NBAドラフト2019:オレゴン大のボル・ボルがNBAドラフトにアーリーエントリーを表明
Bol Bol hires agent and will enter the NBA draft, per @Tarek_Fattal pic.twitter.com/aAMW3bZAnY— Bleacher Report CBB (@br_CBB) 2019年3月29日
NCAAトーナメントもFINAL4が出揃い、今季のカレッジシーズンもほぼ終わり。
トーナメント出場を果たせなかったチームや、既にトーナメントで敗退したチームからは続々とNBAドラフトへのエントリーを表明する選手が出て来ています。
オレゴン大のフレッシュマンのボル・ボルも今年のNBAドラフトへのアーリーエントリーを表明した1人。
元NBA選手を父に持つボルは父譲りのサイズと高精度のアウトサイドを備えるユニークな選手。
怪我で今季の出場は9試合のみに限られましたが、平均21.0得点9.6リバウンド2.7ブロックのスタッツを残しており、1巡目での指名が予想されます。
ボル・ボル
※身体測定結果は2018年HOOP Summitでの計測結果
ボル・ボルの特筆すべき点は高さとシュート精度の2点。
裸足で216cm近くの身長がある純正の7フッターで、ウイングスパンも228.6cmと優秀。
289.6cmのウイングスパンはNBAでもトップクラスの水準にあり、平均2.7ブロックとカレッジでもゴール下に君臨しました。
また、これだけの高さを持つ選手ながらアウトサイドシュートの精度が非常に高く、カレッジの試合では、1試合平均2.8本の3PTを放ち成功率は52.0%という高精度。
ビッグマンとしては非常にユニークなスキルを持つ選手です。
爆発的な身体能力を備えている訳ではありませんが、機動力も合格点レベルではあり、現代風のビッグマンとしては中々の選手ではないでしょうか。
課題はフィジカルコンタクトの弱さ、シュートセレクション等でしょうか。
本人は余り体重を増やしたくは無い様で、今後フィジカルが大幅に改善されることは無いでしょう。
高校時代からの推しメンなんですが、カリフォルニアのMater Deiに転校した辺りから一気に評価を上げています。
フィジカルはあんまりですが、闘争心は決して低い選手では無いので、HOOP Summitの様にやる時はやってくれますが、献身的なプレーが期待出来る選手ではありません。
今年の1巡目候補のビッグマンにはロールプレーヤータイプが並びますが、スター性という意味ではボル・ボルが今年のビッグマンではピカイチだと思いますが、当たりハズレがハッキリしそうな感は否めません。
アウトサイドシュート精度とリムプロテクションはNBAでも通用するレベルだと思うので、彼を上手く使ってあげられるチームに行ってほしいものです。
彼のシュート精度の高さは非常に大きな魅力ですので、怪我の不安はあるもののドラフト前に評価を上げ、なんだかんだで1巡目10位前後で指名されると予想します。
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