NBAドラフト2020：今年のビッグマン候補まとめ

PGまとめからちょっと時間が経ってしまいましたが、ビッグマンまとめを。

レベルが低いと言われる今年のドラフト候補だけれど、ビッグマンの層は割と厚い。現代的なビッグマンは少数だけれど、粗削りな素材は揃っているので、各チームの育成次第では物になりそう。

タレントで言えば高校時代に高校最優秀選手賞を受賞しているワイズマンが、実績で言えば今季のカレッジ最優秀賞を受賞しているオビ・トッピンが一歩抜けている印象です。

ジェームス・ワイズマン

スタッツ

出場時間(分)	FG%	3PT%	FT%	OFF Reb	DEF Reb	REB
23	76.9	0.0	70.4	4.3	6.3	10.7
AST	BLK	STL	PF	TO	PTS
0.3	3	0.3	1.7	1	19.7

ハイライト

オビ・トッピン

スタッツ

出場時間(分)	FG%	3PT%	FT%	OFF Reb	DEF Reb	REB
31.6	63.3	39.0	70.2	1.2	6.4	7.5
AST	BLK	STL	PF	TO	PTS
2.2	1.2	1	1.6	2.2	20

ハイライト

オニエカ・オコングー

スタッツ

出場時間(分)	FG%	3PT%	FT%	OFF Reb	DEF Reb	REB
30.6	61.6	25.0	72	3.3	5.4	8.6
AST	BLK	STL	PF	TO	PTS
1.1	2.7	1.2	2.7	2	16.2

ハイライト

ダニエル・オトゥル

スタッツ

出場時間(分)	FG%	3PT%	FT%	OFF Reb	DEF Reb	REB
33.9	56.3	36.5	70.7	3.7	7.5	11.3
AST	BLK	STL	PF	TO	PTS
1.1	2.5	0.5	2.7	2.8	20.1

ハイライト

ジェイレン・スミス

スタッツ

出場時間(分)	FG%	3PT%	FT%	OFF Reb	DEF Reb	REB
31.3	53.8	36.8	75	3.2	7.3	10.5
AST	BLK	STL	PF	TO	PTS
0.8	2.4	0.7	2.4	1.7	15.5

ハイライト

バーノン・キャリーJr

スタッツ

出場時間(分)	FG%	3PT%	FT%	OFF Reb	DEF Reb	REB
24.9	57.7	38.1	67	2.7	6.1	8.8
AST	BLK	STL	PF	TO	PTS
1.0	1.6	0.7	2.7	2	17.8

ハイライト

アイザイア・スチュアート

スタッツ

出場時間(分)	FG%	3PT%	FT%	OFF Reb	DEF Reb	REB
32.2	57.0	25.0	77.4	2.8	6.0	8.8
AST	BLK	STL	PF	TO	PTS
0.8	2.1	0.5	2.6	2.2	17.0

ハイライト

ジーク・ナージ

スタッツ

出場時間(分)	FG%	3PT%	FT%	OFF Reb	DEF Reb	REB
30.7	57.0	29.4	76.0	3.1	5.5	8.6
AST	BLK	STL	PF	TO	PTS
0.8	0.9	0.7	2.4	2.2	16.1

ハイライト

ユドカ・アズブーキ

スタッツ

出場時間(分)	FG%	3PT%	FT%	OFF Reb	DEF Reb	REB
27.7	74.8	0	44.1	3.5	7	10.5
AST	BLK	STL	PF	TO	PTS
0.9	2.6	0.5	2.4	2.5	13.7

ハイライト

ニック・リチャーズ

スタッツ

出場時間(分)	FG%	3PT%	FT%	OFF Reb	DEF Reb	REB
29.6	64.4	0.0	75.2	2.6	5.2	7.8
AST	BLK	STL	PF	TO	PTS
0.2	2.1	0.1	3.2	1.6	14.0

ハイライト

オールドスクールなビッグマンが豊富

今年のビッグマンは枚数こそ豊富ですが、メインはオールドスクールなビッグマン。ざっくりとカテゴリー分けすると

オールドスクールビッグマン

バーノン・キャリー

アイザイア・スチュワート

ユドカ・アズブーキ

ニック・リチャーズ

機動力に優れるディフェンシブビッグマン

ジェームス・ワイズマン
オニエカ・オコングー
ダニエル・オトゥル

オフェンスでのオールラウンダー

オビ・トッピン
ジェイレン・スミス

といった所でしょうか。

便宜上のカテゴリー分けなので、ツッコミ所は満載ですがご了承を。

ジーク・ナージに関しては、機動力こそ高い物の、ショットブロッカーとしては並以下なので、ディフェンシブビッグマンのカテゴリーには微妙かなと。

ワイズマンやオコングーも現代派カテゴリーに入れてはみたものの、オフェンスに関してはペイントエリア内がメインで、今っぽいオールラウンドなビッグマンは限られます。

素材は揃うが...

今年の特徴として上級生も含めて素材型が豊富な点。

トッピンとスミスを除けば上級生も下級生も完成度は大差がなく、NBAで成功するかどうかは今後の成長次第で、各チームの育成力がモロに出るドラフトとなりそうです。

逆に言えば育成力の高いチームであれば、2巡目でお買い得に戦力を確保できそうです。