2019-2020注目高校生:class of 2020の覚えておくべき鉄板選手


NBAファイナルも終わり、NBAファン界隈はドラフトに話題が意向しているかと思いますが、ここはここらしく来季の高校バスケの話でもしようかなと。
来季の高校バスケ=2019-2020シーズンで最上級生となるのが、class of 2020。
ディアンドレ・エイトンやモハメド・バンバ等、スケールの大きなビッグマンが揃ったclass of 2017以来の当たり年の学年。

この学年からはアンソニー・エドワーズ、R.J・ハンプトン、ニコ・マニオンと学年TOP10級の選手が続々とclass of 2019に学年変更をしていきましたが、それでも層の厚さはここ数年でブッチギリ。
class of 2020の中から私的な推しメンをまとめます。
ランキングは2019年6月16日時点でのESPNランキングです。


ジェイレン・グリーン

ESPNランキング:2位
ポジション:SG


この学年1番の推しメン。
完成度の高い選手が揃うこの学年の中で、最も多彩なスキルを持つ選手でも、最も高い得点能力を持つ選手でもありませんが、爆発力に優れ、スケールの大きなプレーを見せてくれるのがグリーン。

2018年のU17ワールドカップではUSA代表としてプレーし、チーム最多の15.7得点を記録し、チームの大会制覇に貢献。自身も大会MVPに輝きました。

今夏のAAUではEYBLでプレーし、平均17.8得点。
ジャンパーの精度に不安アリかなと予想していましたが、FG成功率50%FT成功率83.7%と高校生としては非常に優秀な数字。
将来的にはコービー・ブライアントの様な選手に成長してくれることを期待しています。

スコッティ・バーンズ

ESPNランキング:5位
ポジション:PF


高校バスケ界でも近年オールラウンドなインサイドプレーヤーが増えていますが、完成度で言えばスコッティ・バーンズがピカ一。
U17ワールドカップUSA代表メンバーの1人で、今夏のEYBLでは平均17.4得点8.5リバウンド7.0アシストと多彩なスキルを見せつけています。
アウトサイドシュートの精度は今後の改善事項の1つですが、常に全力でプレーするとても魅力的な選手です。

これまではキュートなサザエさんヘアが特徴でしたが、今夏はバッサリ坊主にしてますね。
6月末からのU19ワールドカップのUSA代表候補選手にも選出されている世代を代表する選手です。

アイザイア・トッド

ESPNランキング:7位
ポジション:PF


インサイドプレーヤーながらアウトサイドのシュートを得意とするアイザイア・トッド(白の背番号7番)。
粗削りな選手ではありますが、サイズ、跳躍力、機動力、アウトサイドのシューティングタッチとプロで大成するのに必要なツールを高い基準で備えている選手。
EYBLでは1試合あたり3.8本の3PTを放ち、成功率は32%。
高校生のビッグマンとしては決して悪い数字ではありませんが、FT成功率は62.1%なのでまだまだ信用は出来ないですね。

アウトサイドを売りにする選手ですが、主戦場であるインサイドでの得点パターンと精度が向上すると選手としてワンランク上がるかなと。
跳躍力や機動力を見てもプロ向きの選手なので、2021年のドラフト時点で彼がこの学年で1番の評価を受けていも驚きはありません。

エバン・モーブリー

ESPNランキング:1位
ポジション:PF


層の厚いclass of 2020の中でも1位の評価を受けるのがこのエバン・モーブリー。
7フッター級のサイズと高い機動力を持ち、U17ワールドカップでもチーム1位、大会参加選手中2位となる平均2.6ブロックを記録。
オフェンスも粗削りではありますが、シュートタッチ、ハンドリング、パスセンスとビッグマンとしては非凡なモノがあり、伸びしろの大きさを感じさせます。

父親はUSCでアシスタントコーチを務めるエリック・モーブリー。
1学年上の兄アイザイアもUSCに進学。
父親のコーチ雇用はこの兄弟獲得の為の布石でしょうから、エバンもUSCに進学が濃厚です。

ジョッシュ・クリストファー

ESPNランキング:9位
ポジション:SG/PG


高校バスケ界のオシャレ番長であるジョッシュ・クリストファー。
ショーツのロールアップという斬新なファッションを広めたのも彼。
陸上部の様な短いショーツに目が行きがちですが、U19ワールドカップのUSA代表候補メンバーにも選出されており、その実力は紛れもなく本物。
EYBLでも平均21.7得点4.8リバウンド5.8アシストと支配的なプレーを見せる学年屈指のコンボガードです。

多彩なプレーを見せる選手ではありますが、逞しい太腿から繰り出されるパワフルなドライブが私はお気に入り。
EYBLでは3PT成功率が19.6%と中々壊滅的な数字ですが、FT成功率は75.6%と上々なのでアウトサイドシュートにもあまり不安を感じさせません。

インスタグラムのフォロワーは28万人を超え、非常に注目度の高い選手です。

ジャブリ・アブドゥル-ラヒム

ESPNランキング:39位
ポジション:SF/SG


元NBAオールスターのシャリーフ・アブドゥル-ラヒムを父に持つジャブリ・アブドゥル-ラヒム(赤の背番号1番)。
父はインサイドプレーヤーとして活躍しましたが、息子のジャブリは一回り小さいウイングプレーヤー。

今夏のEYBLでは、平均25.2得点と爆発的な得点力を見せつけ評価を上げました。
高校入学時から注目してきた選手なので、最上級生となるこのタイミングで覚醒してきたのは嬉しい限りです。
跳躍力やクイックネスでは劣りますが、体形や雰囲気はケンタッキー大のケルドン・ジョンソン似。

もし、父と同じレベルのサイズに身長が伸びれば、学年トップクラスの選手に化けるでしょう。

近年で1番の当たり年

間違いなくここ数年で1番の当たり年であるclass of 2020。
全米屈指の強豪校であるMontverde Academyのエースであるケイド・カニンガムや、IMG Academyの全米制覇に貢献したコンボガードのジェイデン・スプリンガー、学年屈指のオールラウンダーのジェイレン・ジョンソン等、注目選手がゴロゴロ。
今日はちょっと気力が続かないので、少しづつ追記をしていきたいと思います。(毎回追記追記詐欺に終わっていますが...)


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