NBAドラフト2021:モントバードアカデミーのネクストスター、ケイド・カニングハム
フロリダ州のモントバードアカデミーは、近年の高校バスケ界で絶対的な強さを誇る強豪校。
単に強いだけでなく、ディアンジェロ・ラッセル、ベン・シモンズ、RJ・バレットとNBAドラフト上位指名プレーヤーを続々と輩出。オールラウンダ―の育成において、比類なき実績を誇ります。HCを務めるケビン・ボイルは前任校でカイリー・アービング、マイケル・キッド-ギルクリストも育てた名将。
モントバードアカデミーの在校生で、学年トップレベルの評価を受けているのがケイド・カニングハム。大型ガードとしてオールラウンドなプレーを見せる彼は、間違いなく次のスター候補でしょう。
ケイド・カニングハム
学年:class of 2020
所属校:Montverde Academy
ポジション:PG/SG
身長:200.7cm (公称)
所属校:Montverde Academy
ポジション:PG/SG
身長:200.7cm (公称)
完成された大型ガード
現在、ESPNランキングでclass of 2020の2位にランクされるケイド・カニングハム。
今夏、U19 ワールドカップのUSA代表メンバーに選出され、平均11.7得点4.9リバウンド5.7アシストを記録。高校生ながらチーム主力として、世界制覇に貢献しました。
何でもこなす万能性に加え、隙あらばリングを狙うアグレッシブさが魅力。U19ワールドカップでも、年長者の相手に臆することなく、攻撃的なプレーが光りました。
昨年からモントバードアカデミーに加入した彼の評価は、この1年で大きく上がった。
昨年からモントバードアカデミーに加入した彼の評価は、この1年で大きく上がった。
転校当時から5つ星の評価を受けていた選手でしたがが、全米上位級の強豪校相手に素晴らしいプレーを披露。今夏のAAUでは得点力を、U19ワールドカップでは年長者相手にも通じる完成度の高さを証明したことで、今や2021年のドラフト1位指名の有力候補の1人にまで成長しました。
ガードしてはサイズもあるし、元々フットボールをやっていた(御父上はフットボール選手)こともあって、フィジカルも強靭。ルックスもベテラン仕様に仕上がっているプレーヤーです。
ガードしてはサイズもあるし、元々フットボールをやっていた(御父上はフットボール選手)こともあって、フィジカルも強靭。ルックスもベテラン仕様に仕上がっているプレーヤーです。
クイックではないけれど、強さとサイズを駆使し、ディフェンスも優秀。今の時点では、3PTが苦手という声もあるが、年々の改善を見せており、今夏のEYBLでも成長を見せた。この先は大きな問題にならないでしょう。
兄の指導によりオールラウンダーに
カニングハムが現在のプレースタイルに至るまでには、彼の兄のサポートがあった様。カニングハムの兄、キャナン・カニングハムは自身もD1のSMUでプレーしたプレーヤー。SMUではNBAでも実績を残したラリー・ブラウンの下でプレーしました。
SMU卒業後が1年間海外プロチームでプレーし、コーチングキャリアをスタート。2018-2019シーズンはマイク・ダンリービーSrがHCを務めるテュレーン大でビデオ部門を担当、今季からはオクラホマ州立大(OKST)のアシスタントコーチに就任している。
ケイドのAAUのコーチも務めたキャナンは、ケイドの将来を考え、敢えて1つ下にカテゴリーを落とし、PGとしてのプレーを叩き込んだとのこと。現在のケイド・カニングハムのオールラウンドなプレースタイルはMVAのボイルの指導だけでなく、兄であるキャナンの功績でもあります。キャナンがOKSTに入ったことで、ケイドのOKST入りも有力視されます。
ウイングのサイズでハンドラーをこなすカニングハムの様なプレーヤーが、今の高校バスケ界の流行り。同学年のclass of 2020にも同様のタイプは結構いるけれど、フィジカルの強さ、技術の完成度ではカニグハムが群を抜いており、2021年のドラフトでは目玉の1人となるのは間違いありません。
ウイングのサイズでハンドラーをこなすカニングハムの様なプレーヤーが、今の高校バスケ界の流行り。同学年のclass of 2020にも同様のタイプは結構いるけれど、フィジカルの強さ、技術の完成度ではカニグハムが群を抜いており、2021年のドラフトでは目玉の1人となるのは間違いありません。
コメント
コメントを投稿