NCAAトーナメント2022:スタメン全員2桁得点でデューク大が初戦に快勝

遂に開幕した今年のNCAAトーナメント

イーストリージョン第2シードのケンタッキー大が第15シードのセントピーターズ大に初戦で敗戦を喫するなど、例年通りに波乱が続出している。

名将コーチK、最後のNCAAトーナメントを迎えるデューク大は、ウェストリージョン第2シードでトーナメントに出場し、初戦で第15シードのカリフォルニアステイト大フラートン校と対戦。

立ち上がりから高確率でアウトサイドシュートを沈め、78-61で勝利し、快調な船出を切った。



スタメン全員2桁得点で快調な船出を切る


コーチK最後のNCAAトーナメントの初戦。

デューク大のメンバーはナーバスになる事も無く、序盤から快調にアウトサイドシュートを沈め、17-4と序盤でセーフティリードを築いた。

その後、6点差まで詰め寄られるが、前半を37-27の10点リードで終えると、後半は終始2桁以上のリードで試合を進め、78-61で快勝を収めた。

17得点を記録した、フレッシュマンのパオロ・バンケロを筆頭に、デューク大はスターティングメンバ―5人全員が2桁得点とバランスの良いオフェンスを展開。

司令塔のウェンデル・ムーアJrも13得点6リバウンド6アシストでオールラウンドに貢献。

ディフェンスでは、5ブロックを記録したマーク・ウィリアムスがペイントエリアで抜群の存在感を示した。

コーチK門下のフレッシュマンとして、NCAAトーナメントのデビュー戦で15得点10リバウンド以上を記録したのは、ジェイソン・テイタム、RJ・バレットに次いで3人目。

加えてバンケロは4アシストも記録し、単なるスコアラーとしてだけでなく、タレント揃いのチームを動かす潤滑油としても機能している。

バンケロの様にインサイドからゲームメイクの出来るプレーヤーがいる事で、攻撃力抜群のウイング陣も、その力を遺憾なく発揮してくれる事だろう。

バンケロはトーナメントデビューでダブルダブル


デューク大のフレッシュマン、パオロ・バンケロは今年のNBAドラフトでも上位指名が予想される有望株。

この試合でも17得点10リバウンドのダブルダブルを記録し、鮮烈なNCAAトーナメントデビューを果たした。 コーチK門下のフレッシュマンとして、NCAAトーナメントのデビュー戦で15得点10リバウンド以上を記録したのは、ジェイソン・テイタム、RJ・バレットに次いで3人目。

加えてバンケロは4アシストも記録し、単なるスコアラーとしてだけでなく、タレント揃いのチームを動かす潤滑油としても機能している。

バンケロの様にインサイドからゲームメイクの出来るプレーヤーがいる事で、攻撃力抜群のウイング陣も、その力を遺憾なく発揮してくれる事だろう。


次戦では名将同士の対戦が実現


初戦を勝利したデューク大は、次戦でミシガンステイト大(MSU)と対戦。

MSUのヘッドコーチ、トム・イゾーは1995年からMSUのヘッドコーチを務め、2000年にはNCAAトーナメント優勝を達成。MSUを8度もFianl4に導き、既に殿堂入りも果たした名将だ。

両校は2019年のNCAAトーナメントでも対戦。Final4進出を争い、ザイオン・ウィリアムソンやRJ・バレット等を擁したデューク大にMSUが1点差で勝利を挙げた。

今大会、MSUは第7シードで出場し、初戦では第10シードのデイビッドソン大相手に74-73で辛勝。

タレント層で見れば、デューク大が有利だが、MSUには経験値の高い上級生が揃い、一発勝負のトーナメントでは何が起きるか分からない。

名将同士の最後の対戦は日本時間3月21日の早朝6時15分開始を予定している。

コメント