NCAAトーナメント2021:Sweet16出揃う
新型コロナの影響で2020年大会が中止となり、2年ぶりのNCAAトーナメント。気づけば既に2回戦までが終了しSweet16が出揃った。
Sweet16に残ったのは
- ロヨラ大シカゴ
- オレゴン州立大
- ベイラー大
- ビラノバ大
- アーカンソー大
- オーラルロバーツ大
- ヒューストン大
- シラキュース大
- ゴンザガ大
- クレイトン大
- ミシガン大
- フロリダ州立大
- アラバマ大
- UCLA
- USC
- オレゴン大
の16校。
今大会は下位シード校が上位シード校を破る"アップセット"が続出し、例年以上に混迷極めるトーナメントになっている。
PAC-12所属チームが躍進
NCAAディビジョン1の強豪カンファレンスの1つ、PAC-12。UCLAをはじめ、日本でも知られる名門校がひしめくカンファレンスだが、最近のNCAAトーナメントでの活躍はイマイチ。AP通信によるNCAAディビジョン1校のランキングでも最高位はコロラド大の22位で、他の強豪カンファレンスと比較すると評価は高いと言えなかった。
しかし、蓋を開けてみればPAC-12所属校が躍進。PAC-12からは5校がNCAAトーナメントに進出しているが、その内オレゴン州立大、UCLA、USC、オレゴン大の4校がSweet16に進出。PAC-12勢はここまで勝率9勝1敗と圧倒的な成績を残している。
一方、予想外の苦戦が強いられたのがBig Ten所属校。NCAAディビジョン1の全てのカンファレンスで最多の9校がNCAAトーナメントに出場したが、ミシガン大の1校のみ。Midwest Regionalの第1シードを獲得し、Final4の有力候補と見られたイリノイ大さえも2回戦で姿を消してしまった。
ゴンザガ大初のトーナメント制覇なるか?
八村塁君の出身校として日本でも高い知名度を誇るゴンザガ大。全ポジションにカレッジ屈指のプレーヤーを揃えるタレント層は随一。トーナメントでも他を寄せ付けない破壊力で快勝を続けている。
近年、カレッジでもトップレベルのチームとしての地位を確立しているゴンザガ大だが、NCAAトーナメントでの優勝経験は無く、最高は2017年の準優勝。Final4進出も2017年の1回のみだ。
今年のゴンザガ大はシーズン無敗を貫き、頭1つ抜けた存在。今年こそ悲願の全米制覇を達成してくれる可能性も高いでしょう。
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