カンザス大出身のペリー・エリスが大阪エヴェッサに入団へ
【ペリー・エリス選手 契約基本合意のお知らせ】— 大阪エヴェッサ (@osakaevessa) 2019年7月16日
このたび、大阪エヴェッサでは、#ペリー・エリス 選手とB.LEAGUE 2019-20シーズンの選手契約が基本合意に達しましたことをお知らせいたします。
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2012年から2016年にかけてカンザス大で活躍したペリー・エリスがBリーグの大阪エヴェッサとの契約に合意。エリスは高校時代にはアメリカ高校バスケ界で最も権威のあるオールスターゲームであるMcDonald’s All-Americanに選出され、カンザス大でもスターとして活躍した名選手。
ジュニア(大学3年)のシーズン終了後にはアーリーエントリーを試みましたが、撤回しカレッジに残留。4年間カンザス大でプレーし、2016年にはConsensus second-team All-Americanにも選出されました。
2016年のNBAドラフトで指名を受けることは無く、カンザス大卒業後はGリーグやNBL、ヨーロッパのプロチームを転々とし、この度Bリーグに参戦することとなりました。
ペリー・エリス
出身大学:カンザス大
ポジション:PF
受賞歴:McDonald’s All-American (2012) / First-team All-Big 12 (2015, 2016) / Consensus second-team All-American (2016)
スタッツ
身体測定結果
カンザス大時代カレッジ屈指の選手として活躍したエリス。スタッツはシニア(大学4年)のシーズン、身体測定結果は2016年のドラフトコンバインでの計測結果を同じくアンダーサイズで身体能力の高いブランドン・クラークと並べてみました。
身体能力の高さが印象的な選手ですが、アウトサイドシュートの精度の高さも好印象。3PTは1試合平均1.7本を放ち、成功率は43.8%。本数こそ少ないものの成功率の高さはインサイドの選手としては特筆物。また、カンザス大での4年間でFT成功率が70%を下回った事は一度も無く、シュート精度には信頼が置けます。
リバウンドやブロック数は彼の身体能力から考えると物足りない数字ですね
裸足で200.7cmの身長はNBAのインサイドとしては小さく、指高に関してはSFとしても小さい水準。しかしながら、身体能力の高さは素晴らしく、コンバインでの体力測定結果は今年のサマーリーグでMVPにも輝いたブランドン・クラークにも引けを取りません。機動力が高く、アップテンポなバスケットボールにフィットする選手です。
Bリーグのビッグマンはサイズと重さを備えたオールドタイプのビッグマンが多いという印象を持っていましたが、ペリーは機動力とクイックネスを武器にする選手。NBAドラフトで指名を受けることはありませんでしたが、インサイドプレーヤーとしては多彩なスキルと高い身体能力を備える現代的な選手。Bリーグに新たな風を吹かせる選手となるかもしれません。
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