NBAドラフト2022:次代のオールスター候補、パトリック・ボールドウィンJr
All-EYBL: Underclass Team 🎓— D1 Circuit (@D1Circuit) July 8, 2019
Patrick Baldwin Jr | Phenom Universe (WI)
Regular season stats: 17.4 PPG, 53.4 FG%, 85.2 FT%, 40.0 3PT% (30-75), 4.8 RPG, 1.8 APG
FULL TEAM 👇🏽https://t.co/DYQtKBotmh pic.twitter.com/AEPvEn7BOh
カリーだってシューターだけれど、ピュアシューターかって言われると何だかしっくりこない。シュートに特化した職人気質の選手として頭に浮かぶのは、トンプソンやカイル・コーバー、JJ・レディック。今年のルーキー、タイラー・ヒーローもそのタイプかもしれない。
ピュアシューターとして次代のスター候補と予想しているのが、class of 2021のパトリック・ボールドウィン。カレッジでHCを務める父を持ち、バスケットボールIQの高い優等生的な選手。ESPNランキングでも学年3位にランクされ、大物シューターになる臭いがプンプンしている。
プロフィール
ハイライト
久々の大型ピュアシューター
私はあまりシュートフォームを気にするタイプでは無い。だって人の身体はそれぞれだし、フォームが綺麗でなくともシュートが入る人は入るから。にも関わらず、初めてパトリック・ボールドウィンJrのハイライトを見た時は彼のスムースでシャープなシュートフォームに目が奪われた。
一目で"彼はシュートが上手な選手だ"と確信した。(カリー似の顔でトンプソンの様なプレーをする彼を、私は勝手に”1人スプラッシュブラザーズ”と名付けていた。)
この夏のAAUでのボールドウィンのフルゲームを見たが、彼への好感度は上がり続ける一方。
スター選手にも関わらずディフェンスでは手を抜かず、毎回毎回フロアを全力で駆け抜ける。スター揃いのチームで中々ボールが回ってこなくともサボることはない。ひとたびボールが回ってくれば、その正確無比なアウトサイドシュートで効果的に得点を重ねていた。
AAUのプレーオフではガクッと成功率を落としたが、レギュラーシーズン12試合では75本の3PTを放ち成功率は40%。FT成功率も85%でこの年齢のシューターとしては、並外れて優秀。公称で身長203.4cmとサイズにも恵まれている。
コーチ受けするタイプのプレーヤーであるボールドウィンには、既にカンザス大、ノースカロライナ大、ケンタッキー大と強豪校からのオファーが目白押し。その中でもデューク大への進学が有力と目されている。
まだまだ先の話なので、どこに進学するかは読めないけれど、デューク大のイメージはクリーンなボールドウィンに合っているし、シックリ来る予感しかしない。
彼がドラフトにかかるであろう2022年は高校生のドラフトエントリーが解禁されるダブルドラフトとなる見込みだが、class of 2021、2022共に突出して目玉になりそうな選手は不在。
サイズが合って、シュートが上手く、ディフェンスも出来るシューターってNBAのニーズにバッチリ合うし、1巡目5位辺りで指名を受けても驚きはありません。
Class of 2021ではブッチギリ1位の推しメンなので、甘めな評価になってます。そこの所ご了承の程よろしくお願い致します。