング11位のノースカロライナ大(UNC)は、Big Tenに所属するAPランキング7位のミシガン大と対戦。

序盤主導権を握ったUNCでしたが、1つのミスから流れはミシガン大へ。
ミシガン大は1度流れを握ると、ホームの声援を糧にゲームを支配。
84-67でミシガン大がUNC相手に快勝を収めました。

昨季はNCAAトーナメントで決勝までコマを進めたミシガン大。
主力の多くが卒業やアーリーエントリーでチームを去りましたが、今季もここまで7勝0敗と好調を維持。
昨季NCAAトーナメント決勝で対戦したビラノバ大にも、73-46の大勝でリベンジを果たしており、今季もNCAAトーナメントでの上位進出が期待されます。

ホームで流れを掴んだミシガン大



序盤に主導権を握ったのはUNC。
ルーク・メイを中心にテンポよく得点を重ね、前半残り12:38時点で21-11と2桁リードを築きます。
しかし、ミシガン大のゼイビア・シンプソンのスティールからの速攻で流れが一変。
UNCが狼狽える間にホームの声援を背に、11-0のランを仕掛け22-21と一気に逆転に成功します。

前半終了間際には、昨季のNCAAトーナメントでビッグショットを決めた、ミシガン大のジョーダン・プールが3PTを沈め、39-35でミシガン大リードで前半を終えます。

ミシガン大は後半もタフなディフェンスから流れを掴み、後半7:49にはこの試合最大となる22点までリードを広げました。
その後、UNCが意地を見せ、11-0のランを展開しますが、ミシガン大を捕らえることは出来ず、84-67で強豪UNC相手に快勝を収めました。

ミシガン大はフレッシュマンでカナダ出身のイグナス・ブラズデイキスが24得点、エースのチャールズ・マシューズが21得点でオフェンスをリードし、ディフェンスではジョン・テスキーが5ブロックで存在感を見せました。

エースのマシューズは来年のドラフトでの指名も予想される選手。
スムースなプレーや決定力の高さは魅力的ですが、3PT成功率は僅か24%でFT
成功率も5割台とシュート精度はかなり怪しい臭いがしますね。

ミシガン大の圧力に屈したUNC

この試合でシーズン最小得点の67得点に抑え込まれたUNC。
リバウンドではミシガン大を12本上回ったものの、ミシガン大のディフェンスの前に良い形でシュートを打たせてもらえず、FG成功率が4割を切る低調ぶり。

ディフェンスでもミシガン大のピック&ロールやバックドアに対応しきれず、多くのイージーバスケットを献上しました。

今季好調のキャメロン・ジョンソンが5得点、ベンチからの起爆剤のナシール・リトルが4得点に終わり、エースのルーク・メイもダブルダブルを達成したもののFG成功率4/12で11得点。
タフなミシガン大を前に、完敗と言って良い敗戦を喫しました。

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