推しメン、マイケル・フォスターがGリーグへ
ヒルクレストプレップのインサイドプレーヤー、マイケル・フォスター。今年高校を卒業するclass of 2021のフォスターは、ESPNによるプレーヤーランキングで学年7位にランクされる有望株だ。
この度、フォスターが高校卒業後の進路を公表し、class of 2021のプレーヤーでは初となるGリーグの育成プログラム行きを明らかにした。
昨年はジェイレン・グリーン、ジョナサン・クミンガ等が同プログラムに参加し、Gリーグイグナイトでプレー。グリーンとクミンガは今年のNBAドラフトで1巡目上位指名も予想される。
フォスターの有力な進路候補としてはフロリダ州立大、ジョージア大の名前も出ていたが、一足先にプロの世界に飛び込む事を選んだ様だ。
Breaking: ESPN's No. 7 overall recruit in the 2021 class, Michael Foster, told @TheUndefeated on Instagram Live today that he will be joining the G League Ignite next season. pic.twitter.com/PsKe8NnDjo
— SportsCenter (@SportsCenter) April 23, 2021
スキルフルな現代的インサイドプレーヤー
高校バスケ界を代表するプレーヤーの1人、マイケル・フォスター。ESPNランキングでは学年7位にランクされ、勿論マクドナルドオールアメリカンにも選出されている。
最近続々と良いプレーヤーが出てきているウィスコンシン州出身のプレーヤーだが、ジュニア(日本の高2相当)のシーズンからはアリゾナの強豪、ヒルクレストプレップでプレー。ディアンドレ・エイトンも輩出したチームで、シニアの昨季は平均32.2得点18.4リバウンドという驚異的なスタッツを記録したという。(高校バスケのスタッツは対戦相手のレベルでも大きく変わるので参考程度に)
高校生ながらに屈強なフィジカルと卓越したスキルを誇るフォスター。インサイドプレーヤーながら、ハンドリングやアウトサイドシュートを得意とし、プルアップやステップバックからのスリーも難なく沈めてしまう。身長やウイングスパンはNBA水準で見れば、そこそこと予想されるが、運動能力にも優れる。
若さもあり、プレーのセレクションには改善の余地も。"運動能力を強化したアントワン・ウォーカー"というのが今の所の印象だろうか。
フィジカル、スキル共に高校生としては高いレベルで仕上がっているフォスターはプロ向きのプレーヤーと呼んでいいだろう。フォスターはNBAチームとの提携の無い昨季新設のGリーグチーム、Gリーグイグナイトでプレーし、2022年のNBAドラフトに備える事になる。
昨年はグリーン、クミンガ、アイザイア・トッド、デイシェン・ニックス、プリンシパル・シン、カイ・ソットと計6名のプレーヤーがGリーグの育成プログラムに進んだが、今年はフォスターが初。イグナイトでプレーした彼等の活躍を見れば、今年もフォスターに続くプレーヤーが出てくるだろう。
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