NBAドラフト2020:ドラ1候補最有力のコンボガード、アンソニー・エドワーズ
今年のドラフト1位指名の有力候補、ジョージア大のアンソニー・エドワーズ。
シーズン開幕前に高い評価を得ていた選手達が怪我や不調で評価を下げる中、スケールの大きなプレーを見せ、その評価を上げています。
ステップバックからの3PTなどの多彩な得点技術とディフェンスとの巧みな駆け引き、オフェンスをコントロールするハンドリングと視野の広さ、恵まれた体格を持ちディフェンスでのポテンシャルも秀でる現代的なプレーヤーです。
ジョージア大のヘッドコーチ、トム・クリーンがドウェイン・ウェイドとビクター・オラディポを育てたコーチであることから、その2人にも例えられますが正直プレーはあまり似ていないかなと。
難しいプルアップからの3PTを軸に点を重ねている所はドノバン・ミッチェルやキャメロン・レディッシュと、オールラウンドなウイングという点では、昨季デューク大でプレーしたRJ・バレットと系統は似ている気がしています。
平均19.1得点はカンファレンスで3位の好成績ですが、得点効率を表すTS%は52.6%でカンファレンス内のTOP50 にも入っていません。
シーズン開幕前に高い評価を得ていた選手達が怪我や不調で評価を下げる中、スケールの大きなプレーを見せ、その評価を上げています。
ステップバックからの3PTなどの多彩な得点技術とディフェンスとの巧みな駆け引き、オフェンスをコントロールするハンドリングと視野の広さ、恵まれた体格を持ちディフェンスでのポテンシャルも秀でる現代的なプレーヤーです。
ジョージア大のヘッドコーチ、トム・クリーンがドウェイン・ウェイドとビクター・オラディポを育てたコーチであることから、その2人にも例えられますが正直プレーはあまり似ていないかなと。
難しいプルアップからの3PTを軸に点を重ねている所はドノバン・ミッチェルやキャメロン・レディッシュと、オールラウンドなウイングという点では、昨季デューク大でプレーしたRJ・バレットと系統は似ている気がしています。
プロフィール
スタッツ
アドバンスドスタッツ
ハイライト
スタッツ比較
学年屈指のウィングとして名を馳せた高校時代
高校時代から学年屈伸のウイングとして知られたアンソニー・エドワーズ。
高校入学当初はclass of 2019の選手でしたが、学業面の問題から1度class of 2020に学年変更。その後、改善が見られた事から再度class of 2019に学年を戻しています。
2018年夏にはステファン・カリーとアンダーアーマーよるSC30セレクトキャンプでMVPを受賞。
当然、マクドナルドオールアメリカンを始めとした主要オールスターゲームには全て選出されています。
ケンタッキー大、オーバーン大等、多くの強豪校からオファーを受けた中、エドワーズが高校卒業後の進路に選んだのは、地元ジョージア大でした。
不安定さは大きな懸念
ジョージア大に進学したアンソニー・エドワーズは、全米中のフレッシュマンの中でもトップクラスのインパクトを残し、所属カンファレンスの最優秀フレッシュマン賞を受賞。
ジョージア大のヘッドコーチであるトム・クリーンがマーケット大ではドウェイン・ウェイドを、インディアナ大ではビクター・オラディポを育てたコーチ。その為、この2人と比較されることも多いのですが、プレースタイルが似ているとはあまり思えません...。
ジョージア大のヘッドコーチであるトム・クリーンがマーケット大ではドウェイン・ウェイドを、インディアナ大ではビクター・オラディポを育てたコーチ。その為、この2人と比較されることも多いのですが、プレースタイルが似ているとはあまり思えません...。
高校生の頃からフィジカルに頼らないオフェンススキルを備えていたエドワーズ。カレッジでもディフェンスとのスペースの取り方に長け、ステップバック3PT等で難なく得点を重ねました。
ハンドラーとしての能力も高く、ピック&ロールでは華麗なアシストを何度も披露しています。堅実なパスだけでなく、ディフェンスの意表を突くパスを出せるプレーヤーで、彼のパスセンスは過小評価されている様に思えます。
優れたフィジカル、長いウイングスパンを有するエドワーズはディフェンスでもポテンシャルを高く評価されている。
一方でタフショットを打ちがちなエドワーズのアウトサイドシューティングはかなり不安定。
平均19.1得点はカンファレンスで3位の好成績ですが、得点効率を表すTS%は52.6%でカンファレンス内のTOP50 にも入っていません。
エドワーズはシーズン最後の2試合で21本もの3PTを放ち、成功させたのは僅か2本。
FT成功率は77.2%と及第点以上の数字である事から、エドワーズのシュートセレクションに問題がある事が分かるでしょう。
2wayプレーヤーとしての大成が期待される逸材
フレッシュマンとしては顕著な活躍を見せたアンソニー・エドワーズ。
スコアリング、ゲームメイク、ディフェンスとオールラウンドに抜群の将来性を感じさせました。カレッジでは安定してその力を発揮することは出来ませんでしたが、順調に成長すれば、NBAを代表する2wayプレーヤーになってくれるでしょう。
エドワーズが今年のドラフトでTOP3に入るタレントであることは間違いありませんが、この手のタイプは2021年のドラフト候補に充実。
それも考慮に入れるとエドワーズが1位指名というのは私的にはシックリ来ないところがあります。
それも考慮に入れるとエドワーズが1位指名というのは私的にはシックリ来ないところがあります。