NCAAトーナメント2022:コーチKのラストダンスは続く
2022年のNCAAトーナメント、ウェストリージョンの決勝は第2シードのデューク大と第4シードのアーカンソー大との対戦に。
名将コーチKが今季での勇退が決まっており、コーチKのラストダンスを飾りたいデューク大にとっては、絶対に負けれらない大一番。
出場7人中6人が9得点以上をあげるバランスの取れたオフェンスで、デューク大がアーカンソー大のディフェンスを攻略。78-69で悲願のFINAL4進出を果たした。
立ち上がりに連続ターンオーバーを犯し、後れを取ったデューク大だったが、ビッグマンのマーク・ウィリアムスがインサイドで奮起し、リードを奪取。
その後も、パオロ・バンケロやウェンデル・ムーアJr等がテンポ良く得点。前半終了のブザーと同時にトレバ―・キールズが3PTを沈め、デューク大が45-33の12点リードで前半を終えた。
後半に入り、アーカンソー大もJD・ノーテやジェイリン・ウィリアムス等を中心にデューク大を追撃するが、デューク大は今日ゲームハイの18得点を記録したAJ・グリフィンが後半だけで12得点。
堅守を誇るアーカンソー大をデューク大が個の力で攻略。78-69で勝利し、2015年以来のFINAL4進出を決めた。
今大会、安定した活躍を見せているバンケロは、ウェストリージョンの最優秀選手にも選出された。
これまではFINAL4進出回数で伝説の名将ジョン・ウッデンと並び、12回の最多タイ記録を保有していたが、今回の出場で単独首位に浮上。
また、NCAAトーナメントで通算101勝目をあげ、NCAAトーナメント通算勝利数記録も更新中だ。
次戦の対戦相手は、ノースカロライナ大(UNC)対セントピーターズ大戦の勝者。
UNCはデューク大の最大のライバル校で、セントピーターズ大は第15シードからELITE8にまで勝ち上がってきた今大会のシンデレラチーム。
どちらが勝ち上がって来ても話題性は高いが、ここはUNCの勝利を期待したい。
デューク大はレギュラーシーズンの最終戦、ホームコートでUNCに黒星を喫しており、コーチKをUNCに負けたまま引退させる事は出来ないはずだ。
FINAL4でのライバル対決が実現すれば、歴史に残る1戦になる事間違いなし。
デューク大はコーチKのラストダンスを最高の形で締めくくる事が出来るだろうか?
Coach K passes John Wooden for most #MFinalFour appearances all-time 👏#MarchMadness pic.twitter.com/spDjquTyJj
— NCAA March Madness (@MarchMadnessMBB) March 27, 2022
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