ケンタッキー大がエキシビジョン初戦に難なく勝利
カレッジバスケ界屈指の強豪校、ケンタッキー大(UK)。
近年、多くのプレーヤーをNBAに輩出し、今季もNBA候補生を多数擁するUKがシーズン開幕前にエキシビジョンを実施。
NCAAディビジョン2のケンタッキーウェスリアン大と対戦。
危なげないゲームを展開し、95-72で勝利。シーズン開幕に向けて弾みを付けた。
Starting 5️⃣ for tonight's exhibition 😼 pic.twitter.com/erjcD6bVjP
— Kentucky Men’s Basketball (@KentuckyMBB) October 29, 2021
キーオン・ブルックスがチームを牽引
今季のエキシビジョン初戦で、UKのスターティングラインナップは
- シャビール・ウィーラー
- タイタイ・ワシントン
- ケラン・グレイディ
- キーオン・ブルックス
- オスカー・シブエ
の5人。
フレッシュマンはワシントンのみと、UKにしては珍しく上級生が並ぶラインナップだが、昨季からUKに在籍していたプレーヤーはジュニアのブルックスのみ。
ブルックスは成熟度に欠けるチームを試合開始から牽引。
ダイナミックなプレーと高精度のスリーポイントでチームハイタイの18得点を叩き出し、UKをリードした。
フレッシュマンのワシントンもブルックスに並ぶ18得点を記録。
スリーポイントは3/3で成功率100%。
チームオフェンスの中の流れの中で正確無比なシュートを決める姿は、さながら必殺仕事人の様だった。
インサイドにはシブエがエナジー溢れるプレーで君臨。11得点10リバウンドを奪い、難なくダブルダブルを達成した。
10リバウンドの内5リバウンドはオフェンスリバウンドで、パワーと機動力に優れるシブエのプレーには数字以上のインパクトがあった。
また、この試合では5人が2桁得点を記録し、今季のUKは例年以上に戦力として計算出来るプレーヤーが多い。
シーズン中は各プレーヤーの調子や対戦相手のメンバー構成次第で、ラインナップは柔軟に変更されるだろう。
UKはもう1試合エキシビジョンを実施した後に、シーズン開幕戦でデューク大と対戦。カレッジ屈指のタレント層を誇るチーム同士の対戦は、両校だけでなく、今季のカレッジバスケの行方を占う1戦となりそうだ。
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