学年No1プレーヤーのナーシル・カニングハムがOTEへ

ESPNによる有望高校生ランキングで、class of 2024(2024年に高校卒業の学年)の学年No1の評価を受けるナーシル・カニングハム。

そのカニングムが来季から高校生年代のプロリーグ、OTEに参戦する事を表明。

一方で、カニングハムはOTEからのサラリーを受け取らない事も報じられている。


ナーシル・カニングハム

学年:class of 2024
生年月日:2005年2月9日
ポジション:SG

ハイライト

スムース且つアスレティックな大器

今季まで、ニュージャージー州のギルセントバーナーズスクールでプレーしていたウイングプレーヤー、ナーシル・カニングハム。

ウイングとしても大型のサイズ、当たり出したら止まらないスムースなアウトサイドシュートと切れ味の良いハンドリングやパスセンス、更には爆発的な跳躍力も備え、将来的には大型ガードとしての成長が期待され、同学年の中で全米No1の評価を受けてきたプレーヤーだ。

カニングハムは来季からスポーツメディアのOver Timeが2021-2022シーズンからスタートした高校生年代のプロリーグ、OTE(Over Time Elite)に参戦する事を表明した。

OTEには、class of 2022のトップレプレーヤーだったエイメン・トンプソンとアーサー・トンプソンのトンプソンツインズ、class of 2023のトッププレーヤーだったジェイレン・ルイス、マット・ビューリーとライアン・ビューリーのビューリーツインズ等、これまでも世代トップクラスの高校生プレーヤーが参戦していた。

また、全米だけでなく、世界中から高校生年代のトッププレーヤーもOTEでプレーしている。

OTEの所属プレーヤーは3チームに振り分けられ、OTE内での試合や昨季は米国内の高校生年代のチームとの試合を行って来た。(高校生年代のチームと書いているのは米国内には多様な形態のチームがあるので。)

2年目となる来季は米国内の短大や、ヨーロッパのクラブチーム、他国のNBAアカデミーなどとの対戦する可能性もある模様。

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カレッジ進学の可能性も残す

さてっ、OTEに参戦するカニングハムだが、リーグから支給されるサラリーに関しては受け取らない方針である事が報じられている。

これにより、カニングハムはNCAAのカレッジに進学する可能性を残している。

NCAAではNIL(Name Image Likenessの略)による収入が認められ、プレーヤーは企業とのスポンサー契約等で金銭を得ることが認められる様になったが、プロチームとの契約にプレーの対価としての金銭の受領は認められていない。(僕の理解が正しければですが...。誤りがあればご指摘お願い致します。)

カニングハムが高校卒業後にカレッジに進学するのか、OTEや他のプロリーグでNBAドラフトに備えるのかはまだ未定との事。


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