パトリック・ボールドウィンJrの活躍でミルウォーキー大がシーズン2勝目を挙げる

今季イチオシのフレッシュマン、ミルウォーキー大のパトリック・ボールドウィンJr(PBJ)。

ESPNランキングで学年5位にランクされ、多くの強豪校からリクルートを受けたPBJだったが、父がヘッドコーチを務めるホライゾンリーグのミルウォーキー大に進んだ。

開幕戦こそ勝利したミルウォーキー大だったが、その後は6連敗。PBJも故障により直近の3試合を欠場していた。

PBJの復帰戦となったホームでの対ロバートモリス大戦。PBJはキャリアハイを更新する26得点の活躍でミルウォーキー大が77-69で勝利。チームにシーズン2勝目をもたらした。


世代屈指のエリートシューター、パトリック・ボールドウィンJr

※ハイライトがアップロードされれば、ハイライトに変更します。

高校では下級生の頃から学年トップレベルのプレーヤーと目されてきたPBJ。

高校ラストシーズンの多くを怪我で棒に振ったが、今夏のU19ワールドカップのUSA代表メンバーにも選出され、グルーガイとしてアンセルフィッシュなプレーで世界制覇に貢献した。

故障からの復帰戦となったこの試合、ロバートモリス大のゾーンディフェンスに対し、前半からPBJのスリーポイントが火を噴いた。

スリーポイントを5/5で沈め、前半だけで19得点。序盤劣勢だったチームを勢いづけ、シーズン2勝目に導いた。

PBJはスリーポイントシュートだけでなく、ハイポストからのミッドレンジジャンパーやフローターでロバートモリス大のゾーンディフェンスを攻略。ハイポストではパスの中継地点としても機能した。

身体能力押しのプレーヤーではないが、一定以上の機動力はあり、サイズの利と合わせてガードのドライブにも対応。26得点7リバウンド3アシスト2ブロックとオールラウンドな活躍を披露した。

現代バスケットにおいて重要性の高いシューターだが、PBJ程のシューティングスキル、サイズ、オールラウンドなスキルセットを有する19歳はそう多くない。

2022年のドラフト候補生として、是非押さえておいてほしいプレーヤーの1人だ。

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