カレッジNo1プレーヤーを予想する
数あるカレッジ最優秀選手賞の中でも、最も権威のある賞の1つJohn R. Wooden Award(ウッデン賞)。現地時間2021年2月1日に、今季の有力受賞候補者20名が発表されました。
御覧の通り、過去の受賞者は皆APランキング上位校から選出され、2019年のザイオン・ウィリアムソンを除けば、皆チームのリーディングスコアラーでした。
ここからは僕の予想になってしまいますが、有力候補はベイラー大のジャレッド・バトラー、ゴンザガ大のコーリー・キスパート、アイオワ大のルカ・ガーザでしょう。
過去にはラリー・バード、マイケル・ジョーダン、ティム・ダンカン等、錚々たるレジェンド達が受賞してきたウッデン賞。昨季はデイトン大のオビ・トッピンが受賞しています。
八村塁の母校として日本人にも御馴染みのゴンザガ大からは、最多の3名が候補者入り。全候補者が気になる方はコチラをどうぞ。
過去の受賞者は?
今季の受賞者を予想する上で、まずは過去の受賞者を見ていきましょう。過去5シーズンにウッデン賞を受賞したプレーヤーは下記の通り。
※APランキングはシーズン終了時点での最終順位
そこで、
・APランキング10位以内
・チームのリーディングスコアラー
という条件を設定し、候補者名の中から当てはまるプレーヤーを見てみましょう。
有力候補は?
今回の発表された候補者20名の中で、上の2つの条件を満たすプレーヤーは下記の6名。
アイオワ大のルカ・ガーザ
ゴンザガ大のコーリー・キスパート
ベイラー大のジャレッド・バトラー
バトラーとキスパートは今季のカレッジでは頭1つ抜けた存在のゴンザガ大とベイラー大のエース、ガーザはNCAAディビジョン1のスコアリングリーダーと、この3人の活躍は他の候補者からも一線を画します。
強豪ひしめくカンファレンスのBig 12でチームを無敗に牽引する司令塔のバトラー。平均得点でNCAAディビジョン1でトップのゴンザガ大のオフェンスを高確率のアウトサイドで支えるキスパート。絶対的なパワーと巧みなスキルでカレッジのインサイドを蹂躙するガーザ。この中から誰がウッデン賞を受賞しても驚きはありません。
僕の好みとしては、オクラホマ州立大のケイド・カニングハム、ゴンザガ大のジェイレン・サッグス、USCのエバン・モーブリーのフレッシュマンにも注目をしていきたいのですが、過去にフレッシュマンでウッデン賞を受賞したのはケビン・デュラント、アンソニー・デイビス、ザイオン・ウィリアムソンというメンバー。今年のフレッシュマン達も完成度が高く良いプレーヤーですが、過去の受賞者と比較するとインパクトに欠けてしまうかな。
今季の受賞者は、NCAAトーナメント終了後の4月に決定される予定です。
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