FIBA-U19:USA代表がトルコ相手に29点差で勝利し、快調な船出

2021年7月3日にラトビアで開幕したFIBA U19 Basketball World Cup 2021。 

連覇の期待が掛かるUSA代表は、カレッジの新フレッシュマンと新ソフォモアで構成されたメンバーで挑む。 

USA代表は大事な初戦でトルコ代表と対戦。 ティップオフから11-0とリードを築いたUSAは、そのまま危なげなく試合を進め、83-54で29点差の勝利。 

大会連覇に向け、快調な船出となった。


チャット・ホルムグレンがユニコーンっぷりを発揮


USA代表メンバーの中で、最も注目を集めるのは、来年のドラ1候補にも名前が上がる、ゴンザガ大の新フレッシュマン、チャット・ホルムグレンだろう。

7フッターの身長を持ちながら、ボールハンドラーまでこなし、アウトサイドを得意とするユニークなプレースタイルで高校バスケを席巻した逸材だ。

この試合でも13得点9リバウンド5アシスト2ブロックと、ユニコーンっぷりを存分に発揮

ペイントエリアではコンタクトの弱さも見せたが、得意の3PTを2/4の確率で沈め、ストライドの長いドライブも披露。

5本のアシストを繰り出し、視野の広さもアピールした。

アイビーとチャンドラーがオフェンスをリード

USA代表のオフェンスをリードしたのは、パデュー大ソフォモアウイングのジェイデン・アイビーと、テネシー大フレッシュマンガードのケネディ・チャンドラー。

昨季、フレッシュマンにして平均2桁得点を記録したアイビーは、ゲームハイの21得点4スティールの活躍。

前半にスティールからの速攻で叩き込んだウインドミルは、この試合で1番のハイライトプレーだった。

高校No1ガードとして名を馳せたチャンドラーは、電光石火のクイックネスでアップテンポなUSA代表のオフェンスをリードし、8得点5アシストを記録。

ディフェンスでもオールコートでプレッシャーを掛け、ボールマンを苦しませた。

アイビー、チャンドラー共にベンチからの起用だが、この大会を通して、チームオフェンスを牽引してくれるだろう。

USA代表は、次戦で前回大会の決勝で優勝を争ったマリ代表と対戦する。

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