有望高校生プレーヤーは今年も強豪校を目指す。
本来であれば、今頃高校バスケはAAUシーズンの真っただ中であるはずなのだけれど、新型コロナの影響でAAUシーズン開幕の目途は立っていない。
試合が行われていないからと言って、注目プレーヤー達が全く何もしていない訳ではない。最近の高校バスケでは、NBAやカレッジと同様に、一部の強豪チームに有望なプレーヤーが集まり、スーパーチームを形成する傾向がある。
今年も学年を代表するプレーヤー達の転校が続々と報じられている。
Class of 2022のTOPガードの2人はオークヒルアカデミーへ
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Class of 2022のディオール・ジョンソンとザイオン・クルーズ。世代を代表する2人は今季から高校バスケの強豪、オークヒルアカデミーへの転校が報じられている。
ジョンソンがニューヨーク出身で、クルーズはニュージャージー出身。数ある強豪校の中から、彼らがオークヒルアカデミーを選択したのは、ニューヨーク出身のガード、コール・アンソニーがオークヒルでプレーしていた事も影響しているかもしれない。
ジョンソン、クルーズ共にESPNランキングの上位に入り、優れた技術だけでなくスタイリッシュで華やかなプレーが魅力のプレーヤー。彼等2人がオークヒルアカデミーでのレベルの高いチームとの対戦を通し、より洗練されたプレーヤーに成長するのが楽しみだ。
オークヒルアカデミーは実質的な全米高校No1を決めるトーナメントであるGeicoナショナルズの常連。上述のアンソニーはオークヒルアカデミーへの転入当時、その理由の1つに”全米制覇”を挙げていた。ジョンソンとクルーズが最上級生となる2021-2022シーズンも揃ってオークヒルアカデミーに在籍していれば、アンソニーが成しえなかった全米制覇を達成してくれるかもしれない。
ジョンソンは既に地元シラキュース大にコミット済み。クルーズがジョンソンのチームメイトとなった事で、シラキュース大でもこの2人のデュオが実現するのではないかとシラキュース大のファンからは期待が寄せられている。
有望高校生の転校が続く
class of 2020のNo1ビッグマンのジェイレン・デューレンもフロリダの強豪、モントバーデアカデミーへ転校。今年も例年通りに有望高校生が続々と特定のチームに集まり、スーパーチームを形成している。
ESPNランキングで上位にランクされる様な選手達は、下級生の時点で州レベルでは敵なしの状態になっているケースも多く、成長を求めてより高い環境を求めて転校というパターンは今後も続くだろう。
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