この夏気になるNBA2世プレーヤーまとめ
昨今活躍の目立つのが、NBAプレーヤーを父に持つ所謂"2世プレーヤー"。
今年のドラフトでも元NBAプレーヤーであるジャバリ・スミスの息子、ジャバリ・スミスJr、現在はトロントラプターズでコーチを務めるエイドリアン・グリフィンの息子、AJ・グリフィンの上位指名が予想されている。
今回は、この夏のAAUシーズンで注目されるであろう高校生2世プレーヤーのまとめを。
ちなみに、class of ~は高校の卒業年を表しており、今年高校の最上級生となるのがclass of 2023です。
所属:カムデンハイスクール(ニュージャージー州)
学年:class of 2023
ポジション:SG/PG
祖父も元NBAプレーヤーのミルト・ワグナーで、DJがNBA入りを果たせば、史上初の3代続けてのNBAプレーヤーという事でも注目を浴びています。
電光石火のファーストステップから繰り出されるドライブが野性味があり、卓越したボディバランスからのフィニッシュは多彩で高精度。
安定感には欠けるけれどアウトサイドシュートも当たり出したら止まらない爆発力があり、ハンドラーとしての視野も広い。
ディフェンスにおいても、アグレッシブにプレッシャーを掛け、攻守に貢献度の高いコンボガードだ。
ESPNによるランキングでは、常に学年No1の評価を受けてきたプレーヤーで、カレッジ、そしてその先での活躍も期待される有望株。
進路はまだ未定で、有力な進学先としては、メンフィス大で父のデュワンを指導したジョン・カリパリが率いるケンタッキー大やルイビル大の名前が挙がっている。
所属:シエラキャニオンスクール(カリフォルニア州)
学年:class of 2023
ポジション:SG/PG
下級生の頃から注目を集めてきたブロニーも、今年で高校の最上級生に。
タレント層の厚い強豪校でプレーしてきたが故、これまではロールプレーヤーとしてプレーしてきたが、来季は遂にチームの主役となるはず。
父親譲りの高い身体能力と高精度のアウトサイドシュート、固いディフェンスを武器とするコンボガードで、現在はESPNによる有望高校生ランキングで学年40位にランクされている。
レブロンを父に持つ故、過度な期待を向けられるが、それを意に介さないかのような堅実なプレーとメンタルタフネスも魅力の1つ。高校ラストシーズンに大きな飛躍を見せてくれるかもしれません。
ちなみにブロニーの弟、ブライス・ジェームスもclass of 2025に属し、シエラキャニオンスクールでチームメイトとしてプレーする。
所属:ジェズイットハイスクール(カリフォルニア州)
学年:class of 2023
ポジション:SF
父親譲りの正確無比なアウトサイドシュートを武器に、今夏その評価を上げている注目のプレーヤー。
現在は247Sportsによる有望高校生ランキングでは、学年73位にランクインしています。
今夏は注目度の高い強豪AAUチーム、コンプトンマジックでプレーしており、ここから更に評価を上げて行く事も十分に考えられる。
現時点でも、UCLA等、多くの強豪カレッジからオファーを受けており、父に続いてのNBA入りも期待される。
所属:クリストファー・コロンバスハイスクール(フロリダ州)
学年:class of 2025
ポジション:PF
今風のスキルフルなインサイドプレーヤーで、ESPNランキングでは学年1位に君臨している。
父同様にPFだが、ハンドリングやアウトサイドシュートも得意とする現代的なタイプ。フレッシュマンにして3PTシュートやドライブもお手の物だ。
機動力も高く、順調に成長すれば、将来的にはパオロ・バンケロの様なタイプになれるだろう。
今季はフレッシュマン(日本の中3相当の学年)ながら、主力としてチーム史上初の州大会制覇も達成。
ブーザーの息子で、名前がキャメロンならば、進学先はデューク大で決定的だろうか?
