NBAドラフト2020:名門カンザス大のスピードスター、デボン・ドットソン
THANK YOU Jayhawk Nation..💙 pic.twitter.com/tI0aOwyExd— Devon Dotson⚡️ (@d_dotson1) April 13, 2020
昨季はカレッジを代表するポイントガードの1人に成長し、コンセンサス2ndチームオールアメリカンにも選出され、もう1年カレッジに残った判断が正しかった事を証明した。
プロフィール
身体測定結果
スタッツ
アドバンスドスタッツ
ハイライト
カレッジ屈指のスピードスター
カレッジを代表するガードに成長したデボン・ドットソン。彼の最大魅力はディフェンスを切り刻むクイックネスとスピード。昨年のドラフトコンバインでも、シャトルランで参加選手中2位、スプリントで1位の記録を叩き出し、NBA候補生の中でも傑出した速さを持つプレーヤーである。
フレッシュマンのシーズンはその圧倒的な速さをコントロールしきれていない様にも見えたが、今季はスピードを駆使し得点も量産。スピードだけでなく、FT成功率は80%を超えており、アウトサイドシュートにも信頼が置ける。カンザス大出身のガードらしく、小さくとも高い得点力を有している。
懸念されるのはサイズ不足によるディフェンス。カレッジでは1試合平均2.1スティールを記録し、ディフェンスでも貢献度の高い選手であったが、NBAのパワーとサイズを兼備するガード相手にはディフェンスで苦しむ事になるだろう。
予想指名順位は1巡目下位~2巡目上位
優秀なポイントガードが目白押しの今年のドラフト候補の中でも、カレッジでの実績、将来の伸びしろを総合するとドットソンは上位にランクされる。身長という懸念こそあるものの、同じくカンザス大の出身のガード、デボンテ・グレアムはNBAでもブレーク。
グレアムと同様にアンダーサイズながら抜群のクイックネスと高いスキルセットを持つドットソン。何より安心と安全のカンザス大ブランドというのは捨てがたい。バックアップガードとしても堅実で、尚且つ将来の成長も期待出来るドットソンは1巡目下位~2巡目上位であれば、手堅い指名となるだろう。