NBAドラフト2020:昨年ドラフトを撤退した有力選手
The awards keep rollin’ in....— Kansas Basketball (@KUHoops) March 24, 2020
Udoka Azubuike and Devon Dotson are NABC All-Americans 💪
Read more ➝ https://t.co/lO5yF6Vbhf pic.twitter.com/rzQqtemp5t
まとめる選手は
- デボン・ドットソン(カンザス大/ソフォモア)
- レジ―・ペリー(ミシシッピ州立大/ソフォモア)
- ジョーダン・ウォラ(ルイビル大/ジュニア)
- ユドカ・アズブーキ(カンザス大/シニア)
の4人。
ウェスタンケンタッキー大のチャールズ・バッシ―、ヒューストン大のクエンティン・グライムスも昨年のコンバインに参加しているが、今年はアーリーエントリーしないのではと予想しているので。もし、エントリーすれば追記の予定。
気合があれば、コンバイン結果が近似しているNBA選手も探したいのだけれど...。
学年:ソフォモア
所属:カンザス大
ポジション:PG
身体測定結果
スタッツ
ハイライト
カレッジ屈指のスピードスター
昨季、フレッシュマンとして期待以上の活躍を見せたデボン・ドットソン。電光石火のクイックネスを武器に、今季はカレッジ屈指のガードに成長。コンセンサス2ndチームアールアメリカンや所属カンファレンスであるBig12の1stチームにも選出されている。アーリーエントリーを撤回し、カレッジに残留した判断は間違いなく吉だった。
平均2.1スティールとディフェンスでの貢献度も高く、3PT成功率はイマイチだがFT成功率が高いのでアウトサイドシュートの精度も期待出来る。フロアリーダーとしてAPランキング1位のカンザス大を牽引した点も評価できる。
身長は並以下だが、ウイングスパンはそこそこで身長は大きな懸念とはならないだろう。昨年のコンバインでの運動能力測定では、3/4コートスプリントで1位タイ、シャトルランで2位とそのスピードを証明してる。
いぶし銀のPGを育てる事に定評のあるカンザス大。シニアPGが充実する今年のドラフト候補生の中では比較的若く、1巡目後半辺りからは検討すべき選手だろう。
レジ―・ペリー
学年:ソフォモア
所属:ミシシッピ州立大
ポジション:PF/C
身体測定結果
スタッツ
ハイライト
機動力が売りのインサイドプレーヤー
昨夏のU19ワールドカップにUSA代表として出場し、大会MVPを獲得したレジ―・ペリー。昨季よりもスタッツを大きく向上させ、平均ダブルダブルを達成。他2選手と同時受賞ではあるが、所属カンファレンスであるSECの最優秀選手賞も獲得し、飛躍のシーズンを過ごした。
身長はインサイドプレーヤーとしては平均以下で、ウイングスパンも並。昨年のコンバインでは運動能力テストでもインパクトを残すことは出来ず、助走有りでの垂直跳びも80cmに終わっている。
FT成功率76.8%、平均アシスト数2.3本はインサイドプレーヤーとしては優秀な数字で、オールラウンダーの素養も感じさせるが、NBAで活躍するドレイモンド・グリーンやバム・アデバヨと比較すると小粒感は否めない。
昨季と比較し、大きく実績を積み上げたが、1巡目で指名を受けるのは厳しそうかなと。
昨季と比較し、大きく実績を積み上げたが、1巡目で指名を受けるのは厳しそうかなと。
ジョーダン・ウォラ
学年:ジュニア
所属:ルイビル大
ポジション:SF/PF
身体測定結果
スタッツ
ハイライト
カレッジを代表するスコアラーに成長
昨季飛躍的な成長を見せ、所属カンファレンスACCのMIPを受賞したジョーダン・ウォラ。今季はカレッジを代表するSFとして安定した活躍を見せた。
クイックではないが、強靭なフィジカルと高精度のアウトサイドを併せ持ち、コートのどこからでも点の取れる得点力が魅力。サイズや跳躍力は平凡であるが、リバウンドにも強さを見せる。
カレッジレベルではパワフルでアスレティックなプレーを見せるが、NBAレベルでは身体的には厳しいだろう。身長は平均程度でスタンディングリーチはSFであれば265cmは欲しい所。クイックネスに優れるタイプではないので、ディフェンスでは苦労するだろう。ちなみに、昨年のコンバインでは運動能力測定を回避している。
NBAで勝負するには、得意とするアウトサイドに更に磨きをかける必要があるだろう。バックアップのスコアラーとして2巡目でなら安全なピック。
ユドカ・アズブーキ
学年:シニア
所属:カンザス大
ポジション:C
身体測定結果
スタッツ
ハイライト
名門カンザス大の守護神
ナイジェリア出身のビッグマン、ユドカ・アズブーキ。見た目は超ベテラン仕様だが、実はドラフト時点では20歳とドラフトでも若い部類に入る選手。
カレッジでは怪我に悩まされたが、今季はシーズンを通じて健康を維持。コーチ協会選出の最優秀ディフェンス選手賞や、所属カンファレンスBig 12の最優秀選手賞を受賞している。
オールドスクールのビッグマンで、プレーエリアはペイントエリア内に限られる。FG成功率は直近3シーズン連続で7割越えと驚異的な数字を残しているが、FT成功率は燦燦たる数字。時代が違えば、評価は更に高かっただろう。
ウイングスパンに優れ、スタンディングリーチもNBAレベルでも高水準。クイックネス不足が懸念されるが、そこを乗り越えることが出来れば、NBAでもディフェンスとフィニッシュの選手として活躍出来るかもしれない。
オールドスクールなビッグマンが並ぶ今年のドラフト。年齢を考慮すれば2巡目でならば悪くないと予想している。
オールドスクールなビッグマンが並ぶ今年のドラフト。年齢を考慮すれば2巡目でならば悪くないと予想している。
コメント
コメントを投稿