所属:クリストファー・コロンバスハイスクール(フロリダ州)
学年:class of 2025
ポジション:SG/PG
身長は一回り以上小さく、コンボガードとしてプレーしているが、身体能力の高さはではキャメロンを凌駕する。
フィジカルコンタクトに強く、ドライブや速攻からの決定力の高さはピカイチ。
オフボールの動きも賢く、バックドアからのダンクは彼の得意プレーの1つ。
屈強なフィジカルからディフェンスでも存在感を見せる2wayプレーヤーでもある。
学年No1の評価を受けるキャメロンには及ばないものの、学年トップレベルの評価を受けており、双子揃ってのNBA入りも決して夢では無いだろう。
所属:クライスト・ザ・キングハイスクール(ニューヨーク州)
学年:class of 2025
ポジション:SG
class of 2025のプレーヤーで、昨年高校に入学し、ニューヨークの強豪、クライスト・ザ・キングハイスクールでプレーしている。
父親譲りのスムースなシューティングが武器のスコアラーで、見る度に容姿が大人びていき、身体的にも成長中。
現時点では、ガード級の身長と見られるが、今後の成長次第では父親以上に身長が伸びる可能性も。
今の時点では、学年上位にランクされる様な評価は受けていないが、スコアリングセンスは高く、身長の成長次第では、NBA入りも期待出来るプレーヤーとなるだろう。
所属:シエラキャニオンスクール(カリフォルニア州)
学年:class of 2025
ポジション:SF/SG
フレッシュマンのシーズンからバーシティチーム(1軍)でローテーションプレーヤーとして活躍してきた兄のブロニーと比較すると、スキルが粗削りである事は否めないが、サイズでは兄を上回り、スムースなプレーからは大器の片鱗を感じさせる。
今季からは高校でもバーシティでのプレーが予想され、コート上での兄との共演が見られるだろう。
身体的に伸び盛りで、スキルとプレー強度が追い付いてくれば大化けが期待出来そう。
カーメロ・アンソニーの息子、カイヤンとも同学年で、数年後にはカイヤンとのライバル関係で注目を浴びているでしょう。
DJ・ワグナー
父:デュワン・ワグナー所属:カムデンハイスクール(ニュージャージー州)
学年:class of 2023
ポジション:SG/PG
ハイライト
スコアリングに秀でる学年No1プレーヤー
高校時代に1試合100得点を達成した伝説のプレーヤー、デュワン・ワグナーを父に持つDJ・ワグナー。ブロニー・ジェームス
父:レブロン・ジェームス所属:シエラキャニオンスクール(カリフォルニア州)
学年:class of 2023
ポジション:SG/PG
ハイライト
キングを父に持つコンボガード
NBAのキング、レブロン・ジェームスを父に持つブロニー・ジェームス。アンドレ・ストヤコビッチ
父:ペジャ・ストヤコビッチ所属:ジェズイットハイスクール(カリフォルニア州)
学年:class of 2023
ポジション:SF
ハイライト
父親譲りの正確無比なシューター
サクラメントキングスなどで活躍し、オールスターにも3度選出された名シューター、ペジャ・ストヤコビッチを父持つ、アンドレ・ストヤコビッチ。キャメロン・ブーザー
父:カルロス・ブーザー所属:クリストファー・コロンバスハイスクール(フロリダ州)
学年:class of 2025
ポジション:PF
ハイライト
現代的スキルを備える万能PF
2度のオールスターに選出されたカルロス・ブーザーを父に持つ、キャメロン・ブーザー。ケイデン・ブーザー
父:カルロス・ブーザー所属:クリストファー・コロンバスハイスクール(フロリダ州)
学年:class of 2025
ポジション:SG/PG
ハイライト
タフでアスレティックなコンボガード
キャメロン・ブーザーの双子の兄弟、ケイデン・ブーザー。カイヤン・アンソニー
父:カーメロ・アンソニー所属:クライスト・ザ・キングハイスクール(ニューヨーク州)
学年:class of 2025
ポジション:SG
ハイライト
父親譲りのスムースなスコアラー
オールスターに10度も選出され、NBA75周年記念チームにも選出されたスタープレーヤー、カーメロ・アンソニーの息子、カイヤン・アンソニー。ブライス・ジェームス
父:レブロン・ジェームス所属:シエラキャニオンスクール(カリフォルニア州)
学年:class of 2025
ポジション:SF/SG
NBAを見始めた時期にバチバチ全盛期だった選手の息子がそろそろNBAに入るかもなの感慨深いなー
返信削除その気持ちとてもよく分かります。
削除そして自分も年を重ねたなと...
DJ・ワグナー、キャメロン・ブーザーはそれぞれの学年でNo1の評価を受けており、NBA入りの可能性はかなり高いです。
class of 2023の子達は最短で2024年、class of 2025の子達は最短で2026年にドラフト入りが可能です。
凄くわかります。
返信削除それこそ、見始めた頃はデルカリーが現役で、時を経てステフが大学で活躍し始めた頃にも感じましたね。
以降、ここのサイトを参考にしたり、現地の記事を漁って2世選手や有望選手を探すようになり、誰かに話してもポカンとされる自分なりのドラフト候補を考えたり。笑
現役のメロやレブロンの息子があと数年でドラフト候補になるなんて、それもまた感慨深い。