NBAドラフト2020:今年の推しメン④ USCのオニエカ・オコング
推しメン4人目はまたもビッグマンを。ということでUSCのフレッシュマン、オニエカ・オコング。
彼の場合はプレーが好きというだけでなく、他の選手とはちょっと違う思い入れも。
というのも彼は高校時代カリフォルニアのチノヒルズハイスクールでボール3兄弟とプレーしていたプレーヤー。フレッシュマンから3兄弟に並んでスターティングメンバ―としてチノヒルズのインサイドを支えてきたのがオコングです。
というのも彼は高校時代カリフォルニアのチノヒルズハイスクールでボール3兄弟とプレーしていたプレーヤー。フレッシュマンから3兄弟に並んでスターティングメンバ―としてチノヒルズのインサイドを支えてきたのがオコングです。
当時はヒョロヒョロだった彼も身体を成長させ、今では随分頼もしくなりました。
地元カリフォルニアのUSCに進学後は入学前の評価以上のプレーを見せ、1巡目上位指名候補にも名前が挙がります。
地元カリフォルニアのUSCに進学後は入学前の評価以上のプレーを見せ、1巡目上位指名候補にも名前が挙がります。
プロフィール
スタッツ
レーティング
ハイライト
ボール兄弟の用心棒を務めた高校時代
カリフォルニアのチノヒルズハイスクール出身のオニエカ・オコング。
ラメロ・ボールの同級生で、フレッシュマンの頃からボール3兄弟と共にスターティングメンバ―に名前を連ねました。
下級生の頃はディフェンスの選手で、オフェンスでの存在感は薄め。ウイングスパンとクイックネスを駆使し、チノヒルズハイスクールのペイントエリアを死守しました。
卒業や中退でボール兄弟が去ったジュニア(日本の高2相当)のシーズンからはオフェンスでもチームの中心となり、インサイドでの得点能力を磨きました。
レベルの高いカリフォルニア州を代表する選手に成長し、2018年、2019年と2年連続で州のMrバスケットボール賞を受賞しています。
高校卒業後は地元カリフォルニアの強豪、USCを進路に選びました。
USCでは下馬評以上の活躍を見せ、フレッシュマンにして強豪カンファレンスであるPAC-12のカンファレンス1stチームに選出され、ドラフトでも上位指名が有力視されるまで評価を上げました。
ゴール下を支配し、高い得点効率を記録
高校まではディフェンスの選手としてのイメージが強かったオコングですが、カレッジでは平均16.2得点を記録し、オフェンスでも存在感を発揮しました。
ポストアップやプットバックをメインに効率よく得点し、得点効率を表すTS%は65.4%とPAC-12で2位の数字を叩き出しています。
オフェンスでのプレーエリアはペイントエリア内一辺倒ですが、時折見せるミドルレンジの確率は悪くありません。
FT成功率は72%とインサイドプレーヤーとしては悪くない数字で、ミッドレンジの打ち方やシュートに持っていくまでのハンドリングを磨けば、プレーエリアを広げることが出来るかもしれません。
高校時代からプレーエリアがあまり広がっていないことは留意しておいた方がいいかもしれません。
カレッジ屈指のディフェンシブプレーヤー
高校時代から世代屈指のショットブロッカーとして知られたオコングは、カレッジでもPac-12で2位の平均2.8ブロックを記録。
抜群のクイックネスとボールへの反応の速さはブロックだけでなく、リバウンドやスティールにも表れています。
平均リバウンドはカンファレンス3位、オフェンスリバウンドではカンファレンス1位の数字です。また、PAC-12の中で唯一、平均ブロック数2本以上且つ平均スティール数1本以上を達成。
高さと速さを兼ね備えるカレッジでも屈指のディフェンシブプレーヤーです。
抜群のクイックネスとボールへの反応の速さはブロックだけでなく、リバウンドやスティールにも表れています。
平均リバウンドはカンファレンス3位、オフェンスリバウンドではカンファレンス1位の数字です。また、PAC-12の中で唯一、平均ブロック数2本以上且つ平均スティール数1本以上を達成。
高さと速さを兼ね備えるカレッジでも屈指のディフェンシブプレーヤーです。
2020年のNBAのプレーオフでは、アンソニー・デイビス、バム・アデバヨと複数ポジションをディフェンス出来るビッグマンを擁するチームがファイナルに進出。それを受けてオコングのドラフトでの評価も上がると予想します。
今っぽいビッグマンとして化ける事が出来るか?
高校時代はESPNランキングで学年20位だったオコング。
マクドナルドオールアメリカンやジョーダンブランドクラシックといった主要オールスターゲームには選出されなかった彼が、カレッジでの活躍でドラフト上位候補にまでのし上がりました。
ディフェンスではスピードを武器に複数のポジションがカバー可能で信頼度が高いオコングですが、注目すべきはオフェンスでよりオールラウンドに成長出来るかという点でしょう。
マクドナルドオールアメリカンやジョーダンブランドクラシックといった主要オールスターゲームには選出されなかった彼が、カレッジでの活躍でドラフト上位候補にまでのし上がりました。
ディフェンスではスピードを武器に複数のポジションがカバー可能で信頼度が高いオコングですが、注目すべきはオフェンスでよりオールラウンドに成長出来るかという点でしょう。
高校の下級生の頃と比べると、フィジカルは格段に仕上がり、インサイドでの強さは増していますが、シュートエリアやハンドリングが大きく成長したとは言えません。
運動能力が高いオコングはスキルを高めれば、十分にPFでプレー出来るだけの機動力があります。オフェンスでプレーエリアを広げる事がNBAで活躍する為には必要となるでしょう。
比較対象としてはトリスタン・トンプソンやバム・アデバヨの名前が挙げられ、混戦模様の今年のドラフトでは10位内での指名が有力です。(アデバヨは高校時代からハンドリングのセンスを見せていましたが、オコングはそういったタイプでは無く、あまりアデバヨの臭いはしないかなというのが私見)
高校時代にチームメイトとしてプレーしたロンゾ・ボールやラメロ・ボールとNBAのコートで共にプレーする日が来るのを楽しみにしています。
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