UNCのビッグマン、デイロン・シャープがNBAドラフトへ
カレッジのシーズンも終わりへと向かい、既にシーズン終了を迎えたチームのプレーヤーはそのまま進級するのか、転校で新天地へ向かうのか、はたまたNBAドラフトにアーリーエントリーをするのか、選択の時期を迎えている。
名門ノースカロライナ大(UNC)のビッグマン、デイロン・シャープはNBAドラフトにアーリーエントリーを表明したプレーヤーの1人。平均9.5得点7.6リバウンドを残したシャープは1年でカレッジを去り、NBAに挑戦する決意をしました。
Dreams to reality‼️ pic.twitter.com/UmWocjDkyk
— Dayron sharpe (@dayron_sharpe) March 24, 2021
デイロン・シャープ
ポジション:C/PF
所属:ノースカロライナ大
生年月日:2001年11月6日
登録身長:6フィート11インチ(210.8cm)
出身:モントバードアカデミー(フロリダ州)
ESPNランキング:12位(class of 2020)
主な受賞歴:ACCオールフレッシュマンチーム (2021)/マクドナルドオールアメリカン(2020)
スタッツ
ハイライト
王道を進む正統派ビッグマン
高校バスケ界の名門モントバードアカデミーでプレーし、オクラホマ州立大のケイド・カニングハム、フロリダ大のスコッティ・バーンズ、アーカンソー大のモーゼス・ムーディと共にチームをシーズン無敗に牽引。
シーズン終了後はマクドナルドオールアメリカンに選出され、これまたNCAAディビジョン1の名門であるUNCに進学と、アメリカバスケットボール界の王道を進む正統派のビッグマン、デイロン・シャープ。
パワフルでエナジー溢れるプレーでカレッジでもインサイドを席巻。一見スタッツはパッとしないが、今季のUNCのインサイドがタレント過多であり出場時間が限定された事を考慮に入れれば、数字も違って見えてくるだろう。機動力とパワーを駆使してリバウンドをもぎ取るシャープは、他チームであれば平均ダブルダブルを記録していたはずだ。
シュートエリアは狭い古典的なビッグマンだが、オールラウンダーの育成に定評のあるモントバードアカデミー出身だけあって、視野の広さとパスセンスは非凡。分厚い身体はスクリーナーとしても優秀で、自身で得点を上げるだけでなく、チームオフェンスの起点となれるプレーヤーでしょう。
登録体重は120kgを超え、NBAでもペイントエリアを主戦場とするだけのパワーは十分。NBAでもハードワークで貢献してくれる事はず。
予想は1巡目後半から2巡目
まだ若く将来性が見込まれるシャープの評価は高く、1巡目指名を予想する声も。バム・アデバヨの様にNBAで大きく化けた例もあり、アデバヨ程の能力お化けでは無いが、シャープにもアデバヨの様な成長を期待してしまう。
いつの時代もビッグマンの希少価値は高く、青田買いの場であるドラフトでシャープが1巡目でその名前を呼ばれても驚かない。
UNCでは、シャープと同じくフレッシュマンのウォーカー・ケスラーが転校を表明し、チームを去る。今季はカレッジ屈指の分厚いインサイド層を誇ったUNCだが、一転来季はインサイドが悩みの種になりそうだ。
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