NBAドラフト2020:カレッジNo1スコアラー、マーケット大のマーカス・ハワード
カレッジを代表するスコアラー、マーケット大のマーカス・ハワード。
カレッジバスケ界で数々の偉業を達成したハワードも遂にカレッジでのキャリアを終え、NBAに旅立ちます。
身長、ウイングスパン等、日本人にいてもおかしくない様な小さなプレーヤーでしたが、正確無比なアウトサイドジャンパーで得点を量産。昨季だけでも15試合も30得点以上を記録し、カレッジNo1のスコアラーとして君臨しました。
彼の兄、ジョーダン・ハワードもセントラルアーカンソー大でプレーし、通算2524得点を記録したスコアラー。ハワード兄弟はこれまでステファン・カリーとセス・カリーが保持していた兄弟でのNCAAでの合計通算得点記録も更新しています。
今年NCAAディビジョン1の得点王にも輝いたハワードのプレーでは
裸足身長で180cmを下回ると見られ、クイックネスや跳躍力に秀でてもいないハワードですが、ディフェンスとのスペースを作る技術に長け、自分のスペースを確保すると正確無比なシューティングで得点を量産しました。
得点技術においてはカレッジでハワードの右に出るプレーヤーは存在しませんが、それはボールを持ってこその話。
対メリーランド大戦では、サイズでもアスレティック能力でも上回るウイングプレーヤー達にディフェンスされ、ボールを持たせてもらえず。この試合では昨季のシーズン最低得点の6得点に終わっています。
ハンドリングやパッシングの技術も高いが、カレッジではスコアリングに専念。NBAでは、ボールハンドラーとしてどこまでゲームメイクが出来るかも現段階では不透明です。
また、身長比でのウイングスパンも短いと予想され、横のクイックネスも並。ディフェンスではハワードよりサイズの高いガード、クイックネスに優れるガードへの対応が懸念されます。
最近はウイングにもゲームメイクの出来るプレーヤーが出てきているので、その手のタイプと組ませてNBAでもスコアラーとして起用した方が活躍しそうな気がしている。
カレッジバスケ界で数々の偉業を達成したハワードも遂にカレッジでのキャリアを終え、NBAに旅立ちます。
身長、ウイングスパン等、日本人にいてもおかしくない様な小さなプレーヤーでしたが、正確無比なアウトサイドジャンパーで得点を量産。昨季だけでも15試合も30得点以上を記録し、カレッジNo1のスコアラーとして君臨しました。
彼の兄、ジョーダン・ハワードもセントラルアーカンソー大でプレーし、通算2524得点を記録したスコアラー。ハワード兄弟はこれまでステファン・カリーとセス・カリーが保持していた兄弟でのNCAAでの合計通算得点記録も更新しています。
Markus Howard back to tearing up the scoresheet
— Bleacher Report (@BleacherReport) January 16, 2020
The Marquette guard is leading the nation with 27.3 PPG 🧨 @brhoops pic.twitter.com/CwXrTfptov
プロフィール
スタッツ
アドバンスドスタッツ
ハイライト
カレッジNo1のスコアラー
マーケット大のシニア、マーカス・ハワード。マーケット大の所属カンファレンス、Big Eastのカンファレンスゲームでの通算得点記録も更新したカレッジNo1のスコアラーです。今年NCAAディビジョン1の得点王にも輝いたハワードのプレーでは
- カレッジ屈指の得点力
- サイズとフィジカル不足によるディフェンスでの懸念
を頭に入れておくべきでしょう。
裸足身長で180cmを下回ると見られ、クイックネスや跳躍力に秀でてもいないハワードですが、ディフェンスとのスペースを作る技術に長け、自分のスペースを確保すると正確無比なシューティングで得点を量産しました。
得点技術においてはカレッジでハワードの右に出るプレーヤーは存在しませんが、それはボールを持ってこその話。
対メリーランド大戦では、サイズでもアスレティック能力でも上回るウイングプレーヤー達にディフェンスされ、ボールを持たせてもらえず。この試合では昨季のシーズン最低得点の6得点に終わっています。
ハンドリングやパッシングの技術も高いが、カレッジではスコアリングに専念。NBAでは、ボールハンドラーとしてどこまでゲームメイクが出来るかも現段階では不透明です。
また、身長比でのウイングスパンも短いと予想され、横のクイックネスも並。ディフェンスではハワードよりサイズの高いガード、クイックネスに優れるガードへの対応が懸念されます。
最近はウイングにもゲームメイクの出来るプレーヤーが出てきているので、その手のタイプと組ませてNBAでもスコアラーとして起用した方が活躍しそうな気がしている。
予想指名順位は2巡目からドラフト外
ハワードの得点技術がカレッジ最高水準にあることに疑いの余地はありませんが、アンダーサイズのスコアリングガードがNBAからどこまでの評価を受けるものでしょうか?
ハワードと同様のタイプの選手としては、昨年のドラフトで2巡目33位で指名を受けたカーセン・エドワーズが思い出されます。エドワーズの場合、身長こそ低かった物の、それをカバーしてくれるだろう驚異的なウイングスパンがありました。
致命的になり兼ねない懸念事項を持つ、ハワードの予想指名順位は2巡目からドラフト外辺りでしょうか。数年後には日本のBリーグに来てくれても面白いかなという気がしています。