フロリダ大のアンドリュー・ネンバードがゴンザガ大へ

カナダ出身のポイントガード、アンドリュー・ネンバード。

強豪のモントバーデアカデミーを卒業後はフロリダ大に進学。フロリダ大で2シーズンプレーし、今年もアーリーエントリーを表明していましたが撤退。それと同時にフロリダ大からの転校を決めていました。

ゲームコントロールに優れるネンバードの転校先には、デューク大やUSCも候補として名前が出ましたが、彼が選んだのは八村塁選手の母校として日本でも知名度の高いゴンザガ大でした。



高校時代にはRJ・バレットの相棒として全米制覇を経験


昨季、フロリダ大で11.2得点5.6アシストを記録したネンバード。フロリダ大での1年目にはSECオールフレッシュマンチームにも選出されています。

出身はカナダで、フル代表のメンバーとして2019年のワールドカップにも出場。チーム3位となる平均2.4アシストを記録しました。

高校時代はフロリダのモントバーデアカデミーに在籍。ディアンジェロ・ラッセル、ベン・シモンズ等を輩出している強豪で、下級生から主力としてプレーしていました。

同学年で同じくカナダ出身のRJ・バレットの相棒としてタレント揃いのチームを統率。バレット、マイケル・デボー(ジョージア工科大)フィリップ・ペトリュセフ(ゴンザガ大)等が揃ったスター軍団をコントロールし、2018年にはモントバーデアカデミーを全米制覇に導きました。

ネンバードは転校規定により、公式戦への出場は2021-2022シーズンからの見込です。

今年、ゴンザガ大には高校トップガードの1人、ジェイレン・サッグスが入学しますが、1年でのアーリーエントリーが濃厚。来季はネンバードがサッグスの穴を埋めてくれるでしょう。

ここ数年、ゴンザガ大のリクルートはこれまで以上に好調で、class of 2021のトッププレーヤーであるチェット・ホルムグレンの進学先候補としてもゴンザガ大の名前が挙がっています。

優れた個をまとめる司令塔としてネンバードは最適なプレーヤー。

ネンバードの弟であるライアン・ネンバードも兄同様にモントバーデアカデミーでプレーし、2021年にクレイトン大に進学予定。

カレッジでネンバード家の兄弟対決が見られるかもしれません。

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