今年もモントバードアカデミーは悪魔的に強そうだという話
アメリカ高校バスケ界屈指の強豪、フロリダ州のモントバードアカデミー。
昨季も実質的な全米高校バスケの最強決定戦、GEICOナショナルズで優勝。
今年のNBAドラフトでは、2019-2020シーズンの主力だったケイド・カニングハム、スコッティ・バーンズ、モーゼス・ムーディ、デイロン・シャープの4人が1巡目指名を受けた。
まだ本格的なシーズンの開幕には少し時間があるが、マイアミで開催されているKT Fall Classicで今季のチームがお目見え。
ハンセル・エマニュエル擁するライフクリスチャンアカデミーと対戦し、前半だけで62-13と圧倒。84-26の大差で勝利を収め、今季も悪魔的な強さは健在だ。
Montverde went crazy in the 84-26 W at the KT Fall Classic 🔥 @dariq_whitehead @Dillonmit_23 @hood_jalen @chimapaaa @MalikReneau @derikqueen1 @KwameEvansJr @mvabasketball @cilkm pic.twitter.com/W3hSlt5L8i
— BallerTV (@BallerTV) September 11, 2021
今季も全米屈指のタレントが集結
GEICOナショナルズを制覇した昨季のチームからは、スターティング5の内4人が卒業したが、今季も例年通りに有望な転校生が。
最上級生のclass of 2022ではESPNランキングで11位のビッグマン、ビンセント・イウチュク、同16位でケンタッキー大にコミットしているガードのスカイ・クラーク、同18位のウイング、ディロン・ミッチェルと3人もの5星プレーヤーが加入した。
下級生でもclass of 2023でESPNランキング3位にランクされるウイングのクワミ・エバンス、class of 2024で2位のデリク・クイーンが加入し、下級生にもNBA候補が揃う。
昨季のスターティング5は4outでサイズの大きいチームでは無かったが、今季はイウチュクとクイーンの加入でスケールアップ。
class of 2022のESPNランキングの上位25人にモントバードから6人がランクインし、昨季以上のタレントが集結した。
最上級生となったホワイトヘッドがチームのエースに
NBA候補生だらけの今季のモントバードでエースを務めるのは、デューク大にコミットしているウイングのダリク・ホワイトヘッド。
途中から転入で加入するプレーヤーが多いモントバードにあって、ホワイトヘッドは下級生の頃から同校に所属し、主力として活躍してきたプレーヤーだ。
攻守に優れるアスレティックな2wayプレーヤーで、年々3PTシュートの成功率にも磨きが掛かっている。
この試合でもティップオフ早々に軽々とダンクを叩き込むと、終始余裕のあるプレーを披露し、格の違いを見せつけた。
近年、モントバードから多くのプレーヤーがドラフト上位指名を受け、NBA入りを果たしているが、ホワイトヘッドも例に漏れず、来年のドラフトで上位指名を受ける事になるだろう。
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