高校トッププレーヤー、DJ・ワグナーがケンタッキー大にコミット
ESPNによる高校生プレーヤーランキングで、class of 2023のNo1に君臨するコンボガード、DJ・ワグナー。
元NBAプレーヤーの祖父(ミルト)と父(デュワン)を持ち、史上初の3代続けてのNBAプレーヤーの期待も掛かる。
当然の如く多くのカレッジ強豪校からリクルートを受けたワグナーだったが、進路はメンフィス大で父デュワンを育てたカリパリ率いるケンタッキー大、祖父のミルトをコーチングスタッフとして招聘したルイビル大の2校が最終候補にあげられた。
その2校の中から、ワグナーが卒業後の進路に選んだのは、近年多くのNBAプレーヤーを輩出するケンタッキー大だった。
祖父、父と同様、ニュージャージー州の公立校カムデンハイスクールでプレーするコンボガード、DJ・ワグナー。
下級生の頃から評価は高く、ESPNによるランキングでは、常に学年No1の評価を受けて来た。
得点力に優れるコンボガードがドライブのファーストステップは切れ味抜群。空中でのボディバランスに優れ、フィニッシュ力も素晴らしい。ゲームコントロールも年々向上中だ。
今夏はU17USA代表メンバーに選出され、チームの世界制覇にも貢献した。
アウトサイドシュートの安定感、フィジカルコンタクトと懸念事項を残すが、野性味溢れるプレーは魅力的。
クイックで野性的且つタフさも感じさせるプレースタイルからは、どことなくアレン・アイバーソンの香りも。
2005年5月生まれのワグナーはまだ17歳と、この学年の中でも誕生日は遅く、更なる成長も期待される。
ESPNランキングでワグナーに次ぐ学年2位の評価を受けるジャスティン・エドワーズ、ワグナーと高校のチームメイトで学年5位に入る7フッターのアーロン・ブラッドショウ、U16アメリカ選手権で大会MVPも受賞した学年8位のコンボガード、ロバート・ディリングハム、学年26位の評価を受けるシュート力に優れるリード・シェパードとワグナーを含め5人もの世代トップレベルのフレッシュマンが加入予定。
現時点のESPNランキング学年TOP10の内、4人からのコミットを獲得している。
リクルートに定評のあるケンタッキー大でも、これだけのタレントが揃うのは、バム・アデバヨ、ディア―ロン・フォックス、マリク・モンク等が入学したのは2016年以来だろう。
例年以上のスター候補が集まり、来シーズンのケンタッキー大も楽しみなチームになりそうだ。
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