GEICOナショナルズ2021:高校バスケ頂上決定戦もベスト4が出揃う
全米大会の無いアメリカ高校バスケで、実質的な全米No1決定戦に位置付けられるのがGEICOナショナルズ。今年も10校の強豪校によるトーナメントが開催され、今季の全米No1の座が争われている。
4強に残ったのは
- モントバードアカデミー
- サンライズクリスチャンアカデミー
- IMGアカデミー
- アリゾナコンパスプレップスクール
4校。今季はこの4校の力が突出しており、順当に上位シード校が勝ち上がった結果に。準決勝ではモントバードとアリゾナコンパスプレップ、サンライズクリスチャンとIMGが決勝進出を争う。
大本命不在も推しはモントバード
ケイド・カニングハム、スコッティ・バーンズ等を擁し、モントバードアカデミーが絶対王政を敷いた昨季とは異なり、今季は上位4校の実力が拮抗する戦国時代。どのチームが全米王者の座を掴んでも驚きはない。
その中で僕の推しはモントバード。ディアンジェロ・ラッセル、ベン・シモンズ、RJ・バレットと近年多くのプレーヤーをドラフト上位でNBAに送り込んでいる強豪には今年も世代屈指のタレントが集結。
エースシューターのケイレブ・ヒュースタン、高校バスケ界屈指のインサイドプレーヤーであるジェイレン・デューレン等、NBAドラフト上位指名候補が揃い、タレント層は今年も全米No1。加えて強気な司令塔のライアン・ネムハード、タフなスコアラーのラングストン・ラブと仕事人気質のプレーヤーが脇を固め、隙は無い。ベンチメンバーにも、学年上位級の選手が並ぶ。
シーズン成績は23勝1敗で、その1敗はサンライズクリチャン相手に喫したものだが、サンライズクリスチャンとは今季3度対戦し、2勝1敗で勝ち越している。
準決勝ではアリゾナコンパスプレップと対戦し、ここが今大会一番の正念場になるでしょう。アリゾナコンパスプレップは高校生とは思えないタフなディフェンスを敷くチームで、エースのタイタイ・ワシントン、シューターのジョッシュ・ドゥージェと勝負強い曲者系のプレーヤーを擁している。この試合の勝者が全米王者に輝くというのが僕の予想。
全米No1の座をかけて争われる決勝は4月3日を予定している。
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