シカゴブルズ黄金期メンバーの2世2人がカレッジで活躍中
1990年代に2度のスリーピートを達成したシカゴブルズ。その黄金期を支えたプレーヤー2人の息子が、現在カレッジで活躍中という事をご存知でしょうか?
マイケル・ジョーダンの相棒として、オールラウンドなプレーで活躍したスコッティ・ピッペンの息子、スコッティ・ピッペンJrがバンダービルト大で、ブルズの後期3ピートに貢献したロン・ハーパーの息子、ロン・ハーパーJrがラトガース大でエースとして活躍中。
ちなみに、この2人程のインパクトは残していませんが、後期3ピートの守護神、デニス・ロッドマンの息子であるDJ・ロッドマンもワシントン州立大のソフォモアとしてプレーしています。
3年目で飛躍を遂げたロン・ハーパーJr
ラトガース大のジュニア、ロン・ハーパーJr。
ソフォモアのシーズンには、カンファレンスのHonorable Mention(健闘賞)に選出。今季の開幕前には、カレッジの最優秀選手賞であるウッデン賞、カレッジ最優秀スモールフォワード賞のジュリアス・アービング賞の注目選手に選出され、飛躍が期待されました。
その期待通りに、平均得点を昨季の12.4得点から23.4得点に大きく伸ばし、エースとしてチームを牽引。ハーパーの活躍もあり、ラトガース大はここまで7勝1敗の好成績を残し、全米ランキングでも14位にランクインする躍進を見せています。
成功率50%の3PTと、クイックでは無いけれど111.1kgの屈強なフィジカルから繰り出されるドライブから得点を量産中。カンファレンスゲームでも活躍を続けることが出来れば、父に続いてのNBA入りも現実となりそうです。
スコッティ・ピッペンJrも覚醒中
※公式から出ているハイライトが無いので、高校時代のハイライトを
ヴァンダービルト大でプレーするスコッティ・ピッペンJr。
高校時代は注目選手が目白押しのシエラキャニオンスクールでプレーしていたので、当時からメディア露出は高め。今年NBAドラフトで指名を受けた、カシアス・スタンリー、ケニオン・マーティンJrと共に、チームのカリフォルニア州大会2連覇に貢献しました.
登録身長は6フィート1インチ(185.4cm)と父に比べるとかなり小さめですが、父譲りのディフェンスと勝負強いアウトサイドシュートが魅力のガードです。
フレッシュマンの昨季から、チームの主力ガードとしてプレーし、平均12.0得点3.6アシストの活躍で、カンファレンスのオールフレッシュマンチームに選出されています。主力が卒業やアーリーエントリーで去った今季は一躍チームのエースに。平均22.6得点4.6アシストと飛躍を遂げました。
チーム成績はここまで4勝3敗と厳しめ。カンファレンスゲームでは格上との対戦が続くと考えると、成績は更に下降していくでしょう。しかしながら、ピッペン個人は十分にNBAを狙えるレベルにあり、元チームメイトであるスタンリー、マーティンに続く日はそう遠くないでしょう。
私的には、ピッペンがNBAをするのは、父の様にカレッジで身長を大きく伸ばした場合だと考えていたので、変わらぬ身長でここまでの活躍は驚き。もし、ここから身体的な成長を迎える事となれば、1巡目指名も夢では無いでしょう。
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