NBAドラフト2020:オレゴン大の絶対的エース、ペイトン・プリチャード

フレッシュマンから4シーズンに渡り主力としてオレゴン大を支えてきたポイントガード、ペイトン・プリチャード

フレッシュマンのシーズンには、ディロン・ブルックス等とNCAAトーナメントのFinal4も経験しています。

シニアとなった昨季は更に大きくステップアップし、1stチームオールアメリカン、カンファレンスの最優秀選手賞等、多くの個人賞を獲得し、カレッジを代表するプレーヤーに成長。


シーズン終了後にはYoutuberデビューも果たし、その高いドリブルスキルを披露しています。


プロフィール

氏名ペイトン・プリチャード
カレッジオレゴン大
学年シニア
生年月日1998年1月28日
ESPN
ランキング
54位(2016)
ポジションPG
出身校ウェストリンハイスクール
主な個人賞
ルート・オルソン賞(2020)
ボブ・クージー賞(2020)
コンセンサスオールアメリカン1stチーム(2020)
Pac-12最優秀選手賞(2020)
U19ワールドカップオールスターファイブ(2017)
特記事項シーズン終了後にYoutuberデビュー。
2015年に3X3のU18ワールドカップに出場。
長所・どこからでもシュートを沈める広いレンジ
・リング周辺での的確なフィニッシュスキル
懸念事項・身体的には平凡

スタッツ

出場時間(分)FG%3PT%FT%OFF RebDEF RebREB
36.646.841.582.10.73.64.3
ASTBLKSTLPFTOPTS
5.501.522.720.5

アドバンスドスタッツ

USG%OFF RTGDEF RTG+/-TS%OFF REB%
28.20%122.8100.622.2060.60%2.50%
DEF REB%REB%AST%STL%BLK%TO%
12.50%7.80%31.50%2.50%0.10%14.00%

ハイライト

カレッジを代表する攻撃型ガード

オレゴン大の絶対的エース、ペイトン・プリチャード

昨季はこれまで以上に積極的なオフェンスを見せ、平均得点は20点を超え、対アリゾナ大戦ではキャリアハイの38得点を記録しました。

強気なプレースタイルが持ち味で、スペースがあればコートのどこからでもシュートを沈める。レンジの広いアウトサイドシュートに目が行きますが、リング周りでのフィニッシュスキルも確実。

派手なプレーこそ少ないけれど、適切なステップワークと左右の手の使い分けで、自身より大きくアスレティックなディフェンスを巧みにかわし、フィニッシュ出来るのが魅力です。

得点効率の高い選手でTS%は60.6%と優秀。この数字はカレッジを代表するスコアラーのマーカス・ハワードをも上回ります。

サイズやクイックネス、跳躍力はカレッジの中でも平凡。ディフェンスでの存在感はあまり期待出来ないですかね。

予想指名順位は2巡目

NBAでは身体的に並以下ではあるが、確かな実績のあるプレーヤー。得点力が魅力のガードですが、昨季はキャリアハイの平均5.5アシストを記録し、ゲームメイクも向上させています。

2巡目で堅実な控えポイントガードを探すチームとマッチするでしょう。

今年は多くの上級生ガードがドラフト候補に揃いますが、カレッジで着実な成長を見せてきたシニアのガード達は、経験・成長の実績という点で安心の指名となる可能性が高いのでは?というのが持論です。

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