チェット・ホルムグレンが学年No1を奪取
アメリカの大手スポーツメディア、ESPNによる有望高校生のランキングが更新されています。
今年最上級生になるclass of 2021では、これまで学年1位の座を守ってきたコンゴ共和国出身のジョナサン・クミンガがclass of 2020に学年変更。
クミンガの学年変更で空位となった学年1位にはミネハハアカデミーのチェット・ホルムグレンが輝きました。
父親がディビジョン1のチームでヘッドコーチを務めているお蔭か、ボールドウィンのプレースタイルは優等生的でコーチ受け抜群。
今年最上級生になるclass of 2021では、これまで学年1位の座を守ってきたコンゴ共和国出身のジョナサン・クミンガがclass of 2020に学年変更。
クミンガの学年変更で空位となった学年1位にはミネハハアカデミーのチェット・ホルムグレンが輝きました。
プロフィール
ハイライト
スキルフルな7フッター、チェット・ホルムグレン
学年No1の座を奪取したチェット・ホルムグレンは、昨年の夏にステファン・カリー相手にカリーの得意とするムーブを披露し、SNSで有名に。7フッターにも関わらず、器用なハンドリングとアウトサイドシュートを売りとするユニークなプレーヤーで、長さと機動力を武器としたブロックにも定評があります。
昨季までチームメイトにだった、ジェイレン・サッグスとはAAU、中学、高校と長きに渡ってチームメイト。サッグスが在籍していた昨季までは、ホルムグレンは使われる側の選手でしたが、サッグスの卒業した今季、ホルムグレンにはチームの大黒柱としての独り立ちが期待されます。
上位層は小粒だけれど実用的な学年
これまで学年1位を守っていたクミンガはclass of 2020に学年変更。Class of 2020でTOP10にランクインするケンタッキー大進学予定のテレンス・クラークも元々はclass of 2021でTOP5にランクインしていた選手でした。
学年を代表する2人が学年変更をしたことで、class of 2021の上位層は比較的小粒な印象。
スケール感は小さめですが、class of 2021の上位には現代的な選手が並びます。
学年2位にランクされるパトリック・ボールドウィンJrはスモールフォワードとパワーフォワードの両ポジションでプレー出来るサイズを備えた大型シューター。
父親がディビジョン1のチームでヘッドコーチを務めているお蔭か、ボールドウィンのプレースタイルは優等生的でコーチ受け抜群。
クイックネスや跳躍力には欠けますが、高精度のアウトサイドシュート、ディフェンス意識の高さを備え、アンセルフィッシュなチームプレーヤーであるボールドウィンはNBAレベルでも多くのチームが欲しがる逸材でしょう。
学年3位に食い込んだのは万能タイプのインサイドプレーヤー、パオロ・バンチェロ。
名前から分かる通りのイタリア系で、今年の夏はイタリア代表合宿への参加も予定されていたバンチェロは、ウイングからのオフェンススキルや広い視野が売りの現代的なプレーヤーです。
新型コロナの影響で、今シーズンが通常通りに執り行われるかは不透明ですが、今回名前を挙げた3人は今季の高校バスケの主役候補。名前を覚えておいて損はないでしょう。
